内省

最初に言っておきます。おそらく過去一めんどくさい極まりない長文なのでご注意を。あと別に病んでもいません。結構楽しく生きてます。楽しく生きて多少の余裕があるからこそ書こうかなと思った次第です。

というわけで、ちゃんと予防線は張ったのでスタート。


これまでの人生の中で後悔していることの一つに内省を避けていたということがある。

その結果どうなっているかというと自分の気持ちが分からない。自分の心なるところに行き着くまでにいくつもの層が積み重なっていてその層の取り外し方が分からない。自分の気持ちなんか自分が一番よく分かるものでしょうとは言われるものの分からない。

しかしながら考えない方が人間関係においてはなにかと都合が良いなと思うようになって、余計に考えなくなってしまった。

人間関係においてと言ったが、これは人間関係の薄い場合にだけ都合が良いんだと思う。その人間関係が濃くなれば濃くなるほど、自分を出さなければいけなくなるほど都合は悪くなっていく。

人と接する時、この人が今一番求めている反応はなんだろうと考えることがデフォルトになってしまった。そしてその求めている反応を考えてその通りにすれば大体険悪にならずにスムーズに関係は続く。いや続かなくても余計な争いを生まずにすむ。私は自分が他者から何か直接的に傷つけられるより(傷つくなんてこともだんだん感じることが減ってしまったけど)、余計な争いで心を消費することの方が嫌だし苦手なのだ。だからその人との関係性においての最適解を見つけようとして、その人に合わせた関係性を築こうとしてきた。もちろんそれで失敗したことも多々あるけれど。

以上のめんどくさいことが根底にあるので結論、究極的に言ってしまうと一人でいることが一番楽ではある。争う必要がないし、人を嫌うとかいう自分をネガティブな方向にしか持って行かない感情もなくなるからだ。そして結構いけないなと思うのがその人の反応を予測して私も反応を返すので、関わる人によって自分も自分の意見もコロコロ変わってしまう。

でもだからこそ、何か確固たる一つのものに向かって進んでいたり、夢中になってる人をみたりすると素敵だなと思う。そしてこれはかなり矛盾していて自分でも分からない感情であるのは承知の上で言うと、一人でいるのは確実に楽な状態ではあるけれども、理解なんて求めないから誰かの特別でありたいという気持ちはある。しかし誰かにとって特別であるという状態になるにはおそらく相手に自分のことを知ってもらう必要がある。が、私自身がそれを知らないみたいな状況なのである。めんどくさいこと極まりない。

楽な生き方とそうありたい生き方の乖離が激しい。でもどちらか一方に傾きすぎるのはいけない気がするから妥協点を探っていけるといいな。今は若干楽な生き方に偏りすぎて欲がなくなってきている気がするのでね。

こんなことに目を向けなくても(というか目を向けない方が)楽に生きてはいけるんだけども、こういう内省も時には必要なのかなと思うので書き記しておく。

まあ人生長いし(分からないけどそう願って生きているので)、これからゆっくり自分のこと模索するのも悪くないかな。

いつもは「おわり。」で締めますが、この内省については時々続けていこうと思います。これからも8割はいつもの写真の振り返りをしようと思うのでそんなに頻繁にではないと思うけども。

というわけで

つづく。