見出し画像

サイコロキャラメル

10月10日(土)から始まる駄菓子絶景写真展「わく わく わく」
前回の写真展との違いや感染症対策について私の思うことや取り組みを書いていきます。

1、前回の写真展との違い

2019年9月〜2020年2月まで開催した写真展「わくわく」は写真を通して駄菓子に興味を持っていただき、駄菓子屋さんへと足を運んでいただくきっかけをつくる写真展でした。
おかげさまで微力ながらまだまだ駄菓子屋さんは現存するんだということを知っていただき、駄菓子の奥深さに気づいていただけたかと思います。

今回のテーマは「未来の駄菓子屋さんをつくろう」です。

少なくなっていく駄菓子屋さんに私が手を差し伸べることはできません。他人が干渉できない閉店せざるを得ない理由が様々あるからです。しかし駄菓子屋さんが担ってきた【駄菓子文化】は残していけるのではないかと感じます。駄菓子を販売しながら子供達の社会性と夢を育む。そんな企画やお店を創ることができれば、駄菓子文化を長く未来へ繋げられると思います。
「過去から今へ。今から未来へ。」使われすぎて意味を持たなくなってきた言葉かもしれませんが、とても大切なことだと感じます。
わくわくを未来へ。ということで「わく わく わく」というタイトルになりました。

前回の写真展と何が違うのか、具体的な話をします。

【展示する写真の枚数を増やしました】
前回の写真展は展示する写真の枚数がとても少なかったです。その原因は写真パネルの値段にあります。
データではない生の写真に触れる機会の少ない現代の子供たちに少しでも良い状態で見ていただこうと大きいサイズの良いパネルを作成しましたが一枚がとても高く、展示枚数が少なくなってしまいました。
今回も生の写真を使用しますが、はがきサイズほどです。しかし展示枚数は40枚です。前回は18枚なので倍以上に増やしています。
駄菓子屋さんの楽しさは沢山の駄菓子の中からお小遣いの範囲内で好きなものを好きなだけ買うこと。
写真展も沢山の写真を用意することで駄菓子屋さんらしいわくわく感を演出できるのでないかと思い、そのようにしました。

【各会場の展示期間を長くしました】
1週間ほどだった展示期間も、各会場2週間ほどに。長く期間を設けることでより多くの方に駄菓子の魅力、そして駄菓子絶景の活動についても伝えられるかなと思い長めに設定しました。
そして、各会場は私の大好きなお店です。是非足を運んで駄菓子以外も楽しんで頂けたらと思います。
各会場の詳細は各展示期間前に改めてご紹介します。

【駄菓子絶景グッズのコンセプトと値段設定について再検討しました】
正直なところ駄菓子絶景のグッズを欲しいと思っている人はいないだろうなとあまり力を入れていなかった前回の写真展。ポストカードはほぼ完売、売り切れるグッズもでてかなり困惑しました。そして値段が高いとのご指摘を多く受けました。
今回の写真展から駄菓子と駄菓子屋さんをモチーフ・リスペクトしたグッズを作成しました。種類はかなり少ないです。しかしその分こだわりをもって作らせていただきました。お値段もワンコインくらいを意識しています。
そしてネットでも買えるようにして欲しいとの声もあり、こちらについても考えています。もうしばらくお待ちください。

2、感染症対策について

基本的にはお店様の意向に沿って通常通りの感染症対策をしていきます。
私自身も毎朝の体温チェック、マスク着用、こまめな消毒・手洗いを欠かさず行います。
お越しの際はご自宅にて体温チェックをしていただき、マスクのご着用、入店時の消毒を行っていただきますようご協力をお願いします。
新型コロナウイルスやインフルエンザを完全に防ぐ術はありません。しかしだからといって対策を怠ってはなりません。出来る限りの対策をしてお待ちしております。

また、今後の状況によっては急な延期・中止の可能性も十分ございます。
あらかじめご了承ください。

3、私の夢

とても大袈裟に聞こえるかもしれませんが、私は駄菓子によって人生を救われました。
駄菓子と出会わなければ、ネガティブで目の前の問題から逃げてばかりの人生が続いていたかもしれません。
駄菓子と出会い、駄菓子を通じて、子供のような素直で明るい気持ちをもつ自分を見つけられました。

変わるきっかけは案外、身近にあるのかもしれません。

誰かの人生を変えることは私にはできないけれど、自分の好きなことに自信を持ってもらうことはできるかもしれない。
自分の好きなことに素直になれば、それが夢に繋がるのかなと思います。
私の好きな駄菓子を通じて、そんなことを伝えていけたらと思います。

駄菓子絶景写真展「わく わく わく」にて駄菓子の“わくわく”を是非感じてください。
以上、長文失礼しました。

駄菓子絶景 深井宏和
https://www.instagram.com/dagashi_zekkei/

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?