止まっているはずの街にフル活動する1つの店
そして迎えた強制休日
自分の店が休みになったことはまぁ売り上げ的には良くなくても、休日というのは嬉しい。
「明日亡くなって休みになるかも」という感覚は義務教育時代の明日台風来て学校が休みになるかもという期待と同じである。
街全てが止まる
しかしこの休み、ひたすら暇を味わうことになる。
というのもこの街の店すべてが臨時休業するのである。
一応危険ということなので外出は控えるべき日である。
ひきこもっていては暇。外に出ても暇。
一日中雑談をする相手もいない。
僅かな希望を探しに散歩することにした。
やはり店は閉まっており、店の前には亡くなった人の顔写真が祭られていた。
止まった街でできること
街は止まれど、人は結構いる。
何といってもバイクが多い、亡くなった人の政党の旗らしきものを振ってバイクを走らせている。
まるで昔新長田で見た暴走族のようだ。
道路を離れ、とりあえず浜辺で日サロをすることに
世界有数のビーチ
パンイチで寝転がって数分後…
後ろから物凄いスピードで野良犬が走ってきた。
わぁ!と思ったときには私の横を通りすぎ、そのまま海の中へ飛び込んでいった。
?
これが狂犬病に見られる症状なのか。
それともDMKに対しての犬なりのご冥福をお祈りしたのでしょうか?
海と浜辺の境界には人が結構いる
後先考えず飛び込んだ後、戸惑う犬と水で遊ぶ人々。
何といってもインドに多いのは水際でカップルが抱き合っているシーンである。
波が激しく流れ込み服が結構濡れてきているのにも関わらずひたすら抱き合うのである。
そんな彼らを横に私は日サロ。
残念な事に30分もすると空が曇った。
もしかしてくれ
さて海も追い出され、行き場を失った。
もしかしたら裏路地の店が開いているかもしれないと散歩することに
シャッター通り
見事なシャッター通り。
その中でも唯一開いていた店がある。
薬局。
インド人にも考える頭があるようで、閉めろと言われても薬局の重要性は感じているようです。
しかし薬局は私が楽しめるような店ではない。
DMKなんてしったこっちゃない
ルールを犯すものがいた。
そもそも閉店しましょうと誰かが言ったわけじゃないし、店を開けて捕まるわけじゃない。
そんな反発心があるのか情報が回ってきていないのか通常営業する店がたった一店舗あった。
大繁盛の理由
いつもはどこにでもある八百屋。
人だかりができている。
この店の1人勝ち。
昨日に誰が死のうと他人には結局関係ない。
皆、生きるために野菜果物が欲しいのである。
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