400万年サラリーマンをしないといけない人の話

 一般に日本人の生涯年収は2億円と言われています。

 イチローが100億円の年棒契約を結んだ際、普通のサラリーマンだったら弥生時代から働いてないと稼げない額だと聞いて、イチローすげーって思った記憶があります。

 僕はとくに夢や才能ある若者ではなかったので、やっぱ人間才能やと思い、普通に結婚して普通に働いていました。

 真面目にコツコツ働いたのと嫁の協力のおかげで、結婚前は200万円の借金があった僕が、ローンは残ってますが家を買い、3,000万円くらいの貯金は持つことが出来るようになりました。

 ところがある日、コロナの影響でウォーレン・バフェットさんが5兆円の損失を出したとのニュースを見ました。

 5兆円てどんな額やねんと思っていると、今後はジェフ・ベゾスさんの個人資産が20兆円を超えたというニュースが流れて来ました。

 100億円のイチローの時でさえ、人としての圧倒的な隔たりを感じていたのに、5兆とか20兆とかなんやねんと。

 ちなみに20兆円あればTOYOTAが買えるんですよね。

 一人TOYOTA。

 ドラゴンボールのインフレでももうちょい上手いことやるぞと。

 また凄いのが、バフェットさんにしろ、ベゾスさんにしろ、一代で財を成してるそうです。

 そんな20兆円を一般の日本人の生涯年収と言われる2億円で割ったとすると、

 20,000,000,000,000 ÷ 200,000,000 = 100,000

サラリーマンを10万回やらんといかんわけですね。

 仮にサラリーマン人生を40年として、それを10万回繰り返すとなると、

 40×100,000=4,000,000

 400万年やらんといかんという計算になりますね。

 ちなみに400万年前と言うと、アウストラピテクス・アナメンシスという猿人が現れた頃で、やっと二足歩行で森から草原に進出したあたりの頃のようです。

 いやもうバグり過ぎやろと。

 才能いうたかてそこまでかと。

 ベゾスさんにしろバフェットさんにしろ、写輪眼持ってるわけでもなければ、10秒時を止められるわけでもないのです。

 なのに一般人であれば、人類がこの世に顔を出す前からサラリーマンをやってないと稼げないほどの金を稼いでいる。。。

 このままサラリーマンを続けていていいのかと思いましたね。

 少なくとも、今までと同じことをやっていてはいけないのだと。

 お金が全てではないとは思いますが、生きていく上でお金という信用交換券はとても大事です。

 しかしこのままであれば、一度きりの人生の天井は見えているし、ある日突然クビになればもっと天井は低くなるかもしれない。

 それなら自分が今出来ることを精一杯やって、色んなワクワクドキドキ出来るようなことを探しながら生きた方が有意義なのではないかと。

 不惑の40ではなく、ワクワクを探す40を迎えられるように明日からまた改めて頑張ります。

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