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国力とは庶民の生活水準のことなのだ (ウクライナがロシアに消されてしまう前に)

思うに「野党がダメ」でなく「野党を育てよう」言うのなら在りものに頼るのでなく、わしら有権者がデザインしないといけない局面が来ているのだよな。「れいわ」や「N国」の個々の評価はさておき、既存の物でなく新規でやろうって流れは「そういうこと」なのだろう。

たださあ、10年前の日本人に「希望の野党をデザインせよ」言うても「維新」とか「みんなの党」とか「結いの党」みたいに努力した人間がガンガン勝ち上がる競争と淘汰の社会にってオーダーが勝ったと思うんよね。もちろん金持ち超優遇の税制がセットだ。

いまはどうだろうね、下記のツイートが一瞬で13万ふぁぼ付いたように「労働負荷を下げろ」というオーダー静かに国民の間に漲っているのではないか。「俺らろくに給料も貰わんと働かされ過ぎだ、いい加減にしろ」って怒りを束ねてコントロールする勢力が出てきたら?

それが真の意味での左翼の再生、マルクスの再評価ってことになるだろうね。これは予言じゃない、単なる「希望」だ。冷静に分析すればこのレース、右派ポピュリズムのほうが早く目的に到達するだろうからな。

何百万借金して大学出ても時給1000円の非正規、そのまま20年のあいだ平成のサラリーマン並みにこき使われても時給そのまんま、気が付けば老人になる前に社会的な死と物理的な死が迫ってくる、そんな馬鹿な人生がこの国力であるわけないんであってな、いや実際あるから困るんだが。

「この人生はこの国力に見合ってない」この道理に気が付かないといけない。グローバリズムでみんなハッピーなんてあり得ない、一番有利にゲームを進めたアメリカ人にしてからそうだ。

日本の国力なら特に取り柄のない単純労働者で月ベースで年齢×万円ぐらい貰えていい筈なんだよ。頑張った人にもっと報いないと?バカヤロウ!末端の労働者が頑張らされてないわけないだろう。

だいたい、ド素人の山本太郎に突っ込まれて「アウアウ」ってまともに反論さえできず、あげくのはてに実は私の理論もMMTと同じでとか言い出す時点で、現代経済学なんて金持ちのタイコモチ芸以外の何物でもないことバレてんでな。

どんだけ働いたって給料上がるでなし会社に利益が積みあがるだけなんだから、いま労働者は働いちゃ割に合わんのですよ。なあ超ネオリベ社会って共産主義と変らんやんか。党幹部とマフィアだけが肥え太るところさえすっかり同じだ。

国民の生活水準は国力に紐付けられなければならない(世界一の債権国やぞ)を新たなるナショナリズムの定義にしねえといけねえな、生活水準は実力に見合うべし(だから中国人やアフリカ人と切磋琢磨し競争せよ)というグローバリズムのせいで日本人は不幸になったのだから。

幸か不幸かコロナとプーチンさん習近平さんらのおかげでグローバリズムも終わり、冷戦と経済ブロックと保護貿易がリバイバルしようとしてますね、失われたものを取り戻しましょう。ロスジェネにはもう時間がないのですから。

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