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法政大学の野球部に入る方法

<法政大学>
監督           青木 久典(三重)
文学部史学科        パスナビ偏差値57.5-62.5

出身現役プロ野球選手

中山翔太(なかやま しょうた)
1996年9月22日生まれ。(東京ヤクルトスワローズ、履正社高校)
若林晃弘(わかばやし あきひろ)
1993年8月26日生まれ。(読売ジャイアンツ、桐蔭学園高校)
石田健大(いしだ けんた)
1993年3月1日生まれ。(横浜DeNAベイスターズ、広島工業高校)
木下拓哉(きのした たくや)
1991年12月18日生まれ。(中日ドラゴンズ、高知高校)
西浦直亨(にしうら なおみち)
1991年4月11日生まれ。(東京ヤクルトスワローズ、天理高校)
三嶋一輝(みしま かずき)
1990年5月7日生まれ。(横浜DeNAベイスターズ、福岡工業高校)
三上朋也(みかみ ともや)
1989年4月10日生まれ。(横浜DeNAベイスターズ、県岐阜商業高校)

法政大学野球部と聞いて、私が一番初めに思い浮かべるのは、元読売ジャイアンツの江川卓投手です。

江川卓氏は福島県いわき市生まれで、その後静岡県磐田郡佐久間町に移り子供時代を過ごしました。父の転勤に伴い栃木県に移住し小山中学に転校しました。当初は小山高校への進学を予定していたそうですが、中学3年の時に観た大学野球の早慶戦に感動し、当時早稲田大学・慶應義塾大学への進学の可能性が高かった作新学院高等部に進学したそうです。
1973年秋のドラフト会議にて阪急ブレーブスから1位指名を受けましたが、入団を拒否。慶應義塾大学法学部政治学科への進学を目指しましたが残念ながら受験に失敗してしまいました。江川が慶大受験に失敗したという情報がテレビニュース番組の速報として流れるなど、当時としては大きな話題になりました。慶應義塾大学受験は野球部セレクションのため「簡単な作文と面接のみだったが、作文でのミスで不合格になった」という都市伝説がささやかれました。なお実際には試験は通常の筆記試験で、江川氏本人は「日本史で、過去の出題傾向から明治以降を完全に捨ててかかったら、その年に限って近代史の問題が多く出題された」ことの影響が大きかったと分析しているそうです。
また「江川を入学させると裏口入学だと騒がれる」という思惑から「例年なら野球部セレクションによる加点があるはずが、この年に限って加点が行われなかった」という説もあり、実際この年は堀場英孝など慶應義塾大学志望の他の有力選手の中にも不合格者が相次いだそうです。
慶應義塾大学の受験に失敗した江川氏は、法政大学法学部二部法律学科へ進みました。
1976年から1977年の法大4連覇にエースとして貢献しました。
通算47勝は山中正竹の48勝に次ぐ史上2位。完封数17はリーグ記録、ベストナインにも6度選ばれました。奪三振数443個も和田毅に更新されるまでは歴代最多でした。

法政大学野球部のグランドは、法政大学川崎総合グランド内にあります。
JR南武線、東急東横線・目黒線 武蔵小杉駅下車 徒歩約10分で法政二中・高に隣接をしております。
川崎総合グラウンドの入口を入ってすぐ左に野球場があります。合宿所からは徒歩2分の近さです。
毎日、練習に励むグラウンドは面積/13.434㎡ 両翼/96mです。春、秋のオープン戦も行なわれます。
  グラウンドのバックネット裏には、放送室、観客席、野球部室、倉庫があります。放送室とバックネットは平成8年12月に建てられました。その後、平成10年9月、観客席、野球部室、倉庫が完成しました。平成14年8月にバックスクリーンが改築され、さらに、平成20年3月には全面人工芝になりより充実した練習を行なうことができるようになったそうです。
昭和51年から使われてきた前合宿所が老朽化により2001年2月8日に取り壊され、
新合宿所が2001年12月10日に完成しました。
現在は全寮制をとり、この合宿所と、第二合宿所である藤ハイムとの2つに分かれ生活しているそうです。

法政大学野球部の場合には、全寮制という事も有り、一般入試での
入部の話をあまり聞いた事がありません。基本的にはセレクションを経て入部するものだとの認識をしております。早稲田大学や慶応大学野球部の場合には野球部のホームページに、一般受験組が野球部へ入部するための
連絡先が明記されているのですが、法政大学のページには明記されておりません。もしセレクション以外で入りたい皆さんには、附属中学からの入学をお勧め致します。
偏差値は50そこそこ程度ですし、法政に進学する権利を持ちながら、早慶などの他大にチャレンジが出来ますので、非常にお得な学校だと思います。
2020年 みんなの中学・高校情報入試の偏差値を参考に受験してください。 
  
法政大学中学校        56-57
法政第二中学校        59-60

法政大学高等学校       69
法政大学第二高等学校     70

中学受験に間に合わなければ、附属高校からの入学をお勧め致します。
法政第二高等学校
もしくは法政大学に指定高推薦の枠を持った高等学校への入学をお勧め致します。

2019年秋季リーグ戦 初戦スターティングメンバー

8 舩曳海 (4年生 天理・姫路西リトルシニア) 
7 杉村泰嘉(3年生 広島新庄・高陽リトルシニア)
9 宇草孔基(4年生 常総学院・墨田リトルシニア)            
2 伊藤正剛(4年生 中京大中京・豊田リトルシニア) 
6 福田光輝(4年生 大阪桐蔭・大阪東淀川リトルシニア) 
5 杉本勇 (3年生 中京大中京・豊田リトルシニア)
3 安本敬 (4年生 静岡・静岡蒲原リトルシニア) 
4 相馬優人(4年生 健大高崎・波崎ボーイズ) 
1  高田孝一(3年生 平塚学園・中学軟式)

マネージャーを除く部員109名中2名以上の部員が入部した高校名。
                  
法政          12名  田淵幸一
法政二         12名  柴田勲
桐蔭学園         4名    
中京大中京        3名
桐光学園         2名
常葉菊川         2名
星陵           2名

法政大学の野球部は、2019年12月3日、2020年度(2020年3月卒/4月入学)「スポーツに優れた者の特別推薦入学試験」における野球部の合格者を発表しました。

一栁大地(星槎国際湘南)
尾﨑完太(滋賀学園)
武冨陸(日大藤沢)
西原健太(札幌大谷)
塙雄裕(常総学院)
山根滉太(小松大谷)
上田龍弘(城北)
久保田碧月(高川学園)
今泉颯太(中京大中京)
内海貴斗(横浜)
高原侑希(福井工大福井)
真鍋駿(広島商)
伊藤勝仁(常葉菊川)
浦和博(鳴門)
福岡大真(筑陽学園)

他の大学に比べ、パイプよりも実力を重視したセレクションを行なっているように見受けられます。
法政及び法政第二高等学校は中央大学系列の附属高校と同様の方針で、他大学の受験を寛容に許可しています。
他大学の受験を試みつつ、最終的に法政大学へ進学する事が認められているので、たとえば法政第二中学校から早稲田高等学院を受験して入学する者がいたり、他大学への受験で他大学へ進学する者がおります。
日大系列や國學院大学系列の場合は、他大学を受験するものは、上位大学への統一試験を受ける資格を放棄しなければなりませんので、他大学の受験に失敗した後で、戻ってくることが出来ません。
法政大学の付属校に籍を置きつつ、早慶へのチャレンジが可能となります。

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