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日本はお宝の玉手箱

玉手箱とは、「秘密にして、容易には人に見せられない大切な宝物」を隠すための夢の箱のことなのです。
 徐福伝説によると、不死の薬草のある蓬莱山を求めて徐福一行は二度に渡り、東へ旅立ったのでしたが、その数2千とも3千人とも言われている船団で移住して来た童子達というのは、どうやら皇族や貴族と血の繋がった親戚や、特別優秀な子供達を集めた秀才集団であったのだと考えられるのです。
 徐福と言う人物は、中国の秦朝(紀元前3世紀頃)の方士(道教修行者)でありました。
方士である徐福は秦の始皇帝の命を受けて東海の仙島に 仙薬を求めて来日したのでした。
そして徐福伝説が残る地は佐賀県、福岡県八女市、熊本、鹿児島、宮崎、和歌山県新宮市、三重県熊野市、名古屋市熱田神宮、豊川、京都府伊根町、丹後、近江平野、青森、秋田等、日本各地に存在するのです。 私も新宮市の徐福公園を訪れたことがあります。  驚くべきことに、それらの地には現在でも優秀な高校が存在し、優秀な宝の人材が輩出されている地域なのです。日本には当時の秦国を代表するような選りすぐりの人財の宝が当時送られて来たのかもしれません。
 現在の中国共産党上層部の連中は、自分だけが中国に残り、家族と財産を海外へ避難させているとも噂されていますが、秦の時代の中国でも、焚書坑儒や内戦によって国内状況が極めて不安定であった為、道教では仙人が住む聖地と考えられていた、瀛州(日本)に優秀な人材を非難させる目的で送って来たものと推測されるのです。
 そして日本は世界の宝物を集めた玉手箱であるから、その存在は秘密にして目立たなくする必要があったのです。特に大化の改新の時代になると、秦氏や藤原氏がカバラの奥義を使って、渡来人の存在そのものを隠蔽して来たのです。
ですから、これまで世界の人々も「日本の魅力」についてはあまり注目をする事がなかったのかもしれません。
 しかしながら、ハリウッドのインディジョーンズ役で有名な男優ハリソンフォード氏は、四国の剣山に失われたアークが眠っていると主張し、マッカーサーは終戦後日本に上陸するなり、仁徳天皇陵や神津島等の調査を行ったのでした。このように、一部の人々は、宝箱の存在に気が付いていたのです。
 そして日本に隠されているであろう本当のお宝は、
1) 世界最古の縄文文化
2) 失われたアーク、3種の神器 アロンの杖、マナの壷、モーゼの十戒を刻んだ2枚の石板
3) イエスキリストの十字架の罪状板
4) 失われたイスラエル十支族+ユダ二族+レビ族の血統
5) ネトリウス派キリスト教
だと考えられるのです。
そして日本のもう一つのお宝が、「寿命」なのです。
日本人の寿命世界一は最近、一時的に香港に抜かれてしまったようなのですが、日本人は世界一長生きの民族のタイトルをほぼ保持し続けているのです。
火山国の一番危険な地盤上に住んでいる日本人が、世界一長生きというのは何とも皮肉な話であるのですが、日本人が長生きの理由として、決定的な理由だと考えられているのが、「ソーシャル・キャピタル」が世界一充実しているからなのです。
「ソーシャル・キャピタル」とは、人々の協調行動を活発にすることによって、社会の効率性を高めることのできる、「信頼」「規範」「ネットワーク」といった社会的仕組みの特徴」のことなのです。
信頼関係がある社会、お互い様と支え合う社会が安心を生み、ストレスの少ない社会が人々の長生きを生み出すのです。
ですから日本は、個人主義などに惑わされる事無く、原点に立ち返り、大家族制度を復活させ、家族が強く結びついた家族主義を推し進めていくべきなのです。
生命力と言うパワーにおいても、日本人は世界一なのです。
もし日本に大家族制度が復活すれば、さらに楽しく生きられる世の中になることは間違いありません。
日本は火山国で、地震や自然災害が多いという欠点があるにも関わらず、それでも世界一長生きが出来るという事は、結局は一番安全で安心な場所だと言う事なのです。
 そして長生きのもう一つの理由は、豊かな水資源、自然、魚介類を中心とした、世界遺産の和食文化なのです。
その中でも自然のエネルギーを生かした、発酵、醸造製品である麹、味噌、醤油、日本酒、酢、みりん、納豆、梅干し、昆布、干物、佃煮、緑茶、山葵、しょうがなどの和食文化の発達が特徴なのです。
昆布の出汁から出るグルタミン酸の美味しさは、甘味、酸味、塩味、 苦味に続く第五の味覚「旨味」として世界中に認知された、世界的大発明なのです。
今やミシュランの三つ星を取るレストランにとっては、この「旨味」と「和食」の良さを生かせる事が前提条件ともなっているのだそうで、それが日本人シェフの星獲得の大きな原動力となっているのです。
また清潔を重んじる国民性と、清潔を実践した環境と習慣が定着しているからに他ならないのです。
世界でも毎日お風呂に入る国民は珍しく、神社参拝や食事の前に手を洗うという習慣も世界全体からすると、珍しい部類に入るのです。
 衛生状態が確保されているので、食中毒、疫病やインフルエンザ等の伝染病の感染率も低く抑えられており、安全な環境が保たれているのです。昨日、明治神宮に参拝に参りましたが、通常の手洗いが停止され、臨時の手洗いで新型コロナウイルスに感染しないような工夫がなされていました。

それらの食文化と、目に見え無い人々との繋がりと安心の生活が相乗効果となり、日本人の世界一長生きに繋がっているのです。一方で、日本は先進国の中でも自殺が多い国、その中でも若者の自殺が多い国で有る事を忘れてはならないのです。
日本の年間自殺者は約3万人程度なのですが、自殺の原因で最も多いのが健康問題なのです。
健康で長生な人々が多い為、そうでない病気の人々がマイナーな人間として肩身の狭い扱いをうけるのであろうし、医療費の負担が大きく、病気の人々を精神面からも追いつめているのかもしれません。もしそうなのであれば、医療費の無料化、病気の人々を勇気づけ、生きがいを見いだせるような、施設やコミュニティーを増やして行く事が必要となるのです。
 日本は自殺する人が少なく、生きがいのある国家となれば、平均寿命もさらに延びて行く事になるので、今後も世界一の長生きを応援して行きたいと思います。

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