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キューティー?ハニートラップ

 日本人はいつも騙されっ放しの民族なのですが、その中でもハニートラップや美人局に騙される事件もあり、これらは洒落にもならない大失態と言えるのです。
ハニートラップとは、女性スパイが対象の男性を誘惑し、性的関係を利用して懐柔するか、これを相手の弱みとして脅迫し機密情報を要求する諜報活動の事で、人的諜報ヒューミントの一種なのです。
 諜略とは「人を愛する能力」とも言われている位ですから、スパイが本当に相手に近づく為には、真剣に相手を好きになる事が必要なようなのです。それが結果的には、ハニートラップになる事もあるのでしょう。ただし必ずしも女性スパイが仕掛けるものとは限らず、東ドイツ国家保安省(シュタージ)の「ロミオ諜報員」のように男性スパイによって対象となる女性を罠にかけることもあるのです。
いわば「色仕掛け」による諜報活動といえるのです。
 冷戦時代のソビエト連邦ではハニートラップがKGBの十八番で頻繁に行われたらしいのです。
また、かつてのアメリカのケネディ大統領との関係があったといわれるマリリン・モンローがKGBのスパイだったのではないかという説も根強く存在し、この説によれば、彼女はFBIもしくはCIAにマークされていたとされるのです。
敬虔なカトリックであり、一国の大統領であるJFKでさえも所詮は男であり、煩悩があったからなのかもしれません。
マリリン・モンローの美しく独特な雰囲気と男をメロメロにしてしまいそうな妖艶な色気で誘惑されたなら、普通の男なら騙されてしまうのも無理がないのかも知れません。
 ケネディ大統領が暗殺されてしまった事で、米国政府の独自貨幣発行も出来無くなってしまったのだから、ロスチャイルド財閥やロックフェラー財閥にとっても大いにメリットがあったのに違いありません。
しかしながら、誰がケネディ大統領を暗殺した本当の犯人であるかは残念ながら特定できませんでした。
少なくとも、逮捕されたオズボーンでは無い事は、誰でも気づく事なのです。
 日本では、橋本龍太郎元首相が中国の仕掛けたハニートラップに引っかかってしまったと言われています。
過去の事案としては、2004年に在上海日本総領事館の電信官が遺書を遺して自殺した事件や、2006年の海上自衛隊対馬防備隊の一等海曹が内部情報を持ち出したうえ中国・上海に無断渡航していた事件が代表として挙げられます。中国では諜報活動が発達しており、事前にどのような女性がタイプなのかもしっかりと調べあげて、ピタリと当てはまる好みの女性を準備すると言うのですから、なんとも恐ろしい話なのです。
中国に旅行を計画している日本人は、このようなスパイ活動が中国では日常茶飯事で当たり前のように起こると言う事を肝に銘じで欲しいのです。中国内での活動については細心の注意を払って、単独行動を避けて、足元を救われぬように慎重な行動をしていただきたいのです。
反対に、日本には多くの中国人スパイが既に忍び込んでいる事も忘れてはいけません。日本ほどスパイに甘い国は無いと言われているくらい、日本はスパイ天国になってしまっているのです。
もし、スパイ活動が発覚したのなら厳重な処罰と関係者も含めて、厳しく処罰し、二度と日本に来れなくするべきなのです。「特定秘密保護法」程度では生温いから、スパイ活動が二度と繰り返さないような法律と仕組みを構築する事が大至急必要なのです。
 日本はスパイ天国と言われないように、今のままでは「日本の安全が保持できなくなってしまう」という強い危機感をもって対処しなくてはならないのです。
かつて日本の歴史上において女性スパイはくノ一(くのいち)と呼ばれていました。
そもそも戦国時代において、男性は土地に縛られます(農民でも武士でも)が、女性は自由にどこにでも行けたのでスパイには向いていたのです。
宣教師ルイス・フロイスの文献によると女性は、「ほぼすべてにおいて自由(未婚であれ、既婚であれ外出が自由)で、さらには、既婚者でも旅先での性交渉が自由」とまで書かれてあるからなのです。
 日本の時代劇では、くノ一が色仕掛けで、男から重要な情報を聞き出すような場面がよく出て来ますが、これについては本当かウソかで評価が分かれるところなのです。
とにかく、女性スパイが色仕掛けを使って貶めるやり方が現実に存在し、それらを使った汚い方法で、利を得ている者が存在する事を忘れないで欲しいのです。
 女性スパイの色仕掛けに付いても、様々な事例をケーススタディとして、あらかじめきっちりと学習してそんな愚かな罠に引っかからないようにしてもらいたいのです。
とはいえ、お酒が入ってしまうと人は煩悩に溺れて、突然乱れてしまい、絡んだり、絡まれたりして、正常な判断力で断る事が出来なくなってしまうのが人間の性である事も事実なのです。
 また男女にかかわらず西洋的な貞節、処女信仰も加わり、ほんの少しの過ちも、雑誌Fraidayのスクープ班やパパラッチが監視しており、スキャンダルとして見逃さない風潮になっていることも忘れてはならないのです。
いずれにしても、日本人からすると相手の弱みに付け込んで、悪事をはたらくことは断じて許すことが出来ません。ですから、そのようなスパイ行為や詐欺行為は厳重に処罰する事が必要なのです。

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