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私のプロフィール

 好学尚武とは、文武両道とほぼ同意なのです。
学問も武道も同じ位好み、それを実践して行く姿勢を表す四字熟語なのです。
私は中学校から大学まで体育会でバレーボールに励んでおりました。息子が野球を始める前までは卒業後も続けておりました。当時、日本がオリンピックで金メダルを取れる種目は、体操かバレーボール位だったからなのです。また人間は強く無ければならないと本能的にも感じており、運動は大好きなので、一生涯続け無ければならないと決めていたからなのです。 
 一方で知的好奇心も強く、知りたいことが沢山あり、真の教育を受けたいと常に考えていました。
 ところが、文武の両方を極めて行きたくとも日本の仕組みは窮屈で、それらを叶えるのは今でもハードルが高いと感じてしまうのです。
それを支援する仕組みを自ら作るために、私は好学尚武を始めたのです。
 私は大学時代には、経済学部でエクセレントカンパニーの研究を行いました。私の担当がSONYだったこともあって「SONYは人を生かす」を読んだ時に、世界に羽ばたくブランドに大きな興味を持ち、将来は外国で働ける国際企業で働き、世界を知りたいと強く感じるようになりました。
 SONYの故盛田昭夫社長は、今でも私が尊敬する日本人経営者のお一人なのです。
 昔、盛田昭夫社長とエレベーター内で偶然にご一緒した際には、後ろ姿でしたが、独特のお声で直ぐに社長だとわかり、感激したことを思い出すのです。
 就職活動の時期になると、大学ゼミナールの恩師の勧めもあり、当時は世界ナンバー2の穀物メジャーに就職することになりました。その際に就職を決定的にしたのは、尊敬する経営者の二人目にあたる日本マクドナルド社を創業した、初代社長の藤田田氏の「ユダヤの商法」でした。
 藤田氏の考え方は、女性と口に入るものを扱うビジネスは一生無くならないと言うもので、とても大きな感銘を受けたのでした。
 ニューヨーク州マンハッタンの五番街に本社が有り、将来アメリカで仕事が出来ると言うことで就職を決めました。世界中の国々から日本へ穀物を輸入する仕事で、世界中に出張し自分の目で確認し、世界中の人々と交渉をし、日本中の港に着けた大型貨物船を確認する仕事を通じて、世界を動かす大きな仕組みを学ぶことが出来ました。国際会議に参加した際に、日本人の交渉、アピールスキルの低さに衝撃を覚えました。また国際ビジネスでは常識のMBAを取得する為に、働きながら通える青山学院大学の大学院に通い、MBAを取得しました。
 誤算としては、勤務して15年以上経った頃に、世界第2だった会社の輸出部門が無くなってしまった事でした。世界最大のカーギル社に吸収されてしまったのです。
 転職をしなければならなくなったピンチの時に思い出したのが、IT業界でした。「ユダヤの商法」には書いてありませんでしたが、後に知った事実が、ソフトバンクの孫正義社長が高校在学時にアメリカ留学を決めた際に、アドバイスが欲しくて藤田田社長を訪ねに行ったことでした。
再三、面会を断られながらも5日間粘り続けて、遂にアドバイスを貰えたと言う逸話でした。
その時に藤田氏が孫氏にしたアドバイスは、これからはコンピューターの時代だと言うことだったからなのです。
 そこで私もコンピューターに関連するIT業界に転職を決めたのでした。
 IT業界の動向は絶えず激変し、特に外資系では朝令暮改が当たり前でトップの入れ替えも頻繁でした。そしてトップが変わると部下やスタッフまで総入れ替えのリボルディングドアの仕組みだったのです。私は企業の基幹システムのERP導入コンサルティングを中心に15年程働きました。
 ERP導入をする企業の殆どがFortuneTOP500に入るような有名企業でしたので、一流国際企業を沢山訪問し、素晴らしい企業の方々と仕事をする機会を得ることが出来ました。
 その間、たびたび転職を繰り返し、所属した企業の国籍はアメリカ、オランダ、インド、ドイツなど様々な国の人々や文化に触れて、貴重な経験をすることができました。
 その中で特に印象的な経験は、憧れの日本マクドナルド社の藤田社長に新宿本社の社長室でプレゼンテーションをする機会をいただいたことでした。当時は指紋認証のシステムをマクドナルド全店に導入検討してもらうことでした。
 藤田社長からは様々なアドバイスをいただきましたが、その中で当時は全く理解できなかったのですが、とても貴重なアドバイスを直接いただきました。
 その意味を最近になってやっと理解することができたので、そのアドバイスは自分の宝として大切にこれからの人生に生かしていきたいと考えています。残念ながら、その内容については公開することはできません。
 また尊敬する経営者の最後の1人、樋口泰行氏とお会いする機会もありました。
 樋口氏は元々、松下電器のエンジニアでした。その後ハーバード大学MBAを経て、日本ヒューレッドパッカード社、ダイエー、日本Microsoft社の社長を経て、現在はパナソニックで専務をされています。樋口氏はとても暖かい性格ながら、鋭い視点で経営手腕を発揮されるとても優秀なお方です。
 苦難に自ら飛び込んで、問題を解決して行く姿勢はとてもかっこよく、弘兼憲史氏作で人気漫画の島耕作を地で行っているのだと私は感じています。
 私がお会いしたのは樋口氏が日本Microsoftの社長時代で、デンバーでお話をさしていただきました。樋口氏のこれからの活躍からは、まったく目が離せません。
 そして私が穀物メジャーやITコンサルティング業を通じて感じていた事は、やはり教育の問題でした。まずは日本に上記の3大経営者の様に、優れた人材が少なく、世界で活躍できる人材を育てる仕組みも整っていないこと。
 私にはそれらの問題解決こそが、日本で1番必要なのだとはっきりとわかったのです。
 そこで私の最後の人生は、人を育てることと決めました。そして10年前に今の好学尚武を開設したのです。実際に現場で体験をしないと、問題は解決できないというのが私の考え方でもあります。
 過去10年間、子供たちを実際の現場で教えながら、何を教えるべきかを追求して参りました。
そして出した結論が、7つの能力を育てることなのです。
すなわち①大志②創造力③主体性④信頼性⑤忍耐力⑥リーダーシップ⑦問題解決力、になります。
 新型コロナウィルスの問題を通じて、改めて日本の教育制度の不備を強く感じています
 今のままでは、小中学校に通わせる時間そのものがもったいないと感じてしまうのと同時に、大学に行く必要が本当にあるのか、疑問に感じてしまうからなのです。
 そこで本当に必要な教育を受けられる場を若い世代に提供しなければならないと、強く感じているのです。
 そこで、
①本当に知りたいことを教えて貰える場所
②本当のことを知る方法を教える場所
③大学院でやるような教育を最初からやれる場所
④志の高い仲間同士が集まれる場所
④24時間、365日、世界中何処からでもスマホで出来る教育システムを提供すべく、新プロジェクトを進めてまいります。

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