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兵藤二十八軍法

 兵頭 二十八(ひょうどう にそはち、本名: 斉藤 浩、1960年 - )氏は、日本の軍事評論家で軍学者、退職自衛官です。自衛隊での最終階級は陸士長で、大学院での学位は修士(工学)(東京工業大学)です。
 独自のユニークな軍法や戦略を持っており、中国やロシアが核ミサイルを日本に打ち込むと言われている昨今の緊迫した世界情勢を打開する上でも参考にしたい軍事評論家のひとりなのです。
兵藤氏の軍法をまとめてみますと、
①孫子の兵法
短期戦に向いており、人民掌握の手段だと評価しており、敵の挑発に乗らないことをここから学ぶことが大切なのだと説いています。
②発電所への空爆、テロ
中国が日本に仕掛けそうな作戦なのです。
ですから危険の先取り教育と対策が日本人には大切になるのです。
③支那朝鮮は馬鹿者
君子危うきに近寄らずで付き合わないのが一番です。国交断絶、在日人の本国への強制送還が一番良いと考えています。
日本は台湾、香港ともっと接近し中国包囲網を築く必要がありそうです。
④中国韓国軍は弱い
従来型の軍事兵器よりもサイバー、生物、空爆を警戒せよ。彼らには大和魂が無いので、命が危うくなると直ぐに逃げ出す性格を利用しなければならないのです。
また、日本も中国を標的としたミサイルを設置すべきなのです。中国の都市人口は増え続けており、特に指導的エリート層は北京、上海などに集中しているため、対中核抑止は充分成り立つと主張しています。
⑤自衛隊も強いが応戦はしない
日本には万全なテロ対策が必要なのです。
日本政府が導入しようとしている「日本版弾道ミサイル防衛(BMD)」構想はまったく無益であると断じています。兵頭氏は、マッハ20で飛来するミサイルを撃墜するなど技術的にも不可能であると評価し、BMD構想は日本の核武装を阻み、かつBMD実現化の費用と技術を日本から奪おうとするアメリカの策謀であるとしています。
⑥毛沢東ニクソン密約
対ソ連で密約を交わしていたとしており、
歴史は密約で動いていることを日本人がもっと学ぶ必要があるとしています。
⑦外務省米国密約
核の持ち込みは密約で認められているそうです。
日本人は表の情報に騙されずに、もっと学ぶ必要がありそうです。米国の実質支配下から脱出し、対等に組み直す方法を真剣に考えなければならないのです。
⑧国後島は日本が掌握出来る
地政学を学べば、国後島は直ぐにでも日本が掌握出来ることがわかるのだと主張しております。
ロシアが動いた際には直ぐに取り戻してしまいましょう。
⑨ 児玉源太郎、東條英機の失敗
北支石油を取りに行った満洲政策が失敗の原因で、大東亜戦争の引き金になったこと等、歴史をもっと学ぶ必要があるのです。
⑩ウィルス攻撃
第七派で終わりではありません。
サル痘等の更なる新種の流行を想定し、三密は永久に避けるべき。
 中国が狙う日本の水源と資源と食糧を守り、輸入に頼らずに自立出来る体制を取らなければ、直ぐに兵糧攻めをされる弱い立場に日本はあるのです。
 兵頭氏は、明治維新と同時に示された「五箇条の御誓文」は、現在の目から見ても極めて公正で開明的なものであったが、その後につくられた教育勅語では、「身内」と「他者」をあからさまに区別して、「法の平等」及び他者に対しての「説明責任」、「公的な約束を守る事」を事実上否定していたと評価しています。
 その「教育勅語で育った世代」が日本の中枢を占めるようになると、長期的な日本の国益や信用、国際条約を守ることよりも、次第に「身内」の利益が優先されるようになり、最終的に「最強の中立国アメリカ」に先制軍事攻撃をしかけ、危うく日本が共産勢力に占領される寸前になるほどの大惨敗を喫したのに、「米英の経済制裁が悪い」、「ユダヤの陰謀」などと都合の悪い事を他者のせいにする意見が多いのは問題だ、と論じています。
 今こそ「シナ儒教に基づく不平等な教育勅語」を捨て、五箇条の御誓文の精神に立ち返るべきだと主張しているのです。
五箇条の御誓文の原案
①庶民志を遂げ人心をして倦まざらしむるを欲す
②士民心を一にし盛に経綸を行ふを要す
③智識を世界に求め広く皇基を振起すべし
④貢士期限を以って賢才に譲るべし
⑤万機公論に決し私に論ずるなかれ
 私は、教育勅語を支持する立場にあります。
教育勅語が太平洋戦争を起こしたのでは無く、ロシアのスパイに調略されてしまったことが最大の原因なのだと考えているからなのです。

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