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21世紀に最もセクシーな職業

 最今、「10年後には7割の仕事が無くなる」との衝撃的なニュースが世間を賑わせています。
英オックスフォード大で人工知能などの研究を行っているマイケル・A・オズボーン准教授は、「今後10~20年でアメリカの雇用者数の47%の仕事がコンピュータ化されるリスクが高い」と発表し、また米デューク大学の研究者であるキャシー・デビッドソン氏は「2011年度にアメリカの小学校に入学した子どもたちの65%は、大学卒業時に今は存在していない職業に就く」と予想しました。
 インターネットでネットサーフィンをすれば、そこは無限大(カオス)に情報が広がる宝の山が有るのです。ですから欲しい情報があれば、そこから貴重な情報をいくらでも好きなだけ掘り出す事が出来るからなのです。
極端に言えば、核爆弾やピストルの作り方や国家機密まで手に入れられてしまうのですから、一歩使い方を間違えたら大変な事にもなるのです。
反対に、貴重な宝を掘り当て「人類の発展と平和」に繋げる事も可能になるのです。
 そのような宝を掘り出して、社会に貢献する仕事が重要になって来るのですが、それこそがデータアナリストという仕事なのです。
 エルンスト・クレッチマー氏は、天才の定義を「積極的な価値感情を広い範囲の人々に永続的に、しかも稀に見るほど強く呼び起こすことの出来る人物」つまりは、より多くの人にエネルギーを与え、共有できる人だと解釈しているのです。
一方で、私が考える天才とは、「別々の突出した技術を複数組合わせて、革新的な技術を生み出せる人」つまりは、別々のエネルギーを絡み合わせて、革新的なアイディアを生み出せる人の事だと考えるのです。
ですから情報と情報を繋ぎ合わせて、新しいモノを生み出せる人が天才なのです。
重要な情報と重要な情報を組合わせて、生み出されたものこそがインテリジェンスであり、そのための優秀な「頭脳」こそが21世紀に求められる能力なのです。
 ですからデータアナリストという職業を、ハーバードビジネスレビューでは「21世紀の最もセクシーな職業」と言うキャッチフレーズで表現したのです。
例えば、統計解析のプロフェッショナルとして、顧客属性データ・購買データ・行動データ・施策データ等を分析し、新たな機会や課題を発見し、効果的なデータ収集方法の提案、そしてプロモーションの効果測定を行う仕事の事なのです。
モデリングやシュミレーションを活用し、販売数の将来予測やプロモーションの効果の予測・改善を行う、データベースマーケティングの専門家の事でもあります。
 まさに見えているもののなかから、見えない宝の山を掘り出す職業のことなのです。
そして21世紀には、全ての産業や職業においてもデータアナリストのような考え方が重要になって来ているのです。ビッグデータの時代には、インターネットを経由して、情報過多と言う位にデータは好きなだけ世界中から取り出す事が可能になったのです。
しかしながら、そのデータは有効活用されて初めて価値を生みだすものだから、データに付加価値を付けるのがまさに人間の仕事なのです。
人工知能では、まだまだ哲学的、直観的、創造的な部分が弱すぎるので、このような能力は、生身の人間に責任を持たせて、人工知能に任せる訳にはいかないのです。
判断力、情報処理力、創造力、スピード、直観、解析手法等の技術と能力を思う存分生かす事が求められるのです。
優秀なデータアナリストを増やすためには、そのような能力を備えた人材を、教育、育成しなければなりません。その為には、それらの必要性を踏まえた上で幼い段階からの、準備や実際の教育を始める事が肝心になるのです。私はその為に、好学尚武と言う教育事業を続けているのです。教子達から、優秀なデータアナリストがどんどん育って欲しいと、期待をしています。
そして日本人が江戸時代に行っていたような、平和たで気持ち良い生活を是非とも世界に広げて行きたいのです。
「日本人ほどお互い同志、楽しく生きていく秘訣を徹底的にこころえている国民は、よその文明人のなかにもちょっとあるまいと考えます。
人間の楽しさは、当然自分の周囲の人たちの幸せにあるから、それには己を虚しくして、なにごとも辛抱我慢すること、この修養に待つよりほか無いのです。
気持ち良い生活とは、気の持ち方が良い、ヴィジョンで共鳴し、快感物質が良く出る生活の事なのです。

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