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AI時代に人気の職業

先見性のあるシリコンバレーの経営者達は口を揃えて、「AIにより到来する劇的変化に備えるべきだと」と警告しています。
2017年の「McKinsey Global Institute」のデータでは、AIやロボット技術の普及により、2030年までに世界で8億件もの仕事がなくなり、米国では3900万件から7300万件の仕事が消えるとされています。
米国社会は劇的な変化をむかえ、仕事の数が減少するか、少なくとも人々の働き方に大きな影響を与えることになると考えられています。日本でも大きな変化が予想されます。たとえば、日本の企業の特徴は「日本的経営の三種の神器」といわれる、①終身雇用、②年功序列、③企業内組合でしたが、これらの仕組みは崩壊すると予想されます。終身雇用は弱まり、年功序列は実力主義へと移行し、企業内組合も存在価値が弱まるでしょう。
今までのように、一度就職してしまえば、一生同じ会社のレールの上を走り続けることが難しい時代となり、プロ野球やプロサッカーのように、様々なチームを渡り歩きながら生き抜いていく厳しいスタイルへと転換していくと覚悟しておかなければなりません。
AI時代の到来をひかえ、私達は知識を高め社会システムの再構築の必要性も検討するべきです。
それらの時代で生きていかなければならない子ども達には、それらの時代でも生き残れる技術や特技を身に着けて、また生き残れる職業を選択して欲しいと、父親なら誰もが考えるのです。
そこで、これから子ども達がなりたいと思う、それぞれの職業についての未来を考えていきます。
21世紀のAI時代に子ども達が生き残るためには叡智を身に着けることが必要になります。
そのなかでキーワードが、「イノベーター」「クリエーター」というコンセプトです。
どちらも見えないモノから新しいモノを見える形で創り出す能力を必要とします。
どの職業においても、そのなかで「クリエーター」としての力を要求する職種があります。ですから当然ながら、「クリエーター」として子ども達を育てていけば、どの職業に就いても、生き残っていけると、考えます。

パフォーマンス検定の推定スコアで算出した、21世紀にも生き残れる人気職業ランキングは、以下の通りです。
【生き残れる人気の職業】
1位は宇宙飛行士です。パイオニア、専門的知識、世界標準、有言実行、やり抜く力、モデレーター、チームワークの能力を必要とする職業です。
宇宙飛行士については、私の算出した人気職業内の生き残りランキングでは第1位で、パフォーマンス検定ポイントでは657ポイントになっていますので、今後も最も人気が高く、競争が高く、七つの叡智も最高レベルで必要とする職業になっています。
宇宙開発や宇宙探査の分野はもちろんこれからも残りますが、近い将来に人類は火星に降り立っている可能性が高いです。
 宇宙ロケットを発射するためには莫大な費用が掛かると言われており、最も宇宙開発に積極的であったアメリカでさえ現在は、スペースシャトル等の打ち上げを中断している状況です。見方を変えれば、いよいよ日本が参入するチャンスが膨らんできたともいえます。ホリエモンが宇宙ロケットの事業に参入して、十分の一以下の費用でロケットを打ち上げる事業に挑戦しています。前回の打ち上げは失敗してしまいましたが、日本人の技術力を使えば、安価で宇宙ロケットを打ち上げられる時代がきても全くおかしくありません。アメリカがパイオニアで始めた鉄道事業、自動車事業、そして現在では航空機産業に三菱重工やホンダといった日本企業が低価格で大きく参入し始めました。宇宙ロケットに関しても、省エネで耐久性の高い高度な製品の開発で、ぜひとも日本が新な市場を切り開いて欲しいです。宇宙には、まだまだ新たな技術や資源が眠っています。

2位は医師です。専門的な知識、豊富な経験、成功事例、やり抜く力、モデレーター、チームワークの能力を必要とする職業です。
医師については、私の算出した人気職業内の生き残りランキングでは第2位で、パフォーマンス検定ポイントでは603ポイントになっていますので、需要は多く、AI時代にも花形であり、かつ最も人気の高い職業であり続けることは間違いありません。
特に神の手と言われるような、機械でもできないような繊細な指使いや技術、また緊急事態における臨機応変な対応や、複合的な病状における対処方法や判断力などは、AIではカバー出来ない領域のように考えられます。但し、初期診断や単純な手術の多くがAIと仕事の分担をすることになり、実際に患者さんと向き合い、カウンセリングや心のケアをする人間的な部分がより大切になってきます。一方で人の命を救うには遺伝子工学等の研究者を目指す手もあると思います。例えばSTAP細胞の技術が現実化すれば、今までできなかった、臓器移植や若返りなどの技術を活用することで、直せなかった病気を治すことも可能です。また癌の治療薬が開発されれば、癌によって命を落とす割合が減少し、今までは必要とされていた外科的手術や放射線治療、投薬による治療の割合が激減する可能性も高まります。
また病気にならないためのカウンセリングや医学的観点からの運動トレーニングによる予防やダイエット等が仕事の中心になりそうです。

3位は研究者です。(ワクワクドキドキ、イノベーター、クリエーター、ファーストペンギン、進取の気性、プルーオーシャン、ポジティブネス、答えの無い問題、プレゼンテーション、仮説検証力、探究、専門的な知識、やり抜く力、チームワーク)。
 研究者は、私の算出した人気職業内の生き残りランキングでは第3位で、パフォーマンス検定ポイントでは565ポイントになっていますので、今後も花形の職業であり続けると思います。
創造力が強く要求される職業である研究者は、AI時代にも生き残れるでしょう。あらゆる分野の研究にAIの導入が必須になるなかで、AIにはできない「創造力」をいかに取り入れられるかが最も重要になってきます。 STEM領域、"Science, Technology, Engineering and Mathematics" すなわち科学・技術・工学・数学の教育分野を総称する領域に加えて、人間の幸福を追求する社会学、哲学が再興するようになります。ですから、私が「創造力とは世のため人のために役に立つ発明をすること」と定義するように、まさに人間の幸福を目的として研究がおこなわれます。そのための哲学的な認識や議論も必要となるので、研究者に要求される資質は益々高度なものへとなっていくのです。

4位はマスコミ関係です。プレゼンテーション、情報連携、データアナリスト、交渉の達人、専門的知識と技術、やり抜く力、勤勉、モデレーター、チームワーク能力を必要とする職業です。
マスコミ関係については、私の算出した人気職業内の生き残りランキングでは第4位で、パフォーマンス検定ポイントでは560ポイントになっていますので、引き続き花形の職業であり続けると予想されます。
特に女子アナウンサー等の花形の職種については極端に人材不足の状況に陥っています。
ただし、今までのように新聞やTVの時代から、明らかにインターネット中心の時代になるので、Youtuberに象徴される現象の通り、動画撮影の技術を要求されると思います。
すでにInstagramやYoutubeを誰もが利用し、自分のスマホで撮影編集をして気軽に動画がまとめられるような時代背景が大きく関係しています。
情報を整理するだけの編集はAIが代替するので、誰も思いつかないような、斬新なアイディアや企画力、研ぎ澄まされた感性が問われます。まさに「クリエーター」の時代になります。
今まで見てきた職業の中で、生き残れる職業でのキーワードが、まさに「クリエーター」だったことからわかるように、今後の世の中では、どの職業においても「創造力」が求められていく時代となりました。
ですから父親が子ども達を「クリエーター」に育てる意識を持つことが、子ども達の将来に大きな意味を持つのです。
5位はゲーム・クリエーターです。(ワクワクドキドキ、イノベーター、クリエーター、ファーストペンギン、進取の気性、ブルーオーシャン情報連携、専門知識、やり抜く力、チームワーク、ポジティブネス、答えの無い回答)
ゲームクリエーターは、私の算出した人気職業内の生き残りランキングでは第5位で、パフォーマンス検定ポイントでは538ポイントで、創造性を必要とする職業なので今後も有望で、必ず生き残れる職業だと思います。
ただしプログラミング等の単純な力仕事は自動化されてしまうため、プログラマー自身の需要は激減すると思います。
しかしながら企画立案などのプロデューサー的な仕事が中心に、実際にゲーム全体の構想やデザインを考えたり、実際のゲームのストーリーやその流れ、また今まで誰も考えなかった新しいアイディアで
あらたな仕組みや技術を取り入れていくこと、芸術性を取り入れた発想も必要とされてくるので、芸術家的と区別が難しい職業です。
子ども達に人気のマインクラフトを見てもわかるように、全てゲーム側で用意されたもので遊ぶのではなく、ゲームは創造性を育む環境を提供する場となり、ゲームのプレイヤーが独自の発想を駆使して、自分だけの新たな世界を切り開いていくのです。ですからゲームのプレイヤーと開発者が一体となって、次なる展開を創り上げて行く、プロセスとなっていくのです。そこは創造力を展開するための場となります。

6位は漫画家・イラストレーターです。ワクワクドキドキ、クリエーター、ファーストペンギン、進取の気性、ブルーオーシャン、ポジティブネス、専門的な知識と技術、やり抜く力、勤勉、チームワークを必要とする職業です。
漫画家・イラストレーターについては、私の算出した人気職業内の生き残りランキングでは第6位で、パフォーマンス検定ポイントでは534ポイントになっていますので、引き続き花形の職業であり続けると予想されます。アニメはいまや日本が世界をリードする産業となってきています。そして今後もアニメに関連する職業は残っていくでしょう。
ただし、VRの広がりによる新たなエンターテイメントも益々発達するので、その領域はさらなる広がりをみせると思います。
単純にアニメを描く部分ではコンピューター化が益々進んで、自動で映像に編集できる部分も増えて行くと思います。
したがって、単純なライターと言うよりは、ストーリーテラーとしての能力が今以上に重視されてくると思います。
全く新しいタイプのキャラクターのデザインも要求が高いと思います。
だからここでも要求されてくる能力は、造像力ということです。

7位はエンジニアです。(専門的な知識、豊富な経験、やり抜く力、チームワーク)
  エンジニアは、私の算出した人気職業内の生き残りランキングでは第7位で、パフォーマンス検定ポイントでは519ポイントになっていますので、今後も産業の中心的な役割として大いに需要があると思います。
AI、ロボット、VR、遺伝子工学などの分野も確実に伸びます。
特に検索リテラシーを要求するデータアナリストという職業は、
21世紀に最もセクシーな職業となるでしょう。
それは、別々のエネルギーを絡み合わせて、革新的なアイディアを生み出せる人のことです。情報と情報を繋ぎ合わせて新しいモノを生み出せる人こそが天才です。
エルンスト・クレッチマーは天才の定義を「積極的な価値感情を広い範囲の人々に永続的に、しかも稀に見るほど強く呼び起こすことの出来る人物」つまりは、より多くの人にエネルギーを与え共有できる人だと解釈しました。
一方で、私が考える天才とは、「別々のモノを組合わせて、革新的な技術を生み出せる人」つまりは、21世紀には、全ての職業においてもデータアナリストのような考え方が重要です。
ビッグデータの時代にはインターネットを経由して、情報過多と言う位にデータは好きなだけ世界中から取り出すことが可能になります。
しかしながら、そのデータは有効活用されて初めて価値を生みだすもので、データに付加価値を付けるのがまさに人間の仕事です。
人工知能では、まだまだ直観的、創造的な部分が弱すぎるので、このような能力は、生身の人間に責任を持たせて、人工知能に任せる訳にはいきません。
判断力、情報処理力、創造力、スピード、直観、解析手法等の技術と能力を思う存分生かすことが求められます。
優秀なデータアナリストを増やすためには、そのような能力を備えた人財を、教育、育成しなければなりません。そのためには、それらの必要性を踏まえた上で幼い頃からの、準備や実際の教育を始めることが肝心です。
日本人が江戸時代に暮らしていたような、気持ち良い生活を是非とも世界に広げて行きたいです。
「日本人ほど、おたがい同志楽しく生きていく秘訣を徹底的にこころえている国民は、よその文明人のなかにもちょっとあるまい。
人間の楽しさは、当然自分の周囲の人たちのしあわせにあるのだから、それにはおのれを虚しくして、なにごとも辛抱我慢すること、この修養にまつよりほかない。
気持ち良い生活とは、気の持ち方が良い、ヴィジョンで共鳴し、快感物質が良く出る生活のことです。
快感物質がたくさん出る生活とは、ランナーズハイや死ぬ時のようのドーパミン、快感物質が出る生活です。

8位はスポーツ選手(ワクワクドキドキ、専門的な技術、豊富な経験、DOITMYSELF、やり抜く力、正々堂々、チームワーク)
スポーツ選手は私の算出した人気職業内の生き残りランキングでは第8位で、パフォーマンス検定ポイントでは513ポイントになっていますので、AI時代になっても絶対に生き残れる職業です。 なぜなら、ロボットが代わりにプレーすることはできないからです。
仮にロボットがプレーできたとしても、ロボットがプレーしたのでは単純に面白くないのです。
私の住んでいる千葉県はプロ野球選手を多く輩出している地域です。リトルシニアで審判員をしていたことがあり、現在プロ野球選手の多くを中学校時代から見ておりますが、プロ野球選手になる子どもは、やはり中学校時代からずば抜けていたとハッキリ言うことができます。まずは野球に対しての意識、姿勢、志のレベルが格段に高いこと。それ以上にハッキリとした特徴は、父親、母親の意識レベルが格段に高いことです。
 この親にしてこの子あり、まさに「蛙の子は蛙」です。
それらの両親は、必ず試合や練習に足を運び、積極的に組織の運営にも参加しています。反対に、子どもを預けっぱなしにして顔を出さない家庭は、ほとんどが補欠になるような選手の家庭です。
子どもに対してのアドバイスをしっかりし、監督コーチにも質問や助言を得て、少しでも子どものプラスになるように、目をギラギラさせて子ども達を応援しています。道具に関しても最善の道具を選別し用意して与え、また行きつけのバッティングセンター、怪我をした時の野球専門の接骨院、整形外科、中には酸素カプセルを自宅に購入するような家庭もありました。そのような環境で、子ども達はのびのびと試合をし、関東大会や全国大会に進出するのです。
また大きな大会になると、有名高校の監督や部長がネット裏で試合を観戦し、所属チームの監督に名刺を置いて、スカウトしたい意思を告げていきます。リトルシニアの各チームの監督や部長の眼はプロフェッショナル級なので、各チームの優秀な選手の情報はたちどころに、野球界で共有されます。それらの情報が強豪高校の監督にも伝わります。
特にリトルシニアやボーイズの日本代表に選ばれるような選手達は、どこの強豪高校も欲しくてたまらないので、日本代表に選ばれることはイコール、甲子園出場常連の強豪高校への合格切符なのです。 逆説的に言うとそれらにパイプの繋がったクラブチームへ入団させることが父親にできる役目です。
未来のスポーツ界は、仮想通貨によって世界中のファンが直接スポンサーになれる時代になるでしょう。
また練習メニューや戦術にはAIが導入が必須になるので、実際にプレーする本人以外の環境はAIによって様変わりしてしまうと思います。

9位は建築家です。ワクワクドキドキ、プレゼンテ-ション、クリエーター、やり抜く力、チームワークの能力を必要とする職業です。
建築家は、私の算出した人気職業内の生き残りランキングでは第9位で、パフォーマンス検定ポイントでは512ポイントになっていますので、やや減少する職業に入っていると思います。
例えば構造計算や設計図の作成などの基本的な仕事はすべてAIにとって代わるようになるでしょう。
しかしながら人のライフスタイルそのものを提案し、エコロジーを取り入れ、快適で、美しいデザインを提供するような、クリエイターとしての
建築家への需要は益々増えると思われます。
 こちらもゲームクリエイターとほとんど同様に芸術家の領域に近くなって行くのと同時に、大都市やライフスタイルの新たなデザインを、
入居者と一緒に創造し続ける仕事となっていくでしょう。
 画一的で決められたデザインをただ選択するのではなく、自分でデザインした建物等をいかに実現していくかを、建築家がコンサルティングしながら、全く新しいものを創り上げて行く作業になるのです。
 今後の世の中に対応した、エコロジー、省エネ化、バリアフリー対策などの社会的な環境を考慮したデザインへのアドバイスも必要になってきます。決められたデザインに基づいて、実際の建築については、機会によって自動化されたプロセスで、淡々と組み上げられて行き、建物は完成するのです。

10位は教員です。ワクワクドキドキ、プレゼンテーション、専門知識、笑顔で豊かな心、コミュニケーター、やり抜く力、モデレーター、チームワークの能力を必要とする職業です。
教員は、私の算出した人気職業内の生き残りランキングでは第10位で、パフォーマンス検定ポイントでは509ポイントになっていますので、AI時代には一般的な教員の需要はやや減少すると思います。
なぜならば、一般的な講義形式の授業であれば、ビデオによる一斉配信授業によって代替することが可能だからです。
しかしながら、体育、音楽、工作、理科等の実技系の科目については、生徒と一緒になって授業を進めていく性質から、ビデオだけで済ますことはできません。一方では、生徒間の能力差、またひとりっ子が増え、我儘で協調性のない子が増えたことで、少人数制クラスでの授業形式も必要となっているのも事実です。
そして「教える」ことは不要になっても、生徒のケアをするコーチ役としての先生の役割は依然として必要なのです。
私立小中学校が導入し始めた、アクティブラーニング形式の授業においては、MCとして入る先生の専門的な能力が問われ、幅広く高度な知識や教養と、生徒たちを纏めてリードして行く高度な指導力が要求されるようになります。そうなるとマニュアル通りに従った授業を行うことができなくなり、新たな問題が起こります。

12位はデザイナーです。ワクワクドキドキ、クリエーター、ファーストペンギン、進取の気性、専門的知識と技術、やり抜く力、モデレーター、チームワーク能力を必要とする職業です。
デザイナーについては、私の算出した人気職業内の生き残りランキングでは第12位で、パフォーマンス検定ポイントでは603ポイントになっていますので、かなり減ることが予想されます。
AIがマーケティングデータ等に基づいて自動的にデザインする時代になると思いますので、一般的なデザイナーの需要は激減すると思います。しかしながら、独創的、かつ創造的な能力を持つひと握りのカリスマ的なトップデザイナーを求める需要は急増すると考えられます。
 つまり勝ち組と負け組が真っ二つに分かれる厳しい世界となる可能性が高いです。デザイナーはInstagram等のSNS上やブログやYouTube上で、絶えずトレンドを発信し続ける中で、熱烈な愛好者を増やさなければなりません。Instagram等のフォロワー数でその価値が図られる時代となったのです。インターネットという国境を超えるメディアの発達のおかげで、ひとたび認知されれば、爆発的な広がりを見せるのです。同時に口コミという信頼情報が、実際の購買活動においては最も重要な要因となるので、上手に口コミを活用しなければなりません。一見華やかな、写真やイメージでのアピールと同時に、信頼、信用と言った、社会生活の根本で必要な原始的な要素でも、繋がらなければなりません。

13位は看護師です。専門的な知識と技術、やり抜く力、豊富な経験、勤勉、思い遣り、モデレーター、チームワーク能力を必要とする職業です。
今後の看護師の仕事に関しては、私の算出した人気職業内の生き残りランキングでは第13位で、パフォーマンス検定ポイントでは478ポイントになっていますので、保育士と同じで人材不足が先に進み、その結果として機械化が進み、看護師全体の需要は減って行き、肉体労働作業はロボットが代替すると思います。
 例えば患者さんの監視はAIがTVモニターやデータ解析を通じて自動で報告されることになり、患者さんの着替えや移動もAIによって自動的に行われることになる筈です。
  IT技術の導入がさらに進めば、受付に時間かかったり、待合室でボーっと待たされたり、治療の順番を待つという無駄な時間がなくなると思われます。
患者の心のケアやコミュニケーションに関しての仕事も増えてくる筈ですが、この部分についてはカウンセラーやお手伝いさんの導入を増やすことで、対処すると考えられます。
看護師の仕事は、医療の専門的な資格を必要とするより医療専門的な領域に特化した仕事に移行すると考えられます。

14位は会社員です。ブルーオーシャン、プレゼンテーション、情報連携、ITリテラシー、専門的知識、段取り力、やり抜く力、勤勉性、モデレーター、チームワークの能力を必要とする職業です。
会社員については、私の算出した人気職業内の生き残りランキングでは第14位で、パフォーマンス検定ポイントでは477ポイントになっていますので、大変厳しい時代へと突入していきます。正社員の雇用労働者が減り、契約社員やフリーランスの時代になり、会社自体が縮小していく傾向にあると思います。
ブルーカラー的な労働作業や単純な事務作業や経理などのバックオフィス業務はAIに置き換わっていくでしょう。そうなれば、ブラック企業の残業問題、休日出勤問題も無くなります。機械は24時間365日、文句を言う事もなく、休むことなく、黙って忠実に働くからです。従業員の健康や労働状態を気遣うこともなく、福利厚生や円滑な人間関係に労力を奪われることもなくなります。 
一方で人事採用についても、最適な人材を見つけるAIも開発されるので、新卒一括採用や終身雇用といった面倒な人事制度もなくなり、人事課の人員も大幅に削減されるようになります。
一方で新たな雇用や市場での需要を生み出すための新産業や仕事を生み出す、ベンチャー起業家が必要とされます。
大企業に就職して仕事をして給料を貰う時代から、自分で仕事を創り出して、自分で稼がなければならない時代へと変貌します。

15位は保育士です。コミュニケーター、やり抜く力、勤勉性、笑顔で豊かな心、モデレーター、チームワークの能力を必要とする職業です。
保育士については、私の算出した人気職業内の生き残りランキングでは第15位で、パフォーマンス検定ポイントでは450ポイントになっていますので、保育士の仕事はかなり需要が減って行くものと予想されます。仕事が激務でありながら給与が安いこともあり、人材不足が先に進んで行き、その結果として自動化を進めざるを得ない業界になりつつあると思います。
例えばオムツ替えなどの作業はロボットの仕事になるでしょう。
保護者の育児相談や子どもに関する相談に乗ったりするコンサルティング的な仕事が増えると思います。また子どもとコミュニケーションを取ることが主な仕事になると思います。
単純に子どもを預かるのではなく、子どもの健康管理、成長管理、食事、着替え、トイレ、手洗い等の日常習慣や躾の指導も必要になってきます。
工作、音楽等の取り組みを通じた、学習能力の育成までも教える先生が要求される時代となります。
今までは縦割り行政の弊害で、保育園と幼稚園では指導内容が分離されていましたが、今後はそれぞれの良い所を取り入れた教育方式が望まれます。
保育園は規則正しい生活面では自立できる場所ですが、音楽や工作などの巧緻性を伸ばす取り組み授業はできません。
反対に、幼稚園では取り組み授業はできますが、主体性を伸ばし自立させることができない場所となっています。

16位は鉄道・運輸関係です。専門的な知識・技能、やり抜く力、勤勉、規則正しい生活、チームワークの能力を必要とする職業です。
鉄道・運輸関係については、私の算出した人気職業内の生き残りランキングでは第16位で、パフォーマンス検定ポイントでは445ポイントになっていますので、相当厳しい人員削減や合理化が進むものと予想される職業になっております。
例えば、飛行機、鉄道からタクシーまですべて自動運転が基本に切り替わる可能性が高いものと予想されるからなのです。
改札口での切符の確認や案内業務、また指定座席の確認や切符の社内確認、また食事等の社内販売等も全てAIで行われるようになるので、人間が行う仕事は激減するのではないかと考えられます。例えば、現状ではJR東海の新幹線に乗ると、車掌が切符を点検にまわって来るので、寝ているときに起こされたり、一度しまってしまった切符をポケットの奥から引きずり出して、検印をもらう作業は結構、面倒くさい事になっております。一方で小田急電鉄のロマンスカーに乗車すると、特急券と座席指定や決済までがネット上で行われ、乗車の際にチェックされる事も無ければ、車掌がワザワザまわって来て確認する事も無いのです。JR東日本ではグリーン車に乗ると頭上のチェックエリアにスイカやPASMOを翳すだけで、座席指定と降車駅が登録され赤から青いランプ信号へと転換されるのです。
鉄道・運輸関係の仕事の中でも経営者層やメンテナンスのクルー、また付加価値を提供する接客係だけが今後とも残って行くのではないでしょうか。

17位はケーキ屋・パン屋です。クリエーター、専門的な知識と技術、やり抜く力、勤勉、チームワーク能力を必要とする職業です。
ケーキ屋・パン屋さんは、私の算出した人気職業内の生き残りランキングでは第17位で、パフォーマンス検定ポイントでは441ポイントになっていますので、相当に厳しい状況だと予想されます。
新鮮さが要求されるので、近所の個人のお店と言う傾向がありましたが、最近では配送システムが迅速かつ頻繁になったため、大手に対抗して個人が手作りでやれる範囲は限られてきたのです。
やはり機械化で大量生産につなげなければビジネスとしては難しい面があるので、とても狭き門となると思います。
たとえオリジナルで美味しいものを作ってもAIが解析し再現することが可能になってくると、やはり大手が圧倒的に有利になると思います。個人のお店にはできたてと言うアドバンテ-ジがありますが、最近のコンビニの商品開発力と商品慣性力、そして複数配送による、新鮮さにおいての競争力は、目を見張るものが有り、個人のお店は常に新しい商品を生み出し、材料の選別から、商品の開発力や確かな味覚や調理技術が要求されるため厳しくなると思います。
日本は世界一消費者の眼が厳しい市場です。その中で生き抜くためには、中途半端な商品や味覚では成り立ちません。ですから絶えず新製品を考えて、消費者が喜ぶ商品を世に出し続けて行かねば、たちどころに潰れてしまいます。

18位は薬剤師です。専門的知識、本物を見る眼、やり抜く力、モデレーター、チームワーク能力を必要とする職業です。
薬剤師については、私の算出した人気職業内の生き残りランキングでは第18位で、パフォーマンス検定ポイントでは426ポイントになっていますので、薬剤師の仕事の大半がAIに代替されることになるでしょう。
新薬開発も、AIによって自動的に研究が行なわれ、分析されることが多くなるので、薬剤師の仕事は、ほぼなくなると考えられます。
 既に医師が指定した薬を出すだけなので、間違いなく受け取れれば、本来は薬剤師の手を通す必要が無いのです。
 まさに規制や利権によって成り立っている仕事なので、
状況が代われば、あっと言う間に無くなってしまう仕事です。
しかしながら本当に優秀な薬剤師が新薬開発プロジェクトに加入しなければ、AIだけで新薬の開発が全てできるとも考えにくいのは事実です。そういった意味で、研究者としての薬剤師の需要は増えると個人的には考えます。今後は単なる医療と言う領域だけではなく、美容健康、ダイエットや若返りといった分野で活躍できるチャンスが増えるのではないのでしょうか。

19位は動物園・遊園地です。ワクワクドキドキ、専門的知識と技術、やり抜く力、勤勉、豊かな心、ボランティア精神、チームワーク能力を必要とする職業です。
 動物園や遊園地については、私の算出した人気職業内の生き残りランキングでは第19位最下位で、パフォーマンス検定ポイントでは398ポイントになっていますので、激減する仕事だと思います。 
例えば餌やりや、監視、清掃などの裏方作業は自動化される可能性が最も高いですが、反対に動物を手なずける仕事や、動物ショーなどを行うエンターテイナーとしてのスタッフは必ず残ると思います。
  スポーツ選手と同じで、生の生き物が実際に動くので、そこに感動やワクワクドキドキの感情が生まれるからです。
  こればかりは、機械に置き換えてしまうことはなかなか難しいです。
 AI時代になればなるほど、機械の世界では無く、実際の生き物と触れ合う機会が減ってくる中で、人間本来の本能がそのような体験学習を求めているので、需要は増えこそすれ、減ることはないと思います。今のところの3Dバーチャル技術では、まだまだ本物に勝てる所まで来ていません。

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