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中国人が最高の反面教師

 以前に日本人の「眼」が悪くなってしまったこと、その目を修復する方法を論じて来ましたが、その際にも良いお手本となるのが中国人なのかもしれません。
 日本人が悪くなった「眼」を中国人にあてはめてみると次のようになるからなのです。
1) 中華思想で自分中心=いまだに天動説の世界に住んでいるように感じてしまいます。
それに対して、日本人はもちろん地動説でありますし、自然を崇拝して自然と共生するという考え方が基本となっているのですが、どうも中国人はそうでは無いらしいのです。
自然界から見れば「人間」は自然を破壊する侵略者であり、エイリアン的な存在であるのかもしれません。間違っても自分達中心に世界が回っているという考え方で世界を観るべきではないと考えられるのです。
2) 中華人民共和国は、1949年に成立した国家なのでまだ、約70年の若い国なのです。
中国四千年の歴史との言い方は全くの誤りなのです。
もしそれを言うならば、日本の縄文時代は少なくとも1万5千年前から既に始まっているのです。
中国も韓国も日本も古代オリエント文明の影響を受けている事は間違いありません。
その根拠の一つが、どの国の神話にも古代オリエント神話との共通性がある事なのです。
世界の歴史を明らかにすればするほど、歴史教科書問題などは議論するレベルに無い事は明らかなのです。未だに正しい歴史認識がされておらず、全ての国の国民に正しい歴史認識が求められているのです。
3) 面従腹背で面子が大事、狡い民族です。
日本人は他人と付き合う際には、誠実につき合う事を基本としています。それは嘘をついてもバレれしまうし、もし一旦信頼を失えば、その村で暮らして行けなくなるので、自分だけで無く、子孫にも影響する大問題となるからなのです。
日本の様に長く伝統が続く島国国家では、信頼を失う事は生活の道を絶たれる事に直結し、命にも係わることになってしまうので、隠すより隠さない事がより重要であったのかもしれません。
それに対して、中国人は面子を大切にし、面従腹背の精神なのだと言われています。
表面的には良い顔をして、裏に回って「あっかんベー」をする文化なのです。
表面が重要な文化だから、上っ面だけで信用をしてはいけないのです。
 一方で、日本は全国民が平等に暮らす社会を目指す国家なのです。日本人にとっては当たり前の事なのですが、中国も韓国も特権階級が庶民を食い物にして生活する国家なのだという事に気が付かなければならないのです。特権階級は庶民の不満の矛先を外部に向ける為に、2兆円を軽く超えると言われる巨額の国家予算を毎年「反日政策」に費やしており、その甲斐あって庶民の不満を日本で解消する事に成功しているのです。もし日本のような平等社会が築かれてしまったのなら、特権階級が搾取する場を失ってしまうからなのです。
そのような特権階級に騙され続けている中国国民も韓国国民も本当に可哀想でなりません。
本当は日本人と仲良くする事で、庶民の生活をもっと改善する事が出来た筈だったのですから。
 実は日本、中国、南北朝鮮の共通の支配層は「客家」なのです。イルミナティにも繋がり、華僑の約半分は客家だとも言われています。
彼らの出自をたどって行くと、もともとイスラエル出自のペリシテ人だと考えられるのですが、彼らの自称は漢人、つまり中国人だと主張しているのです。
 秦の時代に徐福が日本へ避難して来て以来、日本でエスタブリッシュメントの地位を確保しました。
抽象度が高く、自分達だけに有利な制度を次々に生み出し、美味しい部分は全て持って行き、富を独占し、とても恵まれた生活をし続けて来ている特権階級の人々の事なのです。
 本国の同じ中国人や朝鮮人から見たならば、とてもうらやましい事なのではないでしょうか。
言い方を変えると、本当は日本文化が好きで、好きでたまらないのが中国人、朝鮮人なのです。
ところが、特権階級、イルミナティの政策や政治的なお国事情で、日本好きを公言する事が出来ないというのが本当の事情のようなのです。
反対にイルミナティにとっては、中国や朝鮮が日本と団結してしまったならば、とても強力で厄介な事になってしまうので、それだけは絶対に阻止しなければならない最重要問題なのです。
 遺伝子的にも日本人独自のD型染色体を除くハプロタイプO2型とO1型遺伝子は、中日韓に共通しており、三国はもともと親戚同士なのですから、国境を越えても連携するのは当然であり、現在のように日中韓が反目し合っている方が不自然な姿なのだと感じます。
現在日本で特権階級を占めている中国人末裔の方々には、今までの様に内向きで利権ばかりを貪る事は辞めていただき、むしろ内政や国内事業からは撤退をして欲しいのです。
今後は日本に留まらず、中国本国及び世界中に広がる華僑ネットワークをコントロールする役割を是非とも担っていただきたいのです。
 中国本土へは多くの日本の企業が工場を移転したものの、失敗して撤退する企業が後を絶たないのが現状なのです。この動きは、今回の武漢ウィルス問題で加速して行くものと考えられます。
契約書すら通用しない中国人とのビジネスは、やはり同族の客家に任せるのが一番なのですから、彼らとしっかりと協業する事で、今後の日本や世界の発展に貢献してもらいたいと、強く希望するものなのです。
中国人の定義とは、日本が日本人と言う同一人種の集まりでは無いのと同様に、中国人という人種の定義ではなく、中国人という「文化上の概念」の事なのです。
もし人種として分けるとすると、「蛮」「夷」「戎」「狄」の子孫なのだそうです。
中国・モンゴル文明の歴史については、岡田英弘氏と宮脇淳子氏の研究が詳しいです。
またDNA分析によると、現在の中国人はモンゴル人と漢人の混血が進んでおり、純粋な古代の漢人は中国では絶滅してしまったものと考えられるのです。
日本は唐時代の中国から、漢字、仏教、科挙制度、律令制度を導入し、現在でもこの文化が続いています。
さらに中国から日本に移住してきた呉、越や徐福氏の子孫である物部系の人々の血や、それらの人々が日本に伝えた古代中国文化は、いまだに日本では大切に守り続けられているのです。「中華思想」とは北宋が契丹に対して、二人の皇帝の存在を公式に認めさせられた屈辱に対して、自分達を誇示する為に生み出された「負け惜しみの文化」であったのかも知れません。
現代の中国で反日活動が未だに止まない理由は、「負け惜しみ」というキーワードで日本人にもかなり理解ができるのではないでしょうか。
また、1895年の日清戦争敗北以後の中国の文化は、日本を真似する日本型近代化路線そのものだと言う事にも気が付いて欲しいのです。
日本式の文体と語彙、口語の白話文、マルクス文献の日本語を介した翻訳などは、中国文化発展において不可欠であり、日本文化の支えが無ければ到底達成出来なかったからなのです。
一方で、日本式の軍隊も人民解放軍が力をつける上で頼るべき「お手本」となったのです。
これは北朝鮮にも言える事なのですが、日本の最強軍隊組織は全てにおいて、彼らの「お手本」となり、日本の叡智無しでは巨大かつ統率のとれた軍隊組織の完成は有り得なかったと言っても過言ではないのです。
このように、教育、文化、建築、農業といったあらゆる方面で、日本の技術や文化がアジアでの民族独立、自立、国家の成功に貢献して来たのです。
 また、シンガポール、マレーシア、台湾と言った成功を収めた国々が「ルックイースト」を公言して来たのは、まさに日本が「お手本」となるべき国家だったからなのです。
 これらの事からも、今後の中国の支配層、軍部、一般庶民、農民たち全てにとって、日本を「お手本」とし、日本と共存する事が、最もメリットがある方向性であると言うことは間違いないのです。
 ですから、本当に失礼な話かもしれませんが、中国人は「中華思想」を一度捨て去り、一旦は日本人の「平和と武士道精神」と共鳴してから、21世紀に相応しい中国の新しい「ヴィジョン」「中華思想」を掲げ直して欲しいと期待するのです。その際に、日本は出しゃばる事無く、惜しみない協力を中華人民共和国に対して行い、ともに共存して行く道筋を開いて行くべきなのです。
 台湾の故宮博物館の展示物が、説明なしで人々の心に感動を与えるように、文化や芸術と言うのは、取って付けた歴史的解釈などは一切必要無く、無条件で人々の心に伝わるものだからなのです。
誰の所有物だとか、本当はどこが最初の起源などと言った事後解釈は全くと言って良いほど必要ないのです。「中華思想」「反日思想」を政治的に利用するのでは無く、「国家の理想」を掲げて国民を引っ張って欲しいのです。
 武漢ウィルスで世界中を大混乱に陥れてしまった中国の責任はとても大きく、一度失った信頼は簡単に取り戻せるものでは無いので、今後の中国の行く末は、極めて難しいと考えられます。
AIIBや南シナ海の軍事施設の設置で、経済的な落ち込みと国民からの不安を払しょくしようと必死になって活動して来た事は解るのですが、もはやシャドーバンキング、不動産バブル、金融株式バブル、低労働コストによる競争力の神話は、崩壊同然なのです。
欧米や日本企業は、中国からの撤退を加速しており、中国経済がこれ以上持たない状況は、客観的に観て明らかなのです。
 ひとたび、政治・軍事クーデターが起これば、かつてのロシアや東欧諸国のように、雪崩をうって中国が多数の小国家へと分裂して行く事が手に取るようにわかってしまうからなのです。

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