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東京大学の野球部に入る方法

監督 井手峻(新宿)
   農学部 パスナビ偏差値 67.5
出身歴代プロ野球選手
元大洋ホエールズ    新治伸治(小石川)
元中日ドラゴンズ    井手峻(新宿)
元千葉ロッテマリーンズ 小林至(多摩)
元北海道日本ハムファイターズ 遠藤良介(筑波大附)
元北海道日本ハムファイターズ 松家卓弘(高松)            
北海道日本ハムファイターズ 宮台 康平(湘南) 

天下の東京大学、最も頭が良い学生が入学する東京大学には残念ながらスポーツ推薦はありません。 そこで前監督は自身が塾をやっており、受験の為な夏合宿を行い、野球部を目指す受験者の支援も在校生と共に行なってきました。
それらのお陰で東京大学に合格出来た選手が何名も出ています。

筑波大学や名古屋大学のように国立大学の一部でも推薦試験やセ
レクションを利用しての野球部への入学が可能な大学も徐々に増えてまいりましたが、残念ながら東京大学では今のところそのような制度が無いようです。
東京大学の野球部に入りたい方はセンター試験を受けて、東京大学の合格を目指しましょう。
ただし、本当に六大学野球で活躍をしたいのであれば、中学校までは一流の硬式野球チームでどっぷりと野球のプレーを経験させておくべきです。
かつては、屈指の進学校の東京都立国立高校等が甲子園に出場した経験もありますので、進学校に進んだからといって甲子園出場のチャンスは無いわけではありませんが、東京大学進学高校での高校時代の甲子園出場という夢はひとまずあきらめていただくのが定石だと思います。
高校では下記のお勧め高等学校の中でも文武両道の高校で学業と野球を両立させることが必要だと思います。
受験の際には、浪人することも覚悟の上での長い目で勉強に励んで欲しいものです。鈴木優一投手の例がとても参考になります。
  鈴木優一投手は1浪して愛知県立西尾高校から東京大学にみごと入学し、2009年のシーズンには2勝を上げた選手でした。
中学時代には愛知衣浦リトルシニアに所属し同期の川角謙(横浜高校・青山学院大学)と一緒にプレーし全国ベスト8の成績を残しました。
昨年は肩のリハビリを兼ねて東大で留年中だったそうです。
  上記の通り、東京大学からは今までに5名の日本プロ野球選手を輩出しております。そのなかで東京大学出身のプロ野球選手3人目の小林至氏、現福岡ソフトバンクホークス副社長は、かつてロッテマリーンズに所属しておりましたが、残念ながらプロ野球では1勝も出来ずに満足な成績は残せませんでした。小林氏の素晴らしい所は、多摩高校から1浪後に東大に合格し、一年間ロッテ球団に練習生として在籍し、1992年、ドラフト8位指名で千葉ロッテマリーンズに入団致しました。プロ野球引退後、米国の有名大学院のコロンビア大学でMBAを取得し、スポーツ関連のキャリアアップを進めた結果、現在のようにプロ野球の経験を頭脳で生かして、プロ野球に貢献できる立場についているのです。
 北海道日本ハムファイターズ球団の東京大学出身のプロ野球選手4人目の遠藤良平氏も筑波大附属高校から 1浪後に東京大学に合格し、卒業後にドラフト7位で日本プロ野球選手に指名され、現役引退後の現在は北海道日本ハムファイターズ球団の要職についているのです。現在北海道日本ハムファイターズでは東大出身のプロ野球選手5人目の松家卓弘投手が現役でプレーをしています。松家卓弘投手は読売ジャイアンツや日本ハムファイターズからの打診を断り、慶應義塾大学の指定校推薦を希望していたものの、担任や友人に勧められ東京大学に現役合格を果たしたそうです。
東京大学卒のプロ野球選手はプレーだけではなく、今後の日本プロ野球の発展の為にも非常に貴重な存在であり、日本プロ野球界の宝だと言えるのではないでしょうか。

2010年の東京六大学野球秋期リーグ戦で、斎藤佑樹投手有する早稲田大学に投げ勝った鈴木翔太選手も現役で東京大学の文化Ⅲ類に合格し野球部で活躍する「文武両道」な選手です。

以下は2010年11月14日付、「朝日中学生ウィークリー」の記事の抜粋をご紹介致します。

愛知県豊橋市出身。小学3年生の時、友達に誘われて
地域の少年野球チームに入りました。
「ボールを投げるのは好きだったけど、守備は得意ではありませんでした。でも、野球は、打つ、投げる、守るなど一つできればチームに貢献できるし、ミスをしても互いにカバーします。チームスポーツだったから、野球に惹かれました」

豊橋市立本郷中では、野球部に所属。
練習は土日を含め週6日ありました。平日の部活は午後4時から約2時間。帰宅後も素振りやランニングをしていたので、勉強時間は毎日1時間~1時間半でした。

「心がけていたのは、その日授業で習ったことは、その日のうちにしっかり覚えることです。ノートを読み返して復習を中心にしていました」疲れているときは無理をせず、次の日も朝6時に起きて復習していました。「夜遅くまで起きていて、次の日の授業でぼーっとしていたら意味がありませんから」成績は、約180人いる学年の中で1ケタの順位でした。 部活では、野球部のキャプテンとしてチームを引っ張りピッチャーとして活躍。中3の時に県大会で優勝しました。
「部活に入って良かったのは、同じ目標を持つ仲間ができたこと。
今でも仲が良くて、(六大学野球が開かれる)神宮球場に試合を見に来てくれた友達もいます」 高校は、愛知県立時習館高に進学。野球部の練習は午後4時~6時半。自主トレもしていたので、勉強は1時間くらいしかできませんでした。
「高校は予習をしないと授業についていけなかったので、予習を中心にしていました」(略)

東京大学を目指したのは、「六大学で野球をしたかったから」。
中高時代を通して塾に行かずに、東大文科3類に現役で合格しました。
「高校時代は、勝ち上がらないと甲子園出場常連校などと対戦することはできませんでした。でも、六大学野球は、高いレベルのチームとできるし、応援もすごい」
目標は最下位が多い東大の順位を上げること。
(略)
中学生に伝えたいことは、「好きなことに挑戦してください。
僕も野球が少しでも長い時間やりたいから、勉強も集中してがんばりました。不安になった時は、
『これだけやっているから大丈夫』と自分を信じてください」
以上
このように、素晴らしい選手が東京大学にはいるのです。現在はJR東日本の野球部に所属し、野球人生を続けておられます。
東京大学野球部のグラウンド「東大球場」は、文京区弥生の東大農学部キャン パスの最北端にあります。全面人工芝の美しいグラウンドで、日々練習に励んでいるようです。東大球場から歩いて10分ほどのところに、東大野球部の合宿所「一誠寮」があります。 30名ほどの部員が住んでいるそうです。

2019年秋季リーグ戦 初戦スターティングメンバー

8 辻居新平 (4年生 栄光学園・中学軟式)
6 酒井直  (4年生 麻布・中学軟式) 
7  武隈光希 (3年生 鶴丸・中学軟式)
3 青山海  (4年生 広島学院・中学軟式)
9 梅山遼太 (3年生 四日市・中学軟式) 
5 石元悠一 (3年生 桐朋・中学軟式) 
4 山下朋大 (4年生 東海・中学軟式) 
1 小林大雅 (4年生 横浜翠嵐・中学軟式) 
2  松岡泰希 (1年生 東京都市大・中学軟式)

マネージャーを除く部員97名中3名以上の部員が入部した高校名。

開成(東東京)      7名
栄光学園(神奈川)    4名
湘南(神奈川)      4名                   土浦一(茨城)      4名
筑波大付属(東東京)   4名
聖光学院(神奈川)    3名
灘(兵庫)        3名                   鶴丸(鹿児島)      3名

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