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この畑、年間おいくらくらいでお借りできますでしょうか?

「年間いくらぐらいでお借りできますでしょうか?」という私の質問にミッチーさんは「いらんけどな〜。」「ん〜いらないんですか?」と慌てて聞き直してしまいました。「そういうわけにはいかないので・・・いくらかお支払いしたいのですが・・・。」と再度お願いしてみると「若い人でやる気のある人は見てると元気をもらえるので・・・お金はいいよ。」とやっぱり同じ返答が返ってきます。

少しの時間思案をしてお伝えしたことは、この時ちょうどお土産にと思って準備していた食パン。当日朝に思い立って慌てて焼き上げたパンでした。「それでは、パンを焼いてお届けするので如何でしょうか?」と提案させて頂きました。「パンを焼いたり、カステラやういろう、わらび餅を作ったりするので、それを月の初めに必ずミッチーさんにお届けするというので、使用料金には少なすぎますが、受け取っていただけないでしょうか?」とお伝えすると・・・

「嬉しいな!分かりました、それにしよう。」という返事をいただく。食パンかぶどうパンかマフィンかベーグル、アンパンかロールパンか・・・ういろうにわらび餅、将来作って仲間に食べてもらいたい、気に入っていただけ方に買っていただこうと思っていた食品をお礼としてお届けすることで、あれほど待ちに待って欲しいと思っていた、恋い焦がれていた畑をお借りすることができる。なんとありがたいことだろう。

以前に事務長さんに手作りういろうをお土産に持参したことがってそのういろうをミッチーさんも食べて下さっていたようで「この前ういろうをご馳走になったけど美味しかったよ。」と言っていただき、「あーそうでしたか、よかったです。」とお答えする。「何でもするんやなぁ。」と優しく声をかけてくださいました。

「畑の手入れの仕方とか、土の作り方、これから教わらなくてはならないことがたくさんあります。心して勉強しようと思っていますので、どうぞよろしくお願いいたします。」と改めてお伝えすると「応援してるからね。」と声をかけていただき、お別れをしました。

お時間をありがとうございました。

さあ、これから実践が始まります。不安が大きのですが少しずつ進めていきます。

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