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【ブリッジ】Vol.38 元U19日本代表の三上侑希が、リーマン3x3選手で目指す姿

3人制プロリーグ「3x3.EXE PREMIER」の今季開幕戦を控えた数日前――宮本編集長と今後の取材を相談していたところ「三上選手、3x3やりますよね!」というslackが投げ込まれて、とても驚いた。彼と言えば、八村世代屈指のシューターにして、2017年のFIBA U19 W杯で当時世界10位になったチームの主将だ。故郷のFUz HOKKAIDO.EXE(フーズ ホッカイドウ エグゼ)で3人制デビューに至るまでどう過ごしてきたのか。大学卒業後サラリーマンになって一時コートから離れながらも、バスケに戻ってきた26歳へ話を訊いた。(取材日:5月18日)

3x3デビュー戦「楽しくできた反面」

大橋 今日のデビュー戦を振り返って、いかがでしたか。
三上 独特の雰囲気というか、こんなに音楽がガンガン流れていて、日差しが強いところでのバスケって、小学生以来だったと思います(笑)。
大橋・宮本 (笑)。

三上 でも、楽しくできた反面、勝負だったのでデビュー戦とは言え結果には全然満足していません。特に1試合目(●13-17 SHINAGAWA CC WILDCATS.EXE)は勝てそうな試合を落としてしまって、2試合目(●12-21 MINAKAMI TOWN.EXE)もふがいない試合でした。北海道は去年(PREMIERで)勝てなかったので(2勝14敗)今年は1試合でも勝ちたいと思っていただけに、とても悔しいです。
大橋 この初戦に向けて練習は、どれくらいできましたか。
三上 仕事でなかなか時間が取れない日も多かったのですけど、できる限りチーム練習に参加したり、仕事が終わった後に自分でトレーニングもしたりして臨みました。ただ、いざ試合をやってみると、練習と体の当たりも違って、もっと鍛え直さなきゃいけないとすごく感じました。

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