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ファッション③

配色

ドミナントカラー配色

カラーを統一する(支配する)。カラーの持つイメージがダイレクトに伝わる。

ドミナントトーン配色

トーンを統一する(支配する)。トーンの持つイメージがダイレクトに伝わる。

トーンオントーン配色(トーンの上にトーン)

同系色相で濃淡をつける、トーンを重ねる。同系色相で明度差や彩度差のある配色。

トーン”の上に”トーン

トーンイントーン配色(トーンの中にトーン)

トーンを統一した配色。ファッションではよく見られる配色。

トーン”の中に”トーン。
ドミナントトーン配色と同様の意味で使われる。

トーナル配色

中間色の配色(dトーン中心)。sf、ltg、gトーンを合わせた配色。
中間色なので、落ち着きのあるシックなイメージ。
中明度のグレイを良く使い、無彩色が火合っていてもトーナル配色としてみなす。

カマイユ配色(フォカマイユ配色)

単色に見える配色。ファッションではカマイユとフォカマイユに厳格な違いはない。

ダイアード配色

補色色相はバランスの良い配色。しかし、vトーンなど彩度の高い色相同士のコーディネートは派手なイメージになる。
明度差の少ない配色や1色を1dkgなど低明度トーンを使って明度や彩度に大きく差をつけた配色がよく使われる。

ビコロール配色

色相やトーンに変化を付けた配色。明快な印象を与える。
ファッションではバイカラー配色とも呼ばれ、スポーティなスタイリングに良く使われる。

トリコロール配色

フランス国旗の色(青、白、赤)の3色配色。青をネイビーに置き換えるなど類似色相、類似トーンまでは許容範囲。

多色配色

色が多すぎてまとまりにくくなり、デザイナーやスタイリストなど、コーディネートのプロでないと困難。

プリントやニットなどの素材では多色配色が使われる。
無彩色はどの配色にも重要なカラーで、どんな有彩色とも調和しやすく、多用される。

グラデーション配色

3段階程度の色の変化があれば見た目にも自然なリズム感が生まれ、安定したイメージになる。

モノトーン配色

色の濃淡・明暗だけで表現する単色配色のこと。
ファッションでは無彩色どうしの配色のことをいう。
都会的・シャープなイメージがある。

ナチュラルハーモニー(ナチュラル配色)

黄み寄りの色が明るい配色。ベージュ(こちらを明るく)とネイビー(こちらを暗く)の組み合わせはファッションではよく使われる配色。

コンプレックスハーモニー(コンプレックス配色)

青みよりの色を明るくした配色。見慣れないため不調和を感じることが多い。
ファッションでは、モスグリーンや黄土色、茶系などの色と
明るめのブルーとのコーディネートが良く使われる。

この配色にすることで目新しさが生まれ、モダンなイメージになる。

青みよりを明るく、黄みよりを暗く

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