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デジタル支援を必要としている方に

事業推進部のYです。
このブログでは、私がデジタルアクセシビリティアドバイザー(以下DAA)を、受験する過程で学んだこと、受験前にどのような準備をして試験に臨んだのかということ、またDAAを取得してからの活動などをお伝えしていきます。
今回は、受験前後に自分自身が感じた心の変化をお伝えします。


試験にはベーシック、スタンダード、プロフェッショナル(創設予定)の3つのレベルがあり、まずベーシックレベルを受験しました。

DAAの試験勉強を始める前は、今まで自分がやってきた試験勉強と同様に、テキストに記載してあることを覚えて合格すればよいと思っていました。しかし、DAAの試験勉強を進めていくうちに、この知識を自分のものにして、DAAとして活動していきたいと考えるようになりました。DAAを目指すには、テキストに記載された情報や知識を覚えるだけではなく、背景となる社会の変遷や支援が必要な方の困りごとをどう解決するかなどを理解することが重要なのだと気づきました。

DAAに必要な資質は3つあると思います。1つ目は「デジタル支援を必要としている方に寄り添い、必要としている支援は何かを知ろうという姿勢」、2つ目は「最新のテクノロジーにはどんなものがあり、そのテクノロジーをどのように活用できるかを考えること」、3つ目は「テクノロジーを必要としている方に、より良い生活や活動をしていただくためのコーディネートをしたい、という気持ちを持ち続けること」だと思っています。

この3つの資質は特別な能力ではありません。自分の家族や身の回りの方、目の前で困っている方が、生き生きと社会で活躍できるよう支援したい、という思いを持ち続けることだと思います。DAAの試験勉強を通して得たこの思いを忘れずに、これからDAAへの道のりを歩んでいきたいと思っています。

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