尿管結石、再び
あの悪夢から約2年
再びあの恐怖が襲いかかろうとしている。
ことの発端は9月中旬に受けた健康診断。
「まぁ、健康であるだろう」
ちょっと高をくくっていました。
しかし結果は…
「尿潜血陽性のため、3ヶ月後に再検査を受けてください」
「マジか…」
尿潜血とは、その名の通り尿の中に血が混じっている状態。
ちなみに数値が2+。
2+とは明らかに尿に血が混じっている状態みたいです。
「うわぁ…きっついなぁ…」
検診の結果に凹みましたね。
しかし落ち込んでもしょうがないと3ヶ月後の再検査を受ける為、病院の予約を速攻とりました。
「何事もなければいいが…」
11月中旬
「あれ…何か左脇腹の調子がおかしいな…」
ちょっと痛い。
そしてすぐに気付きました。
「この違和感に覚えてるわ」
そうです。2年前に経験したあの痛みです。
また来たのか…。
またあの痛みを経験せねばならないのか。
仕事中にも関わらず、手が止まり30分ぐらい脱力状態でした。
違和感状況を説明すると
・左脇腹にかすかな痛み。
・常時ではなく断続的
2年前の症状と全く一緒です。
この症状は石が腎臓から尿管へ落ちる前の前兆ですね。(あくまで僕の場合)
前回はこの後に石が尿管に落ちて激痛→救急搬送って流れでした。
ということで、今回も近々石が落ちるだろうと僕の中で結論付けました。
もう、激痛は避けられないと。
しかし、ただ今か今かと落ちるのを待ちながら過ごすのって恐怖しかないです。
いつ爆発するか分からない時限爆弾をもって生活してるような気分なんですよね。
少しでも気を紛らわしたい。何か安心できる材料がほしい。
そうだ、もう12月中旬の検診まで待たずに行っちゃえばいいじゃん!
そしてすぐさま再検査予約したクリニックに電話。
僕「あのー、多分尿管結石だと思うんですけど、予定日より早めに行ってもいいですか?」
クリニック「再検査は尿沈渣含む検査を色々とやるので、尿管結石と分かっているならまず泌尿器科で見てもらったらどうでしょう?」
僕「そうですね、そうします」
いざ泌尿器科へ
そして今日、行ってきました。
仕事だったんですけど、午前中休みとって行ってきました。(この記事は仕事中書いてます)
駅前にある小さめの個人病院で、この病院では初診となる泌尿器科を選びました。
余談ですが、前回救急搬送で運ばれた大病院と、家の近くの個人病院(泌尿器科)は対応がダメでした。
なぜなら石が出た後に聞いてみたんです。
僕「石の成分を見てもらう事出来ますか?次回の予防対策にもなるかと思うんですが?」
そしたらどちらの病院も「あー、そういうのちょっと受け付けてないんで」。
患者のことを何も考えてないなって感じがして最悪でしたね。
それがあってから、ネットで良さそうな病院を吟味して今回の病院にしました。
病院では
・尿検査
・エコー
・レントゲン
を検査しました。
検査した後に先生の問診です。
先生「石はあるね…ただ腎臓にあってまだ降りてきてない」
やはりあるか…まぁ、そうよね。じゃないと前兆は起きないし。
続けて先生が言います。
先生「左にもあるし、右にもあるね。ただ大きさはどちらも数ミリか…」
僕は左だけだと思ってたら右にもあったのか…。
しかし右については全然違和感はないんですよね。
違和感をモロに感じるのは左の脇腹です。
ただ石があるもんはしょうがないですね。
先生「今は石になる前の砂状のモノが落ちてきてるね。それが尿の中にガッツリ入ってるよ。もちろん血も混じってる」
僕「な、なるほど…」
結構ショックですね。しかしどこかホッとしました。
もしかしたら砂状だけのものが落ちていって、腎臓にある石は当分落ちてこない事もあり得るからです。
まぁ、分かんないですけど。
先生「とにかく腎臓にあるのは数ミリの石だから、落ちてきたらまず痛み止めを飲んで凌いていくしかないね。そして水を飲む」
石が小さい場合は(主に10mm以下)、基本自然排出となります。
自然排出で重要になるのが水を飲むこと。
1日2Lが目安です。
先生「君の場合、水を飲む量が少ないね。一般人の1.5Lぐらいだ。でも君の場合は2Lが必要だ」
尿の検査で1日に飲んでる水の量も分かるみたいですね。
もし尿管結石を患ってなければ1.5L飲むだけで良いのでしょう。
しかし僕は石がある状態です。とにかく水を飲んで結石(または結石前の砂状のもの)を排出していくしかないのです。
ここ最近の僕は水をあまり飲んでいませんでした。
そうですね、1日に700ml~800mlぐらいだったと思います。
かつ、肉中心の食生活。
そりゃ再発もするわって感じです。
今回行った病院は信頼できる病院だった
先生はエコー検査の最中にこう言いました。
先生「結石痛いよねー、僕も経験あるから」
僕「あ、そうなんですね」
先生「僕の場合、10回以上あるからね~」
めちゃくちゃ歴戦の猛者でした。
僕「じゅっ…10回以上!?」
聞き直しちゃいまいた。
エコー検査終わって、その後の問診。
僕「あの、前回出た石を持っているのですが、検査してくれたりしますか?」
先生「あぁ、いいよ」
良かったです。前回行った病院とは違って、検査してくれます。
これで結石の成分から治療方針を立てて再発防止する上で有効な情報が手に入るはずです。
やっぱ尿管結石の場合、ここまでやってくれるのが当たり前だと思います。
対策も立てれなければまた同じことを繰り返しがちですからね。
良い先生で良かった。
10回以上経験してるからめっちゃ親近感です。
ということで今日はここまで。
また石の成分が分かれば記事書きます。
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