ねことのこと【いつものご飯】
人生初の猫との暮らしが始まった頃、メインのお世話係は夫でした。
しかし今では私がメイン。
猫も私の事を信用してくれているはず。はず。。。
夫と私は共働きなのですが、私のほうが在宅時間が長いのも要因だと思います。お世話係勝ち取ったり!
さて。
5年ほど暮らしてますが、最初の頃と大きく変わったのが食事です。
◇ねこまんま
猫が我が家に来る前、夫の実家ではいわゆるねこまんまをご飯として用意されていました。
猫缶と白ご飯を混ぜて、鰹節などをトッピングって感じですね。
最初は教わった通りに作ってましたが、どうにも食べない。
用意した半分は食べるけど、完食はほぼありませんでした。
お水も全然飲まなくて、夫は「水が嫌いな子なんだよ~」って言っており、ご飯から水分を摂れるようにしていたそうです。
あとよくよく聞いてみたところ猫の食費を安く抑えるためというのもあったようですね。夫の実家には他にも猫がいたので。
毎日3度の食事が楽しみな私としては猫がご飯を残すのがとても心苦しく…そういえば夫に黙って白米の量を減らして猫缶多めにしたのがばれて喧嘩したこともあります。笑
◇ドライフードの導入
それにしてもねこまんまを残す残す…
心配になって、試しにおやつ用ドライフードをあげてみました。
めっちゃめちゃ食べた。
夫は最初微妙な反応だったのですが、ドライフードをあげると美味しそうに食べる猫を見て、徐々に自分でもあげるようになっていきました。
「主食ドライフードでもよくない?」と思ったのですが、お水を飲まないことからドライフードを主食にはせず、缶詰にトッピングしたり、おやつとしてあげるようになりました。
やっぱり美味しそうに食べてくれると嬉しい!!
◇お尻事件
そして暮らし始めて数か月後…何がきっかけか忘れましたが、猫のお尻を見たら肛門が2個あったんです!!
嘘です。
肛門嚢の破裂でした。
本物の肛門のちょっとずれたところが汚れてたんですよね。
拭いても痛々しいし…なんか怖くなって病院直行しました。
病院で先生に「あー、破裂してるね。臭かったでしょ~」と言われましたが…猫初心者の私は肛門嚢なんて初耳で、臭いに関してもなに何が臭いのか、正常な臭さなのか分からず。。。
処置はすぐに終了して帰宅。
病院帰りで怯える猫に謝って、お世話の何がいけなかったのかとしょぼくれながら反省会。
ネット調べ&考えたところ…ちゃんと食べない+お水を飲まない猫はお通じもよくなかった。
詰まりがちだったために肛門嚢破裂に至ったのだ!と推測しております。
◇食事の見直し
猫が食べない猫まんまを用意するのに私自身もストレスを感じていたので、夫に相談しつつご飯から白米を排除し、違う猫缶やトッピングなどいろいろ試し始めました。
白米を排除したのは本当に食べないのと、猫にとって重要な栄養源ではないと判断したからです。猫は肉食!
同じ食事内容が続くと飽きて食べなくなるので、猫缶+トッピング(ササミや鰹節)、猫缶+ドライフード(カレーライスみたいに半々に盛り付け)でローテーションを組むところに落ち着きました。
メインの猫缶はいなばさん。今のところ。
ドライフードはそこまで好き嫌いがないので、総合栄養食系のを買ってます。
◇お水
ご飯をちゃんと食べるようになってからはお通じも改善されつつありました。
しかし結構コロコロで堅そう。
切れ痔になっていたのか、肛門付近にカサブタっぽいものがみられることもありました。
剥がすと赤く腫れてた。ごめんよ…
対策としてはチュールを水で溶かしたスープを作っていましたが、それでも水分不足気味だったと思います。
そこで試したのが…
お水皿に入れるやつ。
効果ありました!
お水のお皿から全く飲んでなかったのに、ご飯のあとちょびちょびっと飲むようになったんです。
しかしちょびっとしか飲まないのに毎月これを買うのか~…
他に何かないかなーと探して次に試したのが…
オーカッツさんのヘルスウォーター水飲み用ボウル。
ものすごく美味しそうにお水を飲むようになりました!!!!!
たっぷりとお水を入れるといいと聞いたので、8〜9割くらいまで入れてリビングに置いたところ、何の説明もしてないのに…
「ちゃぷちゃぷちゃぷちゃぷちゃぷちゃぷちゃぷ…」
と。
思わず拍手しましたね。ちっちゃく。
(音を立てると飲むの止めるかもしれないので静かに喜びました。)
朝起きてお水を飲む。
ご飯食べたらお水を飲む。
お昼寝したらお水を飲む。
こんな感じで普通にお水を飲むようになりました。
そしていいうんちするようになったんですよ。
猫と暮らすまではうんち見て「やったー!!」ってニコニコになる日が来るなんて思ってもみなかったです。
ちゃんと食べて・飲んで・寝て・出す。
人間と同じですね。
何が好きなのかも一緒に暮らしていてわかってきているので、時々贅沢もしてます。
そこも人間と同じ。
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