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読書感想文:「好きなことしか本気になれない。 人生100年時代のサバイバル仕事術」

ココナラの創業者の南氏の著書。一度、パネルディスカッションでお見かけしたことがあります。(本書とは全く関係の無いイベントでしたけど)
ちょうど、昨日(1/12)に以下のような一連のツイートをしました。

この本の中では、人生100年時代において、働いて行くためには「個人の力」が重要であり、そしてそれを構成する3つの要素、「スキル」、「自分の価値観」、「セルフリーダーシップ」について、最初にかかれている。
自分の上の投稿は、特に「自分の価値観」の考える上での1つの方法だなと思っていて、上記だけでは足りないのかもしれないが、部分的にであれ、同じ領域について、考えを巡らせていた事で、すごく楽しく読むことができた。

基本的なコンセプトを説明されたあとに、筆者の経験を元に、その時どういうふうに考える様になったのかを、説明してくれているので、「なぜ、上記の3要素が重要だと考えるに至ったのか?」という思考のプロセスを辿れることが面白い。(なんとなく、啓蒙書のカタチを取った、自伝な気もせんではない)

読んでいてストーリーの方に引きづられて論点がなんだか分からくなってしまうこともあったけど、それはそれでストーリーが面白いということなので、良いのではないかと思う。

何れにせよ、「どのようにありたいか?」ということを非常に強く勧めている本であることには違いはないと思う。結局、スキルや価値観(すでに、どうありたいか?という問い自体が価値観を問うているけど)は、意思決定後の動き方で変わることがある。

他方で、強くあり方を思うことで、タフな状況でも、やりきることでそれがらの要素を育てる事ができるので、最終的に大事なのは「セルフリーダシップ」なのではないかという結論に、私の中では落ち着いている。

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