読書感想文:「シン・ニホン」

久しぶりに、インプットする時間がとれて丁度いいタイミングで届いたので、一気読みしました。

日々感じている課題や疑問をここまで網羅的に、整理して議論している本は無かったと思います。特に社会保障に関する議論の整理は、国ではなかなかしにくいところを、明確に説明してくれていると思った。

今の大手企業の経営陣である50~60代くらいの人にも届く内容だと、良いのだけど、一番最初の前提のところで食い違いが起るのかなという気もしなくはない。(最も経団連の中西会長も一緒に話しているようだったし、杞憂かもしれないけど)

量の割には面白いのでスラスラ読めるし、データも豊富なので、日本の置かれてる全体像も把握できます。

できることなら、この本にあるデータ及び見解について、官僚、政治家、首長などの方々のざっくばらんな討論会を見てみたいものです。

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