日記「日記とグリユニ感想 ~『2』(著:野﨑まど)も添えて~」2023/04/13

日記

 眠い。眠すぎる。十万石まんじゅう。1時過ぎには布団に入りましたが映画が最高すぎたので興奮してなかなか寝付けず。そんで今日は1限必修初回です。8時50分から。睡眠時間は6時間弱。なんと今日も6限まであるので20時35分まで大学です。空きコマは1。映画は最高だったので大学側が遠慮すべき。
 1,2限はスペイン語の授業。1限の方はスペイン語でスペイン語の文法書を読めるようになることが目標らしい。初回の今日は軽く自分がスペイン語を選んだ理由を発表してから、スペイン語の歴史を説明された。なにも覚えてない。ホワイトボードもプロジェクターもあるのに、手元の紙に文字を書いてその映像をプロジェクターに映すというアクロバティック授業スタイルだった。パワポなり板書なりすればいいのに。見づらいから。2限はスペイン語の本を読む授業。プリントされたスペイン語の本の目次を渡されて、20分で訳して興味あるものを選べと言われる無茶振りをされた。本に関する話が多かったので楽しそうではあった。先生が時間を見なさすぎて10分くらい遅れて授業が終わった。あと8人しかとってなかった。
 昼休みと空きコマの3限は学食で飯を食って図書館とその辺のベンチで時間を潰す。問わず語りとか聞いてた。ずっとこれがいい。学食の豚肉はあんまりおいしくなかった。
 4限はオムニバス授業の初回。オリエンテーションもなしにいきなり授業開始。淡々としたトーンで歴史学の授業が進むからみんな眠くなってた。俺も眠かった。言ってることはそんなに難しくないんだけど。タピオカミルクティーのことを「ミルクティーの中にデンプンの塊が入ってるやつ」って言っててウケた。まあみんな寝てるので笑い声は起こらないんですが。最後に授業内課題として「グローバリゼーションは最近のことか?」的クエスチョンが出たので正倉院のことを思い出しながら「現代のは直接的グローバリゼーション、間接的グローバリゼーションは昔からあった」的なことを書きましたが正解かどうかは知りません。もうちょっと起伏が欲しい。
 5限はオンデマンド。簡単なアンケートに答えて終わり。次の授業までの時間潰しの方が苦労するタイプ。数的処理の問題集やってました。
 6限は図書館サービス概論。図書館情報資源概論と同じ先生だった。質問すると点が来る(予定の)先生。図書館のサービスの種類とか、図書館の種類によるサービスの違いとかを学んだ。こういう事実列挙講義って質問がしづらいよね。全部「そうなんだ」で流せちゃうから。まあ1問質問したんですけど。やる気があるなら態度で示そうよほらみんなで手を挙げよっ。司書系の授業って女子の方が圧倒的に多くてちょっと気後れする。女子の集団に対しては昔から恐怖心がある。
 帰ったら飯食って風呂入った。何事もなくて何より。

『グリッドマン・ユニバース』感想 ~『2』(野﨑まど著)の感想を添えて~

 名作『グリッドマン・ユニバース』を観た私の感想は「気持ちよかった」でした。直接の関わりが無かった前作、前々作をうまくつなげて、それぞれの作品に求めていたものを余すことなくお出しされ、さらにその2作が掛け合わさることによって生まれる超爆発力、推進力。アウフヘーベンに近いものがある。これが私が『SSSS.GRIDMAN』と『SSSS.DYNAZENON』を観てから轟音上映の『グリッドマンユニバース』を観に行った人間の感想です。
 段落変わりまして、私がこれと同種の気持ちよさを感じた他の作品についてです。『2』(著:野﨑まど)。これは『[映] アムリタ』『舞面真面とお面の女』『死なない生徒殺人事件 ~識別組子とさまよえる不死~』『小説家の作り方』『パーフェクトフレンド』に続く作品です。この5作品はそれぞれが独立した作品になっています。

 ここから先は(なるべく少なくするけど)ネタバレ気味なので『2』を未読で最大限楽しみたい人は帰ろう。そしてまず『[映]アムリタ』を読もう。

 『2』は、その前の5作品の続編です。バラバラな世界線だと思われていた作品の、全ての続編です。ここグリユニ相似ポイントその1。そして1作目登場人物がメインに据えられています。ここ相似ポイントその2。これまでの5作品のキャラクターがそれぞれの立場、役割を引き継いだまま作中で動きます。ここ相似ポイント3。そしてまさかのあの人も登場? ここ相似ポイント4。『グリッドマン・ユニバース』の気持ちよさには「最後は敵をぶっ飛ばして終わる」が少なからず含まれていると思うんですが、『2』では「大どんでん返し」が用意されています。この2つは「状況をひっくり返すパワー」という点で相似ポイント5。まあこれがまた気持ちいい。そして両方とも最後の最後まで気が抜けない。相似ポイント6。
 ここまでの話をまとめると、『グリッドマン・ユニバース』も『2』も過去作を踏まえたうえで、それらが掛け合わさってより高みへと到達している、って感じでしょうか。ここから感じる気持ちよさっていうのは、伏線回収の気持ちよさだと思います。
 だから『グリッドマン・ユニバース』のオールスターズお祭り感が好きだった人は、6冊本を買って正しい順番で読んで『2』にたどり着いてください。今はすべて新装版が出ているので比較的手に入りやすいはず。読みやすい本だし全部でたった6冊なので是非読んでみてください。(ダイマ)

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