日記「路傍の石」2023/05/18

 今日は1限から6限まで。
 1限はスペイン語の授業。スペイン語の母音の発音の話をしていた。おいおいここは音韻学の教室かいHaHaHaみたいなテンションで受けてた。もうちょっと文法的な解説に重点を置いてくれてもいいと思う。あといい加減手元の紙に書いたものをカメラ経由でスクリーンに映して板書風にしないでほしい。なんかパワポとかさぁ、もうちょっとこう、いろいろあるでしょ?
 2限もスペイン語。こっちは文法重視。今日はまずスペイン語の動詞の活用の小テストから始まった。去年ちゃんと学んだはずなのにね。全く覚えてない活用が幾つかあるね。先生も若干呆れ気味に回収してた。ごめんなさい。そのあとはプリントの文章を読んでいった。1文ずつ、動詞と活用、意味、構文解釈をして読んでいく。ちゃんとした英語の授業みたいな感じ。いまちゃんとしたって書きながら歴代のちゃんとしてた英語教師とちゃんとしてなかった英語教師の顔を思い浮かべてる。特に後者。
 3限は空きコマなので昼休みと合体。まず図書館に行ってPC借りて課題用の適当なデジタルアーカイブを漁りながら先週の工藤さんのラジオと伯山のラジオを聴く。毎回どっちから聴こうか悩む。今回は工藤さんの方から聴いた。靴磨き職人の愚痴だった。そんな世界があるのかということにまず驚いた。そして日本にも意外といそうなことにも驚いた。いつか気に入った革靴ができたら利用してみようかな。伯山の方は相撲ドラマの話と西武遊園地に行った話をしてた。西武遊園地は行ったことが無いなぁ。園内独自通貨があるのも面白そう。金の使わせ方がうまいね。
 4限はブルデュー社会学について。文化資本は経済資本に結び付き、経済資本が高いほど文化資本が高いとかいう身もふたもない話をされた。所詮我々は中間~庶民階級。上に憧れ続けるしかないのだろう。憧れることができたら中間で、諦めたら庶民らしいですよ。個人的には結構ジャンルによるなぁという感じ。例えば俺はクラシック音楽的な資本についていえば圧倒的庶民。もうちょいテンポ早くしろよとしか思えない蛮族。でも小説・文学だったら中間くらいにはなれているんじゃないかなぁ。決して支配階級にはなれない。ままええやろ。
 5限は情報サービス論。図書館のレファレンスサービスの特にレファレンスインタビューとかレファレンス記録とかについて詳しくやった。レファレンスサービスの利用者は結構な確率で自分の求めている情報がわかっていないんだとか。(まあわかってれば自分1人で探せるしね。)だから情報要求が大雑把だったり少しずれてたりするわけ。そこでヒアリングをして、何のために、そんな情報を、どれくらいの深さまで必要なのかを確認していくことが大切なんだと。レファレンスサービス使ったことないからわかんない。自分の欲しい情報はこの手でつかみ取ってきたから……
 6限は図書館サービス概論。今日は図書館連携とか図書館ネットワークとかの話。国会図書館が"最後の拠り所"(Last Resort)って呼ばれてることに興奮してた。かっけぇ。他にも「真理が我らを自由にする」とかの名言が詰まってる国会図書館。皆さんもぜひ一度訪れてみては?
 母が、昔俺がお世話になってた先生にあっていろいろ話したらしい。その中で先生が「大和君はなんというか不思議な雰囲気があるね。どんな人も拒まないし拒まれない」的なことを言ってたらしい。それって、、、路傍の石ってコト!?もしくは人に興味が無いから積極的に関わろうとしない人か。どちらがマシかと言われれば微妙。まあおとなしく褒められたと思って喜んでおこう。

 今日は『異常論文』を読み終わった。読みだしてから半月、買ってからは3か月くらいかかった。最後の方の短編(中編?)なんかは全く意味が解らない文章を何とか読む時間が多かった。個人的お気に入りは『SF作家の倒し方』、まじめな方だと『掃除と掃除用具の人類史』。個人的には前半の方に入ってる話の方が、「異常について書かれた正常な(ふりをしている)論文」の味があって好き。後半は「異常について書かれた異常な論文」だった。たまに読む分には楽しいけどまとめて読むと脳がパンクするタイプの話が後半に詰まってた。それも編者の思惑なんだろうな。今は悲報伝を読んでいます。こっちはあと2,3日もあれば読み終わりそう。読みやすい文章ってすごいなと思う。その次の火蛾も読み終えたらハヤカワが今度出すAIのSFオムニバスを買おうかな。

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