水着になるには明るすぎる【ひとことお題11】
ほぼ毎日「ひとことお題」、本日は『水着』
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このお題をもらうまで使うことがなさすぎて存在を忘れそうになってたけど、そういえばうちにも水着はある。ただ、ザ・競泳用!みたいなゴリゴリの実用的なやつだ。
それもそのはず、その水着は5~6年前にスポーツジムに通っていたころに、プールでスイムエクササイズをしたいがために購入したものであって、遊びで使う気は当時からゼロだった。
というか、大人になってから水着を着て遊びに行った記憶がほとんどない。
別に泳ぐのが嫌いなわけでも泳げないわけでもないし、海を見に行くのは好きなのだが、水着を着て泳ぎに行きたいとは思わない。それも、まあまあ強い気持ちで拒否したい思いがある。
そんなにも拒否する理由はなんなのか、自分でもちょっと気になったので書き出してみると、こんな感じだった。
この1と2がやたら強く、ちょっとやそっとの動機付けではひっくり返りそうにない感じがする。
まず1の「見せられる体でない、見せたいと思わない」については、わかりやすく自身の容姿へのコンプレックスが感じられる。ただ、ちょっと注目したいのは、ここでの水着が私の頭の中ではどうやら「ビキニスタイル」として想定されていることだ。
この「ビキニスタイル」は、水着のなかでも着用に抵抗がある女性も多そうだ。布面積が少なく”着て隠せない”部分が大半なぶん、隠さずそのままで美しいプロポーションの良さが要求されているように感じやすいのだろう。
例にもれず私もそう思ってしまっていることは明白だ。さらには自身の美意識の高さも相まって「ビキニに耐えうるプロポーションでないうちは着用するべかラズ!」などと意思を固くし、しかしそこへ至るには途方もない努力が必要・・いや努力してもワンチャン無理な可能性がある、とまで考えたとき、「そこまでして着る必要ありますかね?」となってしまい着用不可に陥る流れのようだ。
もちろん、「水着ってビキニだけじゃないぜ☆」という気づきを当人に与える選択肢もあるが、そこに気づいたところで次に2の「日焼け問題」が発生する。水の中では当たり前だが日傘がさせないし、日焼け止めを塗ったとしても紫外線を防ぐには限界がある。全身を覆う水着もあるとは聞くが、1と同様に「そこまでして」案件となるだろう。
じゃあもう暗くて誰にも見られない、日焼けもしない、海水じゃないからあとでシャワーもささっとで済むナイトプールしかなくね!とおざなりに思ったあなたは正しい。
が、そもそもナイトプールは泳ぐための場所ではなく浮いたり喋ったりする場所なので、結局「水着を着て泳ぎに行く」は達成されないのだ。ライトアップされてるからそんな暗くもないしね。
と書きながら気になってナイトプールを検索してみたら、なんだか夜景とライトアップがよさげなプールがたくさん出てきて、ちょっといいかも、と思った。
単純なことである。
おわり
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