見出し画像

ネコ作家 網代幸介編

猫好き作家へのインタビュー。あなたの猫話、聞かせてください!
第7回は、網代幸介さんです。

まず猫との出会いを教えてください?
ね、ねこ?猫?

猫です。
猫?猫との出会い?最近ですか?

いや、人生で。
人生?人生・・・。猫、出会ってますけど、路上とかで。ねこ・・・。

前世とかでもいいんですけど?
前世とかでは出会ってるかもしれないですけど。ねこ・・・。
ちっちゃい頃、犬は飼ってたんです。三匹。実家に黒い犬。三匹。

妄想じゃないんですか?
いや、本当にいました。散歩してました。懐いてなかったですけど 笑。親の妹さんとかが飼いたいって言って飼ってたっぽいです。

アジロくんの妄想癖はいつからなんですか?
妄想ですか?子供の頃からですね。一人遊びが大好きで、学校から帰ってきて、キン消しとか自分で作った人形とかで三国志やってました。だいたい黄巾の乱か桃園の誓いで終わっちゃうんですけど。序盤のやつですね。

一番気に入ってた人形ってなんですか?
それは言えないです 笑。川で拾った如何わしいものに、当時は知りませんでしたけど、釣りのワームとかを手足につけて遊んでたんです。でもなんかヤバイものって感じてはしていて、隣の家の軒下に隠していたんですけど、おばあちゃんに見つかって焚き火で燃やされたんです。自分の分身みたいなものだったので、ショックでかかったです。

サイコーですね。誕生日プレゼントとかは何をお願いしてたんですか?
聖闘士星矢の人形ですかね。高いんですよ。あれ。僕のやつは売れ残りのセール品だったから、たぶん一話しかでてこないようなマイナーなキャラでしたね。でも僕にとっては最強のキャラでした。

そのキャラの名前忘れてるんですね。
人形遊びは18歳までやってたんです。映画を自分なりにアレンジしたりして。映画の白虎隊が一番好きでした。エンディングで「城が燃えてる!」って若い青年たちが自決するシーンがあるんですけど、堀内孝雄の愛しき日々という曲をラジカセでかけて、泣きながら終えるんです。それを作った人形とかでずっとやってましたね。

かなりの変態ですね。
高三の進路相談で進学とか就職を考えろって先生に言われたときに、「俺、こんなことしてたらまずい。いつまでもこれやってたら、ずっとこの世界にから抜け出せない」と気がついて人形を全て捨てました。今、その続きみたいなことやってますけど 笑。

最近は、何妄想してるんですか?
今は、あさまで生テレビに出演して、とにかく反対するっていう妄想ですね。いい加減にしろ、お前たち!って吠えたいんです。

妄想スランプってあるんですか?
あります。そういうときは寝て妄想します。

網代くんの肩書きってどうしてるんですか?
プロフィールは画家として活動です 笑。イラストレーターというほど仕事してないし、展示ばっかりだし、絵本作家とも一冊だから言えないし、画家として活動です 笑。特に書くことないんですよ 笑。

ありがとうございました。

網代幸介
2010年の個展を機に画家として活動。絵画の他、立体、アニメーションなど様々な方法で、物語性のある独自の空想世界を表現。アニメーション作品に、制作・音楽・撮影を全て一人で手がけた「きみのしらない街」 ondo、「ポーとボウ」 私家版、「サーベルふじん」 小学館など。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?