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ネコ作家 ケロちゃん編

猫好き作家へのインタビュー。あなたの猫話、聞かせてください!
第6回は、ケロポンズのケロちゃんこと増田裕子さんです。

まず猫との出会いを教えてください?
あはは、いきなりやるのね。これ、自主的にやってるの?

猫との出会いお願いします。
父が亡くなって少し経った頃、相方ポンちゃんが引き取った保護猫が先住猫との相性がよくなくて困っていたところに「そうだ、ケロちゃんがいる!」ってなって、私が引き取ることになったんです。
それまで私は、一度も動物を飼ったことがなくて、いや、そういえば、お母さんが文鳥飼ってた、とにかくそれぐらいなので不安はありました。

昭和文鳥世代ですね。
その頃、ぷんちくりんという人形劇を絵本作家の市居みかさんとケロポンズでやることになっていて、その合宿のためポンちゃんの家に泊まっていたんです。そしたら、その子猫サイ君が私の寝てる布団に入ってきて、その可愛さに、もう連れて帰るー!連れて帰る!とメロメロになりました。そしたら、いっちゃんが合宿はどうするの?そんなすぐに連れて帰れないわよ、合宿しているんだから。人形劇はまだ未完で・・・

その話、端折ってもらってもいいですか?
普通、インタビューする人が記事で端折るんじゃないですか 笑。それでサイ君が家にきて、そのあとサイ君の兄弟のコナツちゃんも引き取ることになりました。

あれ、あめちゃんじゃないんですか?
あめちゃんは、コナツが11歳で亡くなってから3ヶ月ぐらいのときに友人が保護した猫でウチに来ました。サイ君が寂しそうに見えてたんで。サイ君、本人はどう思ってたのか 笑。

そして、ちりちゃんですよね?
2年前にサイ君が16歳で亡くなって、今度はあめちゃんが寂しそうに見えました。飼えるなら保護猫という使命感みたいなものがあるので、今は、あめちゃんとちりちゃんです。

ピアノ部屋にも猫を入れるんですか?
いれますよ。猫の毛がピアノの中にあったので、調律師の人が大変でした。

絶対音感あるんですよね?
昔はね。ちょっと待って調べてみる。(ケータイで「ラ」のピアノ音を出して確認) あっ、無くなってる 笑。

ケロちゃんの絶対音感は無くなりましたって記事に書いていいですか?
そこは端折らないの?いいですよ。最近は自由になったから。昔は、ちゃんとしてキチっとしてこだわっていたことが、最近はわりとどうでもよくなってきましたね。

ケロポンズは、年間何回ライブや公演をしているんですか?
最近は100本ぐらい。

100!ライブで子供たちがエビカニクスを踊るんですよね?
子供たちがうわーってなってるの嬉しいですね。保育士さんや大人も踊ってみんな楽しそうにしてるのはやっぱり嬉しいです。

待ってました!エビカニみたいな雰囲気なんですか?
そうですね。エビカニ踊りたい子供とかが3曲目ぐらいでエビカニまだー?とか聞いてきます 笑。まだですよーって言ったりしてますけど。かなり猫の話から脱線してるけど?

ありがとうございました。

増田 裕子
ケロポンズ ボーカル・作詞・作曲・ピアノ・アコーディオン担当。
東京都出身。国立音楽大学 教育科幼児教育専攻を主席卒業。4年間の幼稚園勤務を経て、1987年中川ひろたか、福尾野歩とバンド「トラや帽子店」を結成。キャプテンとして11年間年間120公演を行い全国をかけまわる。1999年平田明子と「ケロポンズ」を結成。
ソロアルバムに『すてきな帽子屋さん』や『ねこのお医者さん』をはじめとする『増田裕子のミュージックパネル』シリーズなどがある。主な著書に『増田裕子のミュージックパネル』シリーズ(クレヨンハウス)、「ますだゆうこ」としての絵本に『いろいろおんせん』をはじめとする歌付きの『ケロちゃんえほん』シリーズ(そうえん社、既刊12冊)、『おぼんぼんぼんぼんおどりの日!』をはじめとする『行事絵本』シリーズ(文渓堂、既刊9冊)など多数。

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