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【無名作家の小説論】紙屑を積み上げろ
課金制にしたら気持ちがとてもスッキリした。そう、もっと早く課金制にするべきだった。いや、これまで課金制にできなかった理由は、どうしても課金させたくない(金をもらいたくない)仲間がいたからだ。
僕は彼らのことを尊敬している。自分以上に神に近い位置にいると思える瞬間が多々ある。つまり僕は彼らに対しては、むしろ金銭的援助をしてやらねばならない立場でもある。その彼らから金をとるのはどうしても嫌だった。しかし、特定の読者に単体の記事をプレゼントできても、マガジンをまるごとプレゼントする機能が今現在noteの機能にない。単体の記事をその都度プレゼントするなんて超めんどうだし、そもそもそこまで読め読めビームなんか発信したくないし、どうしたものか……と。
一方で、これだけ好き勝手書き殴っていると、神レベルに無知なうじ虫がちょこちょこ湧いてくる。とりあえず現時点で僕は、そうしたうじ虫を一匹ずつ踏み潰さないと気が済まないらしい。でも、そうするのもいちいち面倒だし、なんの正義的価値も生まないどころか、憎悪や攻撃的感情でお腹いっぱいになってしまうと、何かの瞬間に妻を叩き殺してしまわないとも限らないから、妻の身を守るためにも、うじ虫を締め出すことを優先し、やむなく課金制にした。
もしも強力なうじ虫が、5万を払ってまで僕への憎悪ビームを撃ち続けるとしたら、完全に仲間うちだけにするとか、ファンを審査する仕組みとかを改めて考えていかねばならない。というか、そうなるかもしれない予感はある。愛と憎悪は表裏一体だからだ。僕を心底憎悪するうじ虫は、僕を愛するあまり、僕を殺しにくるかもしれない。僕はしかしそれを返り討ちにする予定でいるが、予定は未定、僕のほうが妻もろともめった刺しにされ、絶命してしまわないとも限らない。5万とは、そういうレベルの金額だと思っている。そして、そこまで想像覚悟して書いているからこそ、僕の書くものには5万の価値がある。いや、5万でも安い。だからそのうち10万にするかもしれない。が、5万以上の設定をするには手続きと少々の金がかかるから、今はまだめんどい。
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