想像と創造のひと
Directed by Jun Matsumoto
Created by ARASHI
エンドクレジットのこの文字に、なんとも言えない感動を覚えてしまうことを、嵐のコンサートが好きで、それを先陣切って作ってくれている潤くんのファンならわかってくれると思う。
潤くんの好きなところは?と問われたら、あのあったかい人柄とエンタメの最高峰と謳われる嵐のコンサートを作り上げるザ・仕事人な部分をあげる人は少なくないと思われる。
わたしも潤くんの好きなところは星の数ほどあれど、TOP5あげて、と言われたらそれらを思い浮かべるんじゃないかな。
すごくあったかくて"想い"を大事にするあの人が、一方では理系脳をフルに使い、沢山の人を動かし、冷静に緻密にコンサートを構築していく。
一見相反するこの要素を併せ持っている松本潤くん。すごく不思議だ。
なんでこんなふうにいれるんだろうと、ずっとぐるぐる考えていた。
まず、"仕事人松本潤"を形容する言葉としてわたしが思い浮かべるのはこの2つ
①神は細部に宿る
②想像は創造のはじまり
①神は細部に宿る
もう読んで字の如く。
本人が語らずともメンバーや共演者はたまたスタッフからコンサート作りやドラマ、映画の現場いろんなところでそれを体現している彼の話を聞く。
潤くんの細部へのこだわりは、物の完成度を高めるために絶対必要不可欠。これをめんどくさいとかそんなこだわる?とかいう人はクリエイターとして何かが欠けていると思う。(何様発言とは思いますが何卒ご容赦)
そして今回焦点を当てるのがこちら。
②想像は創造のはじまり
"なにかをクリエイト(創造)するには、
イマジネーション(想像)がないと始まらない。"
これは世の中全てのクリエイターの必須条件だと思う。世の中のクリエイティブなひとたちは、想像力をとても大事にしている。
ウォルトもそう、チャップリンもそう。スティーブジョブズもアインシュタインだってそう。
そこを蔑ろにして創造しようとしても、いいものは産まれない。
その想像力を土台に、0から1を作り上げる人達をわたしはとても尊敬しているし、かっこいいなと憧れている。
嵐のエンタメはまさにそのど真ん中。
かつてはアイドルなんて一切興味のなかったわたしが今わざわざアイドル松本潤についてnoteを書いてしまうくらいにまで至ったのも、そのエンタメに心掴まれたから。
そして先述したように、そこにきちんとあたたかい感情がのっているのがわかるからだ。
(本人達が作り上げてるという事実はもっと広まってもいいと思うけど、アイドルの美学としてはそれはもしかしたら無粋なことなのかもしれない)
ちなみにわたしは小説や映画、音学、ファッション、街に溢れる広告、そのキャッチコピー、あらゆる素敵にクリエイトされた物が大好きだ。
そして製作者の想いや意図を読み取り考察するところまで込みで好きなのだ。(オタク気質の人ならわかってくれると思う…)
だからこそ、逆にクリエイトされた物の中にイマジネーションを感じられないようなものに対してはチベットスナギツネのような目になってしまうのだが…。
話を戻そう。
潤くんからはその想像力というものがひしひしと感じられる。
潤くんは自分が提供するエンターテインメントを作るために、インプットを欠かさない。舞台や映画、その他もろもろ色んなものを見て勉強していることは自然に伝え聞くし、それらをコンサートにアウトプットしているのは誰もが知るところだ。
きっとそうやって常にやりたい事を"想像"している。これはいわゆる"クリエイティブなこと"に対しての"想像力"。
そして彼の優しくてあたたかい人柄も、その"想像力"の豊かさから来ているのではないかと思うのだ。
こう言ったらこう思われるかな?とか、こう書いてあるけどその経緯はどうなんだろう?と考えてみたりすることも全部想像力。
いわゆるクリエイティブな事だけでなくあらゆる仕事でそれは必要だけど、人間関係にも当てはまる。普段の生活、ひいては人生において必要不可欠なものだ。
人に対して優しくあるには想像力がないと成り立たない。
(残念なことに、昨今は特にSNS上で想像力の欠如が蔓延している気がする。会話の余白部分を読み取れなかったり、一つの現象に対して表面的にしか捉えられなかったり、まったくいやな世の中だ。)
そして潤くんの言動にはきちんとその"想像力"が作用しているのが伝わる。
若い頃こそちょっと言い方きつくない?大丈夫?と思ってしまう場面もあったけれど、もともとすごく正直でまっすぐ物を言う人だからそのやり方が拙かっただけで、奥にある優しさは昔っから変わらないように思う。
二宮くんの"あなたの優しさにはあたたかさがあります"はあまりに名言であまりに的を得ている。
(30超えた位からはもがくのを辞めて自分自身を受け入れたと言うような事を本人が語っていたし、その優しさやあったかさを外に出すことをいやがらなくなったという事は、翔くんが語ってくれていたように記憶している。)
バラエティでのゲストに対するトークなどはそんな優しさや気遣いで溢れてる。
ファンに語りかけてくれる言葉や、それこそEnjoyで伝えてくれる気持ちも、いつもとてもあたたかくて愛に満ちている。受取手の気持ちをいつも想像して言葉にしてくれているのが伝わる。
わたしが好きになった潤くんは、そういう人だ。
だからこそ、いつかの会報の百問百答で、
Q.人生に最も必要なものは?という問いで
A."想像力"
と答えていた潤くんに、
いやーーーーーやっぱり!さすが!と思ったのと同時に、とてもとても嬉しくなった。
いや別に、自分の思う通りの人だったから嬉しいって事ではなくて、(いやまぁそういう側面も勿論あるが。ファンなので。)
きちんとそれを"意識"して、"大事"にしている、という部分にとてもとても感動したんだ。
更に、
Q.人生を楽しむコツを教えてください。という問いに、
A."想像→行動→反省↩︎また想像に戻る"
と答えていた潤くん。
それらをちゃんと楽しんでいる。Enjoyしている。
もうバカみたいに『すき!』しか出てこない。
『なんであんなに冷静に感情のこもった物を作れるんだろう?』
この問いに、わたしは勝手に結論づけた。
潤くんのあったかさと仕事人ぶりは、同じところから来ているんだ。と。
嵐のコンサートがあんなにもあったかいのは、ひとが好きで、ひとを大事にする潤くんがそれを率いているから。ファンの気持ちを汲み取ろうとする想像力がちゃーんと作用しているから。
そして、コンサートを0から作り上げるその創造力は想像力あってこそ。
これをやるにはどうしたらいいんだろう、こうなってこうなるからここはこうしよう、という構築の連続。
ファンに気持ちを届けたい、その想いが強いからこそ、こだわって、突き詰めて、冷静に、途方もない作業を積み上げていく。
インプットを惜しみなくアウトプットする。
それをやりきる行動力と実行力。
想像を、創造する。
"冷静な作業を経ているのに創ったものに感情がきちんとのっている"
のではなくて、
"伝えたい想いがあるからこそ作業が緻密化していき、その中では冷静に物事を進める必要がある"
という事なんじゃないかなと思うのです。
感情ありきなんだ。
だから、あんなに幸せで、とってもあったかくて、ものすごく素敵で、心を動かされるんだ。
5×20の裏側を見せてくれたvoyageには、"あったかくなることが重要""あったかくなんのかなー"って、ずーっとその気持ちがブレてない潤くんの姿があった。
クリエイターとしての潤くんをずっとかっこいいと思っていたけれど、
"クリエイティブなところ"が好き
というよりも、
"きちんと温度があって感情がのったクリエーションに行きつくことが出来るところ"
が好きなんだ。
松本潤くんは、想像と創造のひと。
"月でフェスやりたいんですよ"
"ロケットで飛んでって、そのまま着陸してスタートしたい"
"かっこよくないっすか"
そんなちっちゃい子が言うみたいな夢物語も、
潤くんなら叶えられるんじゃないかって、
そう思っちゃうよ。
…そんなことを、
あの夢のような11/3を経て、
改めて思ったわけなのです。
潤くんだけじゃなく、嵐はみんなそうだ。
大野くんの絵や振付
翔くんのラップ
相葉くんの企画力
にのの作詞作曲 …etc
こんなのほんの一部だ。
みんなすごく"クリエイティブ"なひと達。
各々の役割分担、それらを実現するだけの技量。自分たちの創りあげる物に想いをのせる、強さ。そしてそれを届けようと必死になってくれる、あたたかさ。
5人全員の、想像力と、創造力。
Directed by Jun Matsumoto
Created by ARASHI
この文字にものすごい心を打たれてしまうのは、きっと、そういうことだ。
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あんなに素敵な贈り物を受け取ったからには、あの日に感じた想いを文章に残しておきたい。そう思い、書き綴ってみました。自分でもなにが言いたいのかよくわかってないけれど、ほぼ自分へ向けての忘備録なので悪しからず…。
"また!"
"またね!"
ああ、どこまでもあったかいひと。
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