なぜ、彼は友達じゃなく「彼氏」なのか

【マンネリで破局の危機到来】

私には、大学2回生の頃から付き合っている彼氏がいる。

今年の7月で付き合って2年が経ち、おそらくお互いに「マンネリ」という言葉を意識し始めていた。

そしてついに、9月中旬、普通のデートの会話で

彼)「友達に戻ったらどうなるんだろう」

私) 「それ、私も最近思ってた。」

どっちか)「別れる??」

どっちか)「別れようか。」

という話になった。

そして、色々話した結果、別れるというのはなんか違うということになり、

それぞれが自分の気持ちに向き合う時間を設けることにした。

この時、私は約2年間を共に過ごした彼と別れるということを初めて本気で考えた。自分たちで決めたことなのに、まるで人生のどん底に突き落とされたかのような日々を送った。

【なぜ、彼は友達じゃなく「彼氏」なのか】

そんな人生のどん底に突き落とされたかのような日々の中で一番考えたことは

「なぜ、彼は友達じゃなく彼氏なのか」ということだった。

この疑問に対して、ノートに気持ちを書いてみたり、親しい友人に話してみたり、などをして私なりに考えた。

その中で

「私はこの人の人生に興味がある。

この人と共に老いたい。

この人の苦しみを少しでも分かち合い、それを楽にしたい。

この人には楽しい時だけでなく、苦しい時にも一緒にいてほしい。

じゃあ、これらはただの異性の友達で成し得るの?できなくない?

できないやん。」という考えに至った。

不可能ではないかもしれないけど、友人としての彼にそこまで入り込むイメージができなかった。

そんなこんなで自分が彼が嬉しいと思うこと、悲しいと思うことなどを一番近くで一緒に大切にしていきたいと思っていることに気がついた。

その答えが出た頃、ちょうど彼から久しぶりの連絡があり、電話をすることになった。

正直、別れを覚悟した。いくら私に気持ちがあっても彼の気持ちが離れてしまったら別れようと思っていたからだ。万が一、別れたときのために最後の言葉も考えた。それぐらい本気で別れると思った。



電話での話の内容は全く覚えていないけど、

彼も色々考え、別れる必要がないことに気づいたそうで交際の継続が決定した。本当に心臓に悪すぎる出来事だった。結局、お互いの大切さに気づくきっかけになった。

この経験から、彼が彼氏から本当のパートナーに変わったような気がする。

以前から、パートナーだと言っていた。だがしかし、今はもっとパートナーになった感覚がある。

partnerの原義は「(喜び・悲しみなどを)共にする人」である。

故に、彼が喜びや悲しみを共に分かち合ってくれる存在だと再認識できたこと、別れを考えて悲しんだことを分かち合ったこと(喜びは今までに何度も分かち合ってきた。)などが、彼がパートナーだということをさらに強く意識づけてくれているように思う。


たくさんの理由があるから簡単に言えないけど、私はパートナーが大切にするものを大切に出来る人生を送りたい。




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