人との”つながり”を感じながら生きる人を増やしたい。
私は「人との繋がり」を感じることで幸せになる人だ。
「人との繋がり」は前野隆司さんに提唱する幸福学において、ありがとう因子に含まれるので、私が繋がりで幸福感を得られているのも納得だ。
初めから人との繋がりで幸せを感じられていたわけではない。
私は、COVID-19が流行し始めた2020年から看護師として働き始めた。
入職当初から、病院からは外食禁止のルールが出ており、自由な行動は控えるようになっていた。
看護師1年目は、夜勤も少なく業務も比較的少ないため、余暇時間にプロジェクトへの参加などで、職場以外での繋がりを感じられていた。
今思えば、とても充実感ある生活を送っていた。
看護師2年目になると、責任の伴う仕事が増え、仕事以外のことを楽しむ余裕がなくなってきていた。仕事にやりがいを感じる一方で、休日は他者に気を配る余裕がないほど疲弊していた。夜勤が増えて、睡眠が充分にとれていないことも影響していたかもしれない。同期と勤務が被ることも少なく、本音で話す機会を見つけられなかった。
そんな日々の休日は、家に籠って読書や、ちょっと良いランチを食べに行くこと。どうにかして自分を癒したい気持ちで消費行動を色々と試したけど、どれも本当の幸福感には繋がらなかった。
病院ルールは特定1名以外との外食は禁止だったので、パートナーとは出かけていた。楽しい時間もあるけど、なにかが足りない、なんだろうとずっと思っていた。
そんな、毎日が約半年が過ぎたころ、仮眠ができない夜勤が1か月続いて、遂に心がついてこなくなって、休職することにした。
幸運にもこの休職をきっかけに、はぐくむという会社に出会い、シェアハウスに引っ越し、「人との繋がり」の中で生きる喜びを思い出せた。
そのおかげで私は復職し元気よくお仕事ができている。
休日もZOOMでのお話や、住民との関わりで人との時間を分かち合うことに喜びを感じている。
一度、繋がりを失ったおかげで、よりいっそう「人との繋がり」の大切に気付くことができた。それに、繋がりは辛いことも忘れることができるし、悩みを分かち合うことができる、とっても大切なものだと思っている。
既に繋がりの中で生きているな~という人もいると思う。でも、
そうじゃない人もいると思う。
だから、”つながり”を感じる人を増やしていきたいなと思う。
自分自身、人のために使う時間を増やしたいな。
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