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ワンピース 21巻

187話 "互角"

21巻の表紙好き。単体でもかっこいいのに22巻と並べたときに初めて完成するのが秀逸。最近の99巻〜101巻の繋がる表紙もめっちゃ良かったです。

サンジvsボン・クレー。お互いの足技をぶつけ合うも互角。ボン・クレーは敵でありながら憎めないのがいいキャラ。この時からインペルダウンでの再登場は考えていたのでしょうか。


188話 "オカマ拳法"

王女の立場でありながら国民ファーストの考えを持っているビビ、直前のドラム島の王であるワポルが全く逆の思想であったことから、ビビの王女としての器が尚更際立ちます。
大切な人の姿になり相手の精神を揺さぶるって相当卑劣な手だと思いますが、不思議とボン・クレーだとそこまで悪意を感じませんね。


189話 "2“

サンジvsボン・クレー決着。
心理攻撃により苦戦はしたものの最後はしっかり自力勝ちなのがいい。
足技vs足技ってボン・クレー戦だけではないでしょうか。サンジのベストバウトに選ぶ人がいるのも分かる気がします。
「いい勝負だった。もうそれ以上言葉はいらねえはずだぜ」もわざわざセリフにするなよと思われてもおかしくない気がしますが、クサイセリフでもサンジが言うと様になるますね。


190話 "天候棒“

ゾロvs Mr.1、ナミvsミス・ダブルフィンガー。ナミは初めてのまともな戦闘。今まで一度も戦っていないナミがタイマンをしている辺り、アラバスタ編は麦わらの一味初の総力戦といえますね。今までの敵とは明らかに格が違うのも自然と分かります。
天候棒を手にしたきっかけが、自分の手で戦いたいと自らの意志でウソップに申し出たのもアツい。


191話 “天候を操る女“

サブタイ通り天候棒で天候を操るナミ。武器を使った唐突なパワーアップも、「気候について並外れた知識を持っているから」という説得力があるので納得できる。
ダブルフィンガーの丸くなる攻撃はほぼソニックですね。


192話 "旋風注意報“

トゲトゲの実って見た目ちょっと気持ち悪い…って子供の頃思ってました。久しぶりに見たらやっぱりちょっと気持ち悪かったです。
古代兵器プルトンの名前も初登場。未だにその全貌は明らかになっておらず、物語の大きな鍵を握る要素になるのは間違いありません。


193話 “理想郷“

ナミvsダブルフィンガー決着。
ウソップやナミがタイマンで勝つと読んでるこっちもなんだから嬉しくなりますよね。無言のガッツポーズ好き。
前話のプルトンに続きポーネグリフのワードも。ルフィたちの戦闘とは別のところでワンピース世界の輪郭が徐々に明らかになる描写が作中何度もあります。


194話 "鉄を斬る“

ゾロvs Mr.1。
ここまでゾロのタイマン勝負では、常にゾロ側がハンデを負った状態で行われ、徹底して格を落とさないように描かれてきました。
Mr.1はゾロにとって初めての同格との勝負。
剣技のぶつかり合いはもちろんですが、舌戦もアツい。ゾロって意外と洒落がきいたこと言いますよね。


195話 “Mr.武士道“

ゾロvs Mr.1決着。
ついこの前のキング戦で「 Mr.1戦以来の死闘」なんて言われていましたが、自分のルーツを思い返してパワーアップするところなど色々とオマージュされてそう。
万物の「呼吸」を知ることで鉄をも斬れるようになりましたが、見聞色のようなものなんでしょうか。
最後の見開きはワンピース屈指の名シーンですね。「礼を言う」というセリフが、ひたむきに強さを追い求めるゾロらしくて好きです。

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