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「会社って」詩三作
「会社って」
誰も
教えてくれない
こんな社会で。
ここは「ずるい、ずるい、ずるい、ずるい」と、
轟いてくる東京のオフィス
きみは、
一人で午後九時に辞表を手にしている
「いつかの履歴書」
いつかの履歴書には
特技ギターと、書いた
そんな欄をしたためて
「東京都宛て」と郵送をした三年前
「そして今」
もう辞められなくなって
今も品川駅は混み合う
そんな、「危ないですから押さないでください」
と、いうホーム
数ヶ月が流れて
偶像の一人として埋もれたきみがいる
終わり
色んな人が佇んでいる。そういう人々がホームに溢れている東京だけど、きっと小さな頃にこんなに社会が大変だなんて誰も思っていなかっただろう。
そう思うとこのリアルな大変さを子供に伝えたい、と思ったけど、これは子供に見せられない、、
でもこれが現実なのだから、わかった上で、将来を見て欲しい。こんな社会に出たくないっと、思ったのならまたそれぞれの道を進んでほしい。
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