マガジンのカバー画像

スライド作成&講師/プレゼンスキルアップ

10
講師のためのスキルアップ&プレゼンテーションスキルアップ
運営しているクリエイター

2020年4月の記事一覧

落語とプレゼン、つかみのパターン。

プレゼン/講義/講演…最初の関門が「つかみ」 対象がどんな人たちか…にもよるんですが,講義でもプレゼンでも「つかみ」があるとないとじゃ意外とちがうんですよね. 場がスタートしていきなり本題に入っていくのもアリではあるんですけど,スタートしてすぐってオーディエンスもふわふわしてる場合があるので,本題に誘導するためにも「つかみ」があると空気も作りやすいです. TEDプレゼンのショートバージョンみたいなものだと「つかみ」をやってる暇もなく,オーディエンスも臨戦態勢なのでそのま

そもそも、プレゼンって。

大勢の人の前で話すこと,1対1で話すこと,どっちが得意ですか? プレゼンテーションというと大勢の前でスライドを使って話すアレをイメージしますが,2者間で行う営業トークなんかもプレゼンなんでしょう. そもそもプレゼンってなに?ということで言えば…「人に伝えて心を動かす,そして行動に変化を起こす」までが定義になるんだろうなと,考えてます. だから手法としての営業も授業もプレゼンなわけです. そう考えるとプレゼンに必要なものは喋りとツールになるんですが,そのツールはスライドに限っ

初学者やあんまり詳しくない人が対象になる時のスライドデザイン

いろんな人の前でお話をすることがあるかとは思いますが… 今回は「あまりその分野に詳しくない人」に基礎的な内容を伝える際に使うスライドの例です.これはだいたいのものに共通なんですが 『基礎は退屈でつまらない』のがほとんどです. でも…基礎を伝える場合,資料として作ってみると意外なほど分厚くなりがちです. 真面目な人ほどこのあたりは厚くなりがちなんですね. 事業所内研修などなど,とくに介護は法定研修が事業所ごとに定められているものは基礎を改めてやりましょう,というケースもよくあ