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子供のいない元理解のある彼君(40歳)

40代を前にして思うのは、子供のいない40代以降はつまらないということ。
結婚して39歳で離婚したけど、それは状況的に離婚せねばならなかった。
でも子供は作っておけばよかったのではなかったんじゃないかという後悔はある。
妻は統合失調症で、手間もかかり、その妻の親もある宗教にどっぷりだったので面倒ごともあっただろうが、生んだ後は即離婚し、自分が引き取ればいいだけの話だったのではないかとも思う。
自分の親が生きているうちにある程度育てることもあの時期なら可能だったはずだ。
40歳だしボーダーラインは越えた。これから先の人生でパートナー間での孤独を埋めることはあるとは思う。つまり結婚したり、同居したりして孤独を埋めるということだ。
でももう子供を産み育てるというボーダーラインは越え、二度と子供を拝むことはできない。結婚適齢期に結婚したあの当時に、子供を作っていれば可能だったのに、今はもう無理になってしまった。
それが無念でならない。
親は言うが、弟が子供を二人残してくれたのだから、うちの家系のことは気にしなくていいと。そういう問題じゃない。俺自身の問題なのだと。
俺自身が子孫を残せず、いもしない子供を「幻視」し「ありもしない家庭生活」を夢見てしまった事に問題があるのだろう。
理解のある彼君の問題点はそこにある。
理解のある彼君は子供が残せない。その事実には多くの理解のある彼君は気づくべきだと思う。

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