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【ARI】【25周年】ワイルドカードシリーズ突破!! #ガラガラヘビの喉の奥【あり担①⑨】#EmbraceTheChaos

スウィープでワイルドカードシリーズ突破。
ディビジョンシリーズへと駒を進めました。





ラッキーヒット連発

この試合も初回に先制を許し、投手力の高いMIL相手に追いかける展開
送りバントと盗塁で塁を進めるスモールベースボールが身上のチームですが、ここでもまず流れを変えたのはHR
Alek Thomasがライトスタンドに叩き込み、1点差としましたが、このHRの打球速度は93.6mph、xBAに限ってはわずか.180の打球。
ちなみにMLB30の本拠地のうち、HRになったのはアメリカンファミリーフィールドを含めて17球場。その中にARIの本拠地チェイスフィールドは入っていませんでした。

4点を奪い勝ち越した6回の攻撃。
逆転タイムリーとなったMarteの打球速度こそ106.3mph、ピッチャーの足元を抜けていく会心のヒットでしたが、
・無死1塁から二塁打で繋いだCarrollの打球速度は83.9mph
ワイルドピッチで加点
・勝率を90.3%にまで向上させたGurriel Jrのタイムリーヒットは66.2mph

ThomasのHRも含め、幸運なヒットが続き得点を重ねました。
なお、Thomasはその次の打席、1死12塁のチャンスで打席に立ち、101mphの痛烈な打球を放つもダブルプレーに終わりました。
MIL打線も、例えば3回の攻撃は100mph以上の打球が2本ありました。
結果はどちらもアウトになり、そのうちの一つはダブルプレー。
同じこの回に放ってた92mph以下の打球も2本ありましたが、これはどっちもヒット。

野球というスポーツにおける運の要素が大きくこちら側に傾いてくれたと感じています。


Morenoの後頭部にごっちんこ

2回の守りにて。
空振り三振に取ったTurangのバットがマスクを被るMorenoの頭にゴツン。
一旦治療の後、そのままマスクを被りこの回を守り抜きますが、3回の守りから退きました。脳震盪の症状でした。


前の試合で決勝HRを放っていたため、この試合では5番で起用されていました。
MLBトップの盗塁阻止率を記録し、ゲームを組み立てる力・チームを勝たせる力において、今のこのチームにMoreno以上の選手はいません。

替わりに出場したのはHerrera
絶望的な打撃と、あらためて見て実感する絶望的なフレーミング。
Morenoが交代した時点では0-2でリードされていたこともあり、はっきり言って勝てる気は全くしませんでした。

なお試合後は元気にシャンパンファイトに参加しており、症状もなくディビジョンシリーズではスタメンで起用される見通しとなっております。


Saalfrankの落ち着き払ったフィールディング

初回に32球を費やし、ああやっぱりビジターのGallenはダメかと覚悟を決めた立ち上がり。
しかし終わってみれば100球で6回を投げ切り。失点も初回の2点だけ。
やっぱりエースは違うなとテノヒラクルーさせたあと、7回はジョーカー的存在Thompsonが三者凡退。
残る6アウトをGinkel Sewaldに任せるのが普通ですが、Ginkelは前日の乱戦で回跨ぎ。
昨日登板機会のなかった投手このシリーズの雰囲気にまだ参加しきれてないSaalfrankはここでは怖すぎる。
この2つを天秤かけた場合、まぁいくら連投とはいえGinkelを使うわなという所感。

想定通り、Ginkelが出てきましたが、やはり前日の回跨ぎは負担が大きかったよう。
ほとんどスピードの出てないファストボールを捉えられ続けあっという間に1死満塁。

左打者のFrelickにたいしてここでSaalfrank
不安げに見守るファンの心配をよそに、カーブが浮いてしまう怖さが全くありません。
低めにコントロールされたカーブでピッチャー横へゴロを打たせると、これもまた悠然と落ち着き払ったフィールディング。
本当にルーキーか?と本当に9月に上がってきたばかりのルーキーかと。

もう一つのアウトは捉えらた打球でしたが、シフトの餌食。これもある意味運が良かったとも言えます。


さあ!ディビジョンシリーズにコマを進めました!!が、待ち受けるはあの憎き、強き、LAD
誰もこの戦力で勝てるだなんて思っていません。
ディビジョンシリーズの3戦目と4戦目はホームで戦えます
ホームで死ねるなら本望。我々の死に場所はここだ。


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