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経営・臨床を学ぶ おすすめ書籍『伸びる新人は「これ」をやらない!』冨樫 篤史 (著)すばる舎

執筆者:米崎広崇(愛知県豊田市 医療法人社団崇桜会 若林歯科)

今回、私がおすすめする書籍は「すばる舎」から出版されている『伸びる新人は「これ」をやらない!』です。

伸びる新人は「これ」をやらない! 冨樫 篤史 https://www.amazon.co.jp/dp/B07TC18S8F/ref=cm_sw_r_tw_dp_U_x_DeV4Eb78WR1G5

人生の中で、大きな節目の一つに「就職」があります。就職するということは、言い換えると社会人として初めて世の中にデビューするということです。では、皆さんは社会人になるための準備をしたことはあるでしょうか?私は、過去を振り返ってみて、実際に社会人として意識して勉強するようになったのは「院長」という立場になってからでした。

大学を卒業するまでは、テストでよい点数を取って進学すること、国家試験に受かって歯科医師になること、が目標で「社会人として働く」ということがどういうことなのかをまともに考えたこともありませんでした。

働き始めてからも、とにかく臨床技術をあげることを目標にしていたため、
セミナーも技術系のモノばかりにいっていました。その結果、開業して院長という立場になった瞬間から、壁にぶつかりまくることになるのです。

なぜなら、学生や勤務医だったころは、必ず誰かが作ったルールに守られた中で、自分中心の考え方が多分に通用する世界で生きてきたからです。それが、開業した瞬間から、歯科医院という組織を自分自身で作り上げていかな
ければいけなくなるのです。

組織とはどのように作られているのか
組織を形作るには何が必要なのか

を全く知りもしないのに・・・です。

たまたま、私は妻と二人で開業したことと、早い段階で、臨床経営に長けた仲間の先生と出会い、の執筆陣の先生方から多くのことを学ばせてもらえたことで、運よく乗り越えてくることができました。、
本当に運が良かっただけです。

社会に出るとはどういうことなのか
社会人になるということは、どういう考え方を持っていないといけないのか

若林歯科では、新人スタッフの1年目の課題図書の1冊になっている本です。

一度読んでみてください。

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