サイボウズの“C”を消して寄付をしよう! SNSでがん治療研究を応援できる「#deleteC大作戦」
「#deleteC大作戦」は、企業や団体を巻き込み、個人がスマホを使って手軽に参加できる寄付プロジェクトだ。このプロジェクトへサイボウズが参画、「みんなで“C”を消そう!」と呼びかけている。「“C”を消す」に託された想いとは…。
“C”を消した投稿で100円が、“いいね”で10円が、がん治療研究の寄付へ
サイボウズは2021年9月17日、NPO法人「deleteC」主催の寄付プロジェクト「#deleteC大作戦」への参画を発表した。これは、Cancer(がん)の頭文字である「C」を消すことで、「がんを治せる病気にしたい」という想いを表現するものだ。
サイボウズ公式Twitterアカウントからは、オフィス内にある「Cybozu」ロゴのCを消して回る青野慶久社長の様子が動画投稿されている。
サイボウズのプロジェクトでは、上記の動画投稿をはじめ「#deleteC大作戦」と「#サイボウズ」が付いたサイボウズ公式のTwitterやInstagramへのアクション(いいねやリツイートなど)が、がん治療研究への寄付につながる。また、サイボウズのロゴ「Cybozu」の「C」を消した画像や動画をSNSに投稿して寄付に参加することもできる。
「#deleteC大作戦」概要(サイボウズ参画の内容)
期間 2021年9月17日12:00〜9月30日23:59
①TwitterやInstagramで、サイボウズのロゴ「Cybozu」の「C」を、自由なカタチで消した画像や動画に「#deleteC大作戦」と「#サイボウズ」を付けて投稿
1件につき100円を寄付
②サイボウズ公式Twitterアカウントから発信される「#deleteC大作戦」と「#サイボウズ」が付いた投稿をいいね、動画再生、シェア、リツイートするごとに10円を寄付
※寄付額は上限あり
サイボウズ公式Twitterアカウント
deleteCのゴールは「みんなの力でがんを治せる病気にする」
「がんを治せる病気にしたい」という想いの下、2019年に発足されたdeleteCは、がん治療研究または取り組みに対して寄付・啓発活動を行っている。
がん治療研究応援の啓発の強化月間として行われる「#deleteC大作戦」は、2020年9月に初めて実施された。9000件超の投稿と100万回以上のアクションが行われ、計3000万アカウントへのリーチがあった。この総額225万円が、がん治療研究への寄付費用として集まった。
今年は9月4日~9月30日の期間に実施。サイボウズに先駆けてサントリー食品インターナショナル、アサヒ飲料、カルビー、コクヨ、ニチバン、グラフィコなどが賛同し、実施している。各社のプロジェクトの内容は「deleteC大作戦2021公式サイト」で確認できる。
日本では、毎年100万人以上が新たにがんに罹患している。生涯で2人に1人はがんにかかり、3人に1人が命を落とすといわれ、がんは相変わらず国民の死亡原因の第1位とされている(※1)。
とても身近なこの問題に自分も何かできないかと思い立ったら「#deleteC大作戦」に参加し、誰もが簡単にできるSNSのアクションで「がんを治せる病気にする」を応援しよう。
なお、2021年11月1日(月)〜2日(火)に幕張メッセ(千葉市)で行われるサイボウズの総合イベント「Cybozu Days 2021」の基調講演で、deleteC代表理事の小国士朗氏が登壇する。 詳細は、「Cybozu Days 2021」公式サイトへ。
文:遠竹智寿子
フリーランスライター/インプレス・サステナブルラボ 研究員
トップ画像:「#deleteC大作戦」特別サイボウズロゴ画像(Cybozuの「C」を削除したもの)。