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こたつ記事とSEOアフィリエイターの行く先について。

こんにちは、しゅうゆ(@D4Csuperdragoon)です。

最近、こたつ記事やリライトの話がTwitterのTLでよく出てきていて、その後に「ほー!」という体験をしたので書いてみたいと思います。

こたつ記事とは?

このように、「○○とは?」という書き出しから網羅性を考えて書きだすのが、SEOアフィリエイターには多いと思いますが、これもこたつ記事とひとつと言えるかも。

こたつ記事はダメなのか?

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こたつ記事はアフィリエイトやブロガーの業界では「リライト」という言葉でも表現されるように、書きたい事柄についてネットで検索したりして探した出した記事を「丸パクリする」か「Aという記事とBという記事とCという記事を元に構成を変えて書く」みたいなこと。

過去は、Googleをテクニカルにハック(オールドドメインや被リンクなど)すれば検索面の上位を奪取できていたし、今もそういったキーワードはあるんでしょうね。

現在はこういう「こたつ記事」では上がりにくいというのは事実。

Gさんがオリジナリティを重視しているのか、オーソリティ=サイトの信頼性=社会的に信用を得やすい企業や有名な人やドメインを評価しているのか、どのくらいかは定かではないけれど、最近はこたつやリライトでは上がりません。

ちょうど昨日もふぐたんさんのツイートも見て、やっぱり書いとくかとおもったワケです。

こたつ記事は終わらない。けど…

いま話題のこたつ記事を量産しているメディアにいる者だけど、メディアを運用するとすべてのメディアはこたつ記事に行き着くってことがわかるよ。
最初はどこもイキッて「うちはちゃんと取材して記事を作る」って意気込むけど、最終的にこたつ記事をやらざるを得ないわけよ。

引用元:すべてのメディアはこたつ記事に行き着く

ちょうど、この記事を読んで、たしかにそうだなーと思いました。

ほとんどの人が暇つぶしや興味本位で記事を読んでいるワケで、PVを稼いで=たくさんの広告を表示したいメディア側としては、読者にウケる記事を書かざる得ない。

ウケる記事は、ゴシップや飯や、インスタ映えするような話。もしくは検索ボリュームが多い=たくさんの人が知りたがるキーワードのコンテンツ。

直近で言えば「鬼滅の刃 ○○」なんかが、それに該当するんだけど、「鬼滅の刃考察:なぜ最初に竃家が無惨に狙われたのか?真相はこれ!」と書いてあったら読みますわな。

志を高く持って、世のため人のため、社会的意義のある、ある特定の分野に寄与する記事を書こうと思っても

全然、読むヤツいねぇしw

という結果が、こたつ記事の量産に拍車をかけているわけですね。

SEOアフィリエイターもなるべくボリュームの大きいKWを狙うもんだから、やっぱりこたつ記事になっちゃう。

SEOアフィリ&ブログで脱こたつするということ。

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先日、仲良くさせていただいているWEBライターの北野さん(@KeitaroKitano)のclubhouseにお邪魔してお話しを聞いている時に、SEOアフィリエイターやブロガーが脱こたつするヒントを得ることが出来ました。

話のテーマは「子育てと女性のセカンドキャリア」的なもので、モデレーターの女性のひとりが出産後のこれからのことが気になり、あるテーマで(ここはあえてぼかします)で検索をしていると、、、

『ほとんど北野さんの記事が出て来るんですよぉ~』

と発言。

それから北野さんにアポして取材をさせてもらって…と。

これやん!

と思いましたね。北野さんが実体験の中から日記のようにリアルタイムで綴っていく記事が、同じような心配や不安を抱えている人に見事に届いた。

けっして、大きな検索ボリュームでもなく、マネタイズに即効性があるものでも無いかもしれない。

けれど、1記事1記事が無数に繋がって1つの小さなジャンルの中では輝きを放ち、コアなユーザーに刺さる。

北野さんが記事にアフィリエイトコードを貼って収益化されているかはわかりませんが、これらの記事から「ライター」としての仕事には大いに繋がっているとのこと。

これがブロガーやアフィリエイターが脱こたつすることなんだなと。

3語4語といった検索ボリュームがあるかもわからないような記事を書いてみる

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上記で提示したような話は、検索ボリュームが大きいKWやマネタイズしやすい=ライバルが多いKWばかりを狙い、それで上位して大金を稼いできたアフィリエイターには困難であるかもしれません。

しかし、もう検索ボリュームが多いと企業メディアが獰猛に狙ってくるからムリゲーだし、収益性の高いKWも同じようなもの。

今、こたつ記事的な日々の暇つぶしはインスタやTwitterなどのSNSやYouTubeに取って代わられている。

Googleやヤフーのような検索エンジンを使う時は、

本当に深く知りたい時のみ。

になりつつあるような気がします。

検索 → 記事を読む → 購入&申し込み と今までのようなアフィエイト的な流れにすることは難しい時代かもしれません。

でも、その検索した言葉や悩み・困りごとについて、経験や取材、リアルな現象について細やかに書いた記事は、そのユーザーの心に留まりファンに成る可能性も高い。

そのファンを獲得して、北野さんの例で挙げたような専門ライターを目指すのも良し、ここでは詳しく書きませんがファンやコアユーザーを掴めばコミュニティをつくることも可能です。

ってことで、アフィリエイターやブロガーさんの選択肢の1つになれば幸いです。

おわり


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