見出し画像

RG35XX HでPC98ゲームは断念【解決】

この記事には誤った内容が含まれます。訂正版は下記です。

コメントで貴重なご助言をいただきましたので、備忘録として残しておきます。


「来ちゃった」

 先日、書いた記事でポータブルゲーム機は保留と書いたのですが、実は、先に注文はしていて、発送前にキャンセルしていました。しかしその後、「現地(たぶん中国)からは発送済みで、止められない」とのメッセージが届き、結局、自宅まで届いてしまうことになりました。

 すぐに返品手続きも考えたのです、ポータブルゲーム機で動かせれば操作性は良くなるので、できるかどうかチャレンジしてみることにしました。

ゲーム起動までの手順

RetroArchの起動

  1. 初期メニュー右端「歯車」マークのアイコンを選択

  2. 「RetroArchの設定」を選択

  3. 「ReteroArchを開始します」を選択

Neko Project Ⅱ(Kai)のロード

 コアのダウンロードが必要ですが、メニュー自体が見当たらないため、メニューを表示させる設定をするところから始める必要があります。

  1. WiFiに接続する

  2. メインメニューの下にある「設定」を選択

  3. 「ユーザーインターフェース」を選択

  4. 「メニュー項目の表示」を選択

  5. 「'コアダウンローダー'を表示」をオンへ

  6. メインメニューの「コアをロード」を選択

  7. リストの下から3つ目くらいの「コアをダウンロード…」を選択

  8. NEC-PC-98(Neko Project ⅡKai)を選択

以上でコアの起動まではできるはず。

ハードディスクイメージファイルの登録

  1. もう一枚SDカードを準備する
    そのカードにデータイメージファイルを保存する

  2. スロット2に挿す

  3. 「コンテンツのロード」を選択する
    /mnt/sdcard/以下にイメージファイルが見つかるはずなので選択。

ジョイパッドキーが効かず断念

 上記でPC98ゲームの起動までは、こぎつけました。しかし、ジョイパッドのキーが効きません。まる1日格闘したのですが、最終的に断念しました。下記は、調べてわかったことです。勘違いもあるかもしれませんが、備忘録として残しておきます。
 なにか、解決策や情報のお持ちの方があれば、アドバイスをいただければ幸いです。

「コアオプション」メニューがない

 Androidスマホでは、コアオプションでキーを設定できたのですが、RG35XX HのRetroArchの場合、このメニュー自体がありませんでした。Libretro ドキュメント を見ると、

ジョイパッドからキーボードへのマッピング [np2kai_joy2key] (OFF /Arrows/Keypad)

Libretro ドキュメント

 となっています。Android版のRetroArchだと、この部分を変更できるのですが、コアオプションメニュー自体がないのでどうにもなりません。

 Androidベースのポータブルゲーム機だとキーパッドで操作できているようなので、Linuxベースのこのゲーム機が外れだったような気がします。

コア情報

 コア情報でキー設定はみられるのですが、変更ができません。

JOY2KEY button mapping A=x B=z X=SPACE Y=lCtrl
L=backspace R=rShift SELECT=escape START =return
END押しながらブートするとシステムセットアップメニューが表示される

RetroArchのコア情報

コア(np2kai)のキー設定は、ジョイパッドを想定している感じですが、RetroArchのコアの設定オプションが、先のマッピングでOFFになっているので、ジョイパッドからの入力は無視されているようです。

キーボードを繋げば問題なく使える

 RG35XX HはBluetoothが使えるので、キーボードをつなげたところ、普通にゲームの操作ができました。しかし、これではポータブルゲーム機の意味がありません。

キーマッピングの変更もダメ

 ポート1~5にキーマップの設定できます。キー設定自体はキーボードかの信号を受け付けます。ただ、コア設定がポート0の固定のようで反映させることができないっぽいです。

retroarch.cfg

 設定をファイルに書き出すことは可能で、このファイルを直接変更すれば、もう少しやれるかもしれません。ただ、このファイルは、Linuxボリュームに書き出されるようで、Windowsからこのファイルを簡単に編集はできません。
 一応、ボリュームの内容を見てみてそれらしいファイルは確認できたのですが、解析と反映には時間がかかりそうです。私のスキルでは、ここで万策
尽きました。

Linuxマウントのファイル内容を表示するツールで見てみた

GarlicOS

 別な手としてGarlicOSなら状況が変わるかもしれませんが、まだ、この機種には対応していません。GarlicOSの開発自体が停止しているみたいなので望み薄です。

まとめ

 AndroidスマホでRertoArchの概要がつかめていたので、なんとかなると思っていたのですが、なんともなりませんでした。ネットを探しても、この機種とPC98との記事は皆無に等しく、ダメ元だったとはいえ、RG35XX H自体は、気に入っていたので残念です。

 まぁ、PC98自体が遺物みたいなもんですから、しょうがないのですが、ポータブル機で、ハードとソフトを一セットで保管したいという願望は捨てがたいものがあるのです。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?