犬と歩くと季節がわかる

2月。アロエとスイセンが適当な間隔で植わったなんかいい花壇を見つけた。寒空の下、アロエの生命力溢れるトゲトゲは花壇からはみ出ていた。赤くてドリルみたいな花を頭につけている。そして、そのとなりに白くて真ん中が黄色花を咲かせたスイセン。またそのとなりにアロエの株。また満開のスイセンがボン、ボン。なんとも謎チョイスな花壇である。

時々犬とこの花壇がある道を通ってアロエとスイセンの様子を見に行っていた。

2週間前。スイセンはほとんど葉っぱだけになった。ニラに見えなくもないが食べたら死ぬ。アロエは茶色くなった花がまだくっついてる。

昨日。アロエの花も落ちていた。1ヶ月以上なんだかんだ楽しませてくれてありがとう。アロエからバトンを受け継いだかのように、黄色いチューリップが1本だけ咲いている。

桜は先週突然咲いたとおもったら、もう散り始めた。

今日。公園の道端ですずらんを発見した。

すずらんの花はどうぶつの森でしか見たことがなかった。本物がいつ咲くのかも知らないのである。このつるりと長く、先端がたれた葉っぱは雑草にしか見えてなかった。鈴蘭と書くだけあって、白くてちいこい花が鈴なりに咲いていた。


昼飯が豪華になります。