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機動戦士ガンダム

宇宙世紀、モビルスーツ、ニュータイプ。
赤い彗星、ホワイトベース、
ジェットストリームアタック。

「機動戦士ガンダム」の世界観は、
リアリティ溢れる未来だった。

1979年、第1話「ガンダム、大地に立つ」から、
小学生だった僕は毎週欠かさず観ていたと思う。

そして1981年から劇場版3部作。
最後の「めぐりあい宇宙」、映画館で泣いた。
安彦良和の真骨頂、アニメと言うかもう芸術だった。

劇場版は第2部から明らかに変わった。
多く新撮された絵はもちろんだが、
主題歌まで良くなったのは何故だろう。

井上大輔。
作曲家として有名だった彼が、
作曲だけでなく唄った。
日大芸術学部同期で友人の、
富野監督からの依頼だったようだ。

この主題歌が本当に素晴らしくて、
スコアを買ってピアノで弾けるようにしたくらいだ。

映画のポスターも素敵だった。
飾りたい映画のポスターなんて、
昔はたくさんあったけど、今はどうなんだろう。

その後、ファーストガンダムと呼ばれ、
数々の続編も超えることができなかった。

「THE ORIGIN」として、安彦良和が渾身の漫画化、
さらにアニメ化して、NHKで放送されたのが40年後となる。

キャラクターが輝き、名台詞も数え切れない。
あえて、言おう。

悲しいけどこれ、戦争なのよね。

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