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バッド・イングリッシュ

まだあった、1989年の出会い。

このアメリカのロック・バンド、
ご存じの方はどれほどいるだろう。

なんとも活動期間が短い。
1988〜91年、たった4年。
発表したアルバムは2枚だ。

前身は、ジョン・ウェイトと、
ジョナサン・ケインのバンド、ベイビーズ。

ニール・ショーンのジャーニーに、
ジョナサン・ケインが引き抜かれ、81年に解散。
ベイビーズはジャーニーの前座だった。
ジャーニーはスティーブ・ペリーで全盛期を迎える一方、
ジョン・ウェイトはソロとして成功した。

ところがスティーブ・ペリーの疲労などから、
ジャーニーは活動休止に追い込まれ、
なんとニール・ショーンとジョナサン・ケインが、
ジョン・ウェイトと88年に再結成したバンドが、
バッド・イングリッシュである。

突然スーパーバンドが降臨した。

1989年に発表したアルバム「バッド・イングリッシュ」。
そこにまたなんとダイアン・ウォーレンが書き下ろした
「ホエン・アイ・シー・ユー・スマイル」を収録。
リーバイスのCMで、世界中の若者の心を鷲掴んだ。

この曲で、ダイアン・ウォーレンは、
名ソングライターとしての地位を確立する。
一方、このバッド・イングリッシュ、
91年に2枚目のアルバムを発表して、解散する。

ニール・ショーンとジョナサン・ケインは、
ジャーニーの活動再開に向かうのだった。

何だったのか、本当に一瞬、
輝く光が集まって、すぐに消えた。

僕にとって、永遠の名曲だけが残った。

When I see you smile, I can face the world
Oh oh you know I can do anything
「When I see you smile」より

ストレートなロックバラードで、
愛と勇気、を歌い上げている。

僕の永遠のテーマだ。

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