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東北ポケモンオフに行ってきました(ていうか主催した)

1.はじめに

 2021年12月18日に開催された東北ポケモンオフに行ってきました!(ていうか主催した)。今まではゲームのオフレポはあまり書いたことが無かったのですが、今年度かなり夢中でやっていた旧裏ポケモンカードではイベントの後にブログを残す風習があったので、今回も流れに沿って執筆するに至りました。基本的には対戦レポですが、運営目線の内容も少し入れようと思います。

2.オフ会当日まで

 オフ会運営の仕事と言えば、当日の司会進行や実況解説のイメージがあるかもしれませんが、当日の業務は全体の仕事量としては2割程度であり、ほぼリソースは事前準備に費やされています。これは完全な持論ですが、オフ会当日にトラブルが発生したとしても、どんな忘れ物をしても、箱(会場)に人(参加者)が入り切っているのならなんとでもなると考えています。逆に、事前準備でミスをすると金銭関係のトラブルが起きたり、最悪開催中止になる可能性があり、事前準備こそ神経を使う業務です。今回の東北オフでは、ネーム作成→雨後さん、サイト管理→前半のしん、後半たぬき君、景品準備→ゆうさん、予算及び申請管理会場やり取り問合せ対応→かなたとそれぞれスタッフで役割を分担して作業していました。正直なところ、スタッフ目線だと、もう開会式に辿り着いている段階で8割型オフ会は成功しています。

3.使用パーティ

使用パーティ

 使用パーティはいわゆる、ヒトムトリドンザシアンです。ランクマッチでパーティを調整していったら今の形になりましたが、オフ会直前に確認したらLCS(リバティチャンピオンシップス)優勝構築と同じ並びと気付きました。ちなみにそのイベント私も出てました(何故気付かない)。ただ、自分で微調整してこの形にしたので、いきなり丸パクリよりは手に馴染むものはあったと思います。相手の先制ダイマをオーロンゲ、ザシアン、あくびトリドンで牽制し、有利なポケモンで後攻ダイマックスを切る、、、のですが、強力な先制ダイマックスで一気に勝負を決めるのが有効なBo1(一本先取り)ルールでやるには若干悠長な戦術ではあります(LCSはBo3ルール)。ルールに噛み合っているパーティでは無いことはうっすらと気付いていましたが、これからVGC2022のルールが発表され、ピリピリした公式大会シーズンが始まるのを考えると、自分が運営するオフ会くらい好きなポケモンで戦わせてほしいと思いこのパーティを使うことに決めました。相手の攻撃を封じて反撃する形になるので、対面対戦で使うと感想戦が楽しいです。

4.登場人物紹介

 淡々と対戦結果を書き連ねても、東北オフの参加者を知っている人でないと面白くないと思うので、簡単に紹介したいと思います。アイコンは、当日かなたにはそんな風に見えていた・・・ということでお願いします。

〇いつものひとたち

いつメン

 東北ポケモンオフに参加するといつもいる、いわゆる常連さんです。って雑な紹介しましたけど本当にいつもありがとうございます。

 かなたのアイコンに関しては、シナリオ途中でスランプに陥って構築迷走している様子がとても他人ごとに思えなかったのと、そこからファイナルトーナメントでパワーアップして再登場する演出がとても好きだったので願望を込めてホップ君にしました。この記事の下書きを見せたら「なんでかなたさんのアイコン主人公じゃなくて負けるキャラなんだよw」ってツッコミ入れたDiscordeのメンバーはホップ君のことを何も分かっちゃいない。あと、結構若く見られるので、、、

 四季卿さんは、第6世代にメガサーナイトの動画で勉強させて頂いていた「四季卿チャンネル」の配信者で、7世代で実際に東北オフでお会いするという不思議な縁のある方です。今年度7月にがにゅーオフと東北ポケモンオフでコラボした「東北ポケモンオフvsがにゅーオフ 選抜チーム対抗戦」では中堅戦を務めて頂きました。そして最近やたらと偽物が増えてきていてそういう意味でも話題の人だと思います。アイコンの理由は、今回のオフ会にて同卓でずっと四季卿親分と呼ばれていたため。なんとなく、古参、老人を自称する発言が多い印象ですが普通に若い方だと思います(個人的感想)。

参考:東北ポケモンオフvsがにゅーオフ 選抜チーム対抗戦

https://tohoku-poke.hatenablog.com/entry/2021/06/18/200000

 kou君はVGC2019で全国大会に出場していて、私は同じく予選通過したと勘違いして幕張のホテルを予約してしまいました(当時のインターネット予選は公式から案内が来るまで結果が分からないので、ボーダー前後だと予選を通過したかどうかが本当に分からなかった)。そして当日は一緒にサイドイベントで遊んだりした思い出があります。VGC2019は7世代なので6世代主人公を宛がうのは一見謎ですが、インターネット予選で原種グラードンで圧倒的な成績を出したイメージが強かったので、ORAS主人公にしました。

 くうはくさんは、岩手オフの主催をされている方であり、(再開して欲しいのでこう紹介する)前回の第22回東北ポケモンオフにて遠征してきた2017世界チャンピオンバルドルさんに唯一勝利した東北オフメンバーです。先述したがにゅーオフとの選抜チーム対抗戦では代表選手にお誘いできなかったのですが、がにゅーオフにオーダーを提出した際に「何故くうはくさんがいないのか」世界チャンピオンに説明を求められました。他にも、すっかり東北オフ常連になってくれた2016ジュニアチャンプのリクト君のオフ優勝の障害になっていることが何故かかよさんのブログで発覚し、くうはくさんのことを語ろうとしたら色んなチャンピオンが出てきたのでこのアイコンかと思いました。ご本人も2020年度には招待制インターネット大会に出場されています。

参考:かよのブログhttps://howaitodo.hatenablog.com/entry/2021/12/23/234350

 レモネードはせんせいのつめ、ぜったいれいど、そして各種追加効果を狙う戦術レモネード流の教祖であり、「こちら側の人間になれば追加効果を引ける」等々ヤバい発言と思想を流布する危険人物です。うそつきゲーチスめ。個人的には6世代では俺の方が強かったと思っているのですが、7世代にてレモネードは念願の世界大会出場を決め、彼の活躍を少し切ない気持ちで眺めていた時期が実はありました。8世代では招待制インターネット大会という公式戦でようやく対等に戦うことができたので(結果は負けましたが)、少し差は縮まってきたかな?とは思っています。

〇初参加者

初参加者

 読んで字のごとく、今回初参加の方々です。

 LATYさんは、オフ会自粛の時期に合わせるように定期的に開催され始めた「てるるんチャレンジ」で優勝経験があり、LATYさん個人に限らずこういうイベントに定期的参加される方は競技志向の強いプレイヤーのイメージがあったので「東北オフの雰囲気に馴染んでくれるのか」少し心配していました。実際にお会いすると社交的で絡みやすい方で、色々お話してみると「2020年新規参入の世代は、そもそも交流会が軒並み自粛でオンライン開催の競技形式のイベントに出るしかなかった」面があったとのこと(この発言、夜のお食事の時にLATYさんの方の席から聞こえた言葉で実は誰が言ったのか少し自信ないですが)。そして一応かなたを強敵だと思ってくれていて(理由は後述)、当日遅刻者の人数調整でかなたがひょいっとLATYさんのブロックに来たことに本当に絶望したとのことでした(誉め言葉として受け取っておきます)。「(ガラルに幽閉されたんじゃない)俺たちはガラルに残ったんだ!」は名言だと思います

 ジョセフさんは四季卿さんのモデレーターだそうで、「四季卿親分!」と呼んでいました。モデレーターって何?先述のLCSで実はマッチングしそうになった縁があり(運営の都合で再マッチングになり対戦は叶わず)ついに対戦、、、かと思ったら「かなたさんあのパーティですか?ランクマでボコボコにされたんですよ~マジで無理です選出画面で降参です」って警戒を通り越して完全に怯えている感じでなんか心配になりました。この辺で今回東北オフ初参加の面々への印象がだいぶ変わりましたね。対戦慣れしていても、初めてのオフラインイベントに緊張しているんだなぁと。新規も古参も、同じ血が通った人間。LATYさんがかなたとの対戦を避けたかったのはランクマッチのジョセフVSかなたをモニタリングしていたとのこと。残念ながらその時のパーティを変えてしまっていて私は苦戦を強いられます。

 ゆりちゃんはPJCS2018のジュニアチャンプであり、テレビ東京系列の「ポケモンの家あつまる?」に定期的にテレビ出演して芸能活動(!)も頑張っています。多分つらつらと解説するよりユリーリエで検索かけてもらった方が色々手っ取り早いかと思います。みんなで応援しよう。今回は学業と収録で多忙な中ご両親と遠征を強行したようで本当に頭が上がりません。ゆりちゃん、かなた、雨後さん(スタッフ)3人の会話になった時、5年前のオフで雨後さんのルンパッパとかなたのゲンシグラードンが同速だったみたいなゆりちゃん全然関係ない話が何故か始まり、「そうだったんですね!」とひたすら相槌をうっていたのは本当にごめんね。しかし、リクト君にバルドルさん、そして今回のゆりちゃん、、、最近の東北オフは日本チャンプのバーゲンセール状態です(まるでサイヤ人のバーゲンセールだな・・・)。

 ずぅ~うさんは、雨パが好きな方です。何故なら席にニョロトノとキングドラのぬいぐるみがありましたので。Twitterのプロフィールにも雨パのことが書いてあるので完全に水タイプのジムリーダーだと思いました。先述のゆりちゃんもニョロトノのぬいぐるみを持ち歩いていたので私のブロックにはニョロトノのぬいぐるみが2つ置いてあるかなり珍妙な光景となっていましたがこんなことってある?二人のニョロトノはあの後どうなったのか、そもそもオスなのかメスなのか色々気になります。

 Sailor36raiさんは読みは「セイラ―サムライ」で、運営が何度も聞き返すので途中から「サムライでいいです」と言ってくれました。今回初参加ですが、他の参加者に知り合いがいて(これもかよさんのブログで知った)ポケモン歴はかなりベテランの印象でした。実は「配信戦で簡単な紹介をするのでプロフィールを教えてください」と運営が言っておきながら本番で実況する時はサムライさんについて何も触れなかったり(サムライさんは、ニコニコ動画で配信をされているようですと今更触れてみます)、もう一つさらに重大なトラブルがあった時にも寛大な心で許していただき本当に感謝しています(詳細は後述)。

5.対戦結果

〇R1 VS LATYさん

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 初手エレキサマヨからスイッチトリルで白バドを出す構築だとは思ったので、電気耐性があるロトムトリドンから出しましたがロトムってダイマックスしないと てだすけ+珠ダイサンダー 耐えないんですね。1ターン目でロトムが落ちて残数3-4スタートとなり、次ターンのてだすけ+ダイサンダーはポリゴン2にダイマックスを切ってダイウォールでやり過ごすも、結局サマヨールにトリックルームを決められてしまいそのまま白バドの弱点保険起動→ブリザードランスで綺麗に一掃されてしまいました。白バドレックスへの味方かげうちが急所に入りポリゴン2のダイホロウ圏内に入ったような気配もあったんですが実際は倒しきるには至らず。苦々しい一敗スタートとなりました。

〇R2 VS ジョセフさん


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 こちらが勝っているので相手のパーティの4匹目は見ているはずなのですがメモがありませんでした、すいません。ザシアンミラーなので、相手ザシアンに最も圧の強いと思われるザシアンロトム先発。相手は後で聞いたところトリドドン意識の選出だった模様(フリーズドライでトリドドンに圧をかけ、ダイマックス前のラプラスがダメージを負わないようにをバレルでサポートする狙いがあったようです)。こちらのロトムの持ち物がぼうじんゴーグルでしかもそれが非公開情報だったので圧倒的な出し勝ちであり(バレルがキノコのほうしを打ってきた場合でさえ美味しく、ザシアン方向へのほうしはダイサンダーが思考にチラついて撃ちにくい)、ここでロトムがわるだくみを決めれば勝負が決まると思ったところそのまま通ったので次ターンにダイマックスして勝利となりました。1ターン目の駆け引きだけで長文になりましたが、それだけ最初の1ターンが重要な1戦でした。「ランクマッチのかなたさんのパーティの方がヤバかったです~」のランクマッチのパーティはかなたのオリジナルではなくぐんぐるのレンタルパーティであったことはここに告白しましょう。

参考:【シーズン24 最終45位】ギガスドガス黒バドスイープ【ダイマあり伝説】

https://note.com/gunngulu/n/n49e5a8067026

〇R3 VS ゆりちゃん

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 まさかの5匹ミラー。選出画面は間違い探し状態でした。選出はロトムとオーロンゲが違いますが、これはロトム、ランドロス、トリトドンで少しでも相手ザシアンに圧をかけたかったかなたに対し、ゆりちゃんのオーロンゲはリフレクターを持っていたので(あとひょっとしたらこわいかお等もあったのかも)、ザシアン同士の殴り合いになった場合の確定数をズラす狙いだったのかなーと思っています。内容としては、こちらのトリトドンのあくびを見てからあからさまに出てきたランドロスがラムのみ持ちとかなたが断定しきれなかった点はゆりちゃんに有利に働き、ゆりちゃんはダイロックを一度ヒートロトムに打たなければいけない点はかなたに有利に働きました(お互いにランドロスにダイマックスを切る関係上ダイジェットで上の取り合いになる)。そんなこんなで立ち回りもほぼ互角でまともに決着が付く気配が無く、トリトドンVSトリトドンになった段階で字幕で残り時間が表示され始めたのでTOD(時間切れ体力差判定勝ち)まで狙いに行きましたが、結果的にはミラーを意識してトリトドンの素早さを上げていたのが幸いして相手のトリトドンを時間内に倒し勝利となりました。

〇R4 VS 四季卿さん

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 ここから何故か自分側の選出メモを取っておらず、もし記憶違いがありましたら申し訳ありません。四季卿さん側の選出はメモを取っているので正しいかと思います。内容としては、恐らくインターネット予選で使用していたものと同一の「いやなおとレジエレキ」構築であり、インターネット予選のことをすっかり忘れていて一回はいやなおと→物理技集中のコンボを決められてしまいました。ただし、こちらの一匹に攻撃が集中するため守るを多目に挟めば立ち回りが楽になることを意識し、四季卿さん側の深読みが外れたのも手伝ってなんとか勝利することが出来ました。(ザシアンミラーで、相手のザシアンがじゃれつくを使ってきました。トリトドンに交代読みだったのかと思います)余談ですが、この構築はR2のジョセフさんと共有構築だったようです。(雰囲気的に、ジョセフさんが四季卿さんのを貰ったのかな?)共有構築自体は2016年世界大会でwolfe選手が優勝した他、国内大会でもちょくちょく話は聞いていましたが(っていうか私もやってる)東北オフ予選でこの戦術を使う参加者が出てくるのは時代とインフレを感じます。ひと昔前は「自分で考えたポケモンで頑張るべき」のような風潮もあった気がするのですが、どちらかと言うと部活で基本的なサーブレシーブのフォームを練習したり、将棋で定石の本を勉強するニュアンスで人の構築を真似たり使ったりしていると感じます。

〇R5 VS kou君

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 今回もメモが無いのでうろ覚えで申し訳ありません。いわゆるドラパセキタンザンに対してはランドロスの持ち物がとつげきチョッキではないため正直厳しいのですがなんとドラパルトがダイマックスしてセキタンザンがだいばくはつしてきました。終わってみるとキョダイセキタンザンをブラフにしたザシアン入りホロウビート?のような形だったのかと思います。正直面くらいましたがそもそも素直にセキタンザンにダイマックスされるのもキツかったためそこまで嫌な立ち上がりではありませんでした。試合中盤

コウ君 ザシアン ドラパルト(素早さ上昇)

かなた ザシアン ロトム

ロトムでサイドチェンジを使うかかなり悩んだのですが、相手ザシアンを確定圏内に捉えているロトムでわざわざ小細工に走ることに抵抗があり素直に動かしたところ相手ザシアンまもる+ドラパがこちらザシアンにおにびでこのターンで勝敗が決定的になりました。ドラパザシアンにいるドラパルトはミラー意識でおにびが入ってる可能性が高いこと、何より手なりでいったらこちらが勝つ状況なのでkou君は何か仕掛けてくることを察知できなかった点が敗因だったかと思います。これで合計2敗となり、予選抜けを意識するとこれ以上負けられなくなりました。

R6 VS ずぅ~うさん

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  最後の最後に苦手な雨+メタグロスの構築の相手となりました。ザシアンは相手のはがねタイプが重く、はがね対策のロトムは相手が雨であるため出しにくいです。ただし、いざ対戦が始まると相手の初手はキングドラ+ザシアンで、メタグロスが後ろに控えていたとしてもこちらのランドロスがダイジェットを積んでおけば(ザシアン、キングドラの)上から特殊珠ダイアースを撃てるため悪くない初手だと思いました。こちらのオーロンゲがきょじゅうざん急所でリリバのみ貫通で一撃で倒されてしまいますが、これは結果論的には相手の選出にグロスがおらずリフレクターを貼る意味が薄かったのでそこまで致命的ではありませんでした。ただしプレイしていて判断が難しいと感じたのは、麻痺させた相手のザシアンの扱い。通常であれば麻痺したポケモンは放置すればするほど麻痺バグが起きる可能性が高くなりターンアドバンテージを取れますが、ザシアンは強力なポケモンで1ターン行動を許すだけでガンガンこちらの盤面を荒らすので悩ましい場面が多かったです。それでも、相手がトリトドンの処理を優先するのを上手く利用して

こちら ザシアン+ランドロス(D)

相手 ザシアン(HP半分、麻痺、素早さ1段階上昇)、ニョロトノ、ガオガエン

というこちらはザシアンランドロス構築の必勝の形、相手は邪魔なガオガエンは眠り0ターン消費状態まで持って行ったのですが、ここで相手のザシアンをこちらのランドロスが抜いていると誤認するしょーもないミスをします。準速ランドロスはこの状況だと最速ザシアンを抜けません。そんなことは夢にも思わず有利どころかこれは勝ったと思いながらランドロスを動かしたら相手のザシアンに上からきょじゅうざんを撃たれてランドロスを倒されて敗北となりました。ずぅ~うさんに後で話を聞いたところ「この状況から勝ち筋を手繰るにはこちらのザシアンがランドロスを抜いている前提で立ち回りを考えるしかなかった。(そうでない場合は負ける覚悟をした)」と腹をくくったのに対してまだ対戦中なのに「あっは~勝っちゃった~☆(最早かなたと言うよりカナ☆ちゃん?)」という精神状態なのでそりゃ敗けるよなと言う感じです。対戦の後ショックの余り「ランドロスの素早さ順が~」とうわごとの様に繰り返していたところ「オーロンゲの急所突破からの麻痺したザシアンが全ターン行動できたので、内容的にはかなたさんの勝ちですよ」と優しくフォロー入れてくれ人間的にも敗北したところで予選落ちとなりました。自分のブロックからは、5勝1敗のLATYさん、4勝2敗のジョセフさんが予選抜けとなりました。

〇3位決定戦 Sailor36raiさん VS ジョセフさん

3位決定戦

 同じブロックにいたジョセフさんが3位決定戦まで残ってくれました!が、実はこの3位決定戦対戦動画を録画し忘れるという致命的なミスがありまして、せっかくの3位決定戦なのに正確な記録が残っておらず申し訳ありません。対戦内容としては、Sailor36rai(セイラ―サムライ)さん側のエンテイのじならしでじゃくてんほけんを起動させたダイマックスディアルガがジョセフさんのダイマックスラプラスを一撃で倒し、そのまま試合の主導権を握ったセイラ―サムライさんの勝利となりました。かなりザシアンを意識してパーティを組んだようで、目論見通り3位入賞おめでとうございます!余談ですが当日「録画できず申し訳ありませんでした。次回も配信戦まで勝ち残ってください。」と謝罪したところ「わかりました!次回も参加します。」と即答頂き寛大なお方で本当にありがたかったです。

〇決勝戦 レモネード VS くうはくさん

決勝

 決勝は東北オフ常連のお二人です。決勝動画はYouTubeにアーカイブを残しましたが、解像度設定を誤っていたので画質が悪く、こうして第23回東北ポケモンオフはまともな対戦動画が一つもありませんでした。申し訳ありません。字幕を付けて最低限の内容は分かるようになっていますので(音声は問題なく取れています)是非ともご視聴お願いします。対戦後のインタビューも面白かったので良かったら是非。

第23回 東北ポケモンオフ 決勝 レモネードVS くうはく

6.終わりに

 こうして第23回東北ポケモンオフは無事に終わることできました!振り返ってみると至らない点が多く、本当に東北ポケモンオフはスタッフだけではなく参加者の皆さんのご厚意で成り立っていると実感しました。東北オフで私がやらかしたミスよりも大したことのないミスで炎上しているオフ会を見るたび、参加者やスタッフのフォローにいつも感謝しています。

 多分継続して参加している方は薄々と感じていると思いますが、東北オフの参加者の層は年々変わってきています。自分が参加し始めた第14回東北ポケモンオフ~あたりは参加者は読んで字のごとく東北圏内の人々で、遠征勢と言えば岩手や福島の人々でしたが、今となっては参加者の半分近くが東北圏外からのご参加となっています。「宮城を中心にポケモンが好きな東北の人が集まる会」から「全国のポケモン好きが仙台に集結する会」になることで、全国大会で活躍するような参加者が増えて、ひょっとしたら近所に住んでいる人は参加の敷居を高く感じているのかもしれません。この間がにゅーオフとコラボさせて頂いた配信イベントは、がにゅー側のお力もありオフ会の宣伝としては成功した反面、明らかにそれを加速させるものであるのも分かっていました。ただ自分としてはそれでも東北ポケモンオフの立ち位置は以前とあまり変えたくない、言い換えるならば勝敗を最重要視はしないオフ会であって欲しいと思っています。これは決勝トーナメント形式を採用しているオフ会としては矛盾していますが、あくまでも交流を盛り上げる趣旨として対戦会形式を採用しており、配信戦も、プレイヤーは主役ではあると思いますが、主賓は観戦している他の参加者全員だと思っています。勝ち残った自慢のポケモンで参加者全員と楽しませて欲しい、と。実況してるスタッフは脇役ですね。優勝を目的に参加されることは大歓迎なのですが(私もそうだし)、それだけが目的にはして欲しくないとも思います。それに、本当に自分の実力を誇示したいのであれば、その舞台は公式戦(ジャパンチャンピオンシップスやワールドチャンピオンシップス)であると思います(ただこれはオフ会によってはそういう趣旨のイベントもあるので、少なくとも東北オフではない・・・が正しいかもしれません)。私は、先述の交流戦ではバルドルさんに何とか勝つことができたし、今回もゆりちゃんに勝つことができましたが、お二人より自分が強いとは今でも思いません。でも、エキシビションとは言え勝つことはできたので、これから正しい努力をすれば、いつか公式戦で正面から打ち破ることができる勇気は貰ったと思っていて、勝ったこと自体は誇りに思います。オフ会の真剣勝負も、それ自体が最終目的と言うよりは、そう言った思考とかモチベーションのきっかけにして貰えると嬉しいと、個人的には思います。

後半、運営目線と言うよりかなたのお気持ち表明みたいな内容でしたが、次回の東北ポケモンオフもよろしくおねがいします!

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