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ポケモンGO ランク7 5連勝リワード獲得構築「打ち逃げ打ち逃げデオキシス!」

 2020年7月29日~8月11日で開催された、ポケモンGOのGOバトルリーグシーズン3(スーパーリーグ)において、ランク7で5連勝リワードを達成したパーティを紹介します。レート自体は1800~1850をウロウロしており、スーパーリーグ期間中にランク8に上がることはできませんでした。

リワード.png

 リワード獲得証拠画像。ふしぎな飴が美味しい。

1.構築概要

パーティ

 今回のパーティは、出し負けからの敗北の流れをなるべく減らすコンセプトで組みました。バトルリーグは一度交替をすると60秒間交替不可の制限がかかるため、初手で出し負けるとそのまま出し負けの連鎖が続く状況があります。例えば、相手がみずタイプでこちらがほのおタイプの場合、相性不利なのでこちらがくさタイプに変えたとします。相手もそれを見てみずタイプを下げてほのおタイプを繰り出し、そこで60秒間交替不可能になるので、初手のみずVSほのおがほのおVSくさに変わっただけで相性の不利が解消できないのです。これを解決するため1.出し負けしにくいポケモン2.出し負け(=交替)の動きにアドバンテージを組み込めるポケモンとしてデオキシスを採用しました。

 デオキシスはあく、ゴースト、むしが弱点になりますが、あくはかくとうタイプの技であるカウンターで反撃可能、ゴーストは数が少なく、いてもゲンガー系統なのでエスパー技で反撃可能、むしも一番メジャーなのがどく複合のスピアーなのでエスパー技で反撃可能なので、致命的な出し負けが起きにくく1.の条件を満たします。また、技のサイコブーストは、高威力の代わりに攻撃力が下がるという原作に近いデメリットを持った技であり、原作同様ステータス変動は交替で打ち消せるため、2.の条件を満たします。

 残りのポケモンは、環境的にほのお技の通りが良くなっているので、ほのお技を持ちつつ自身は優秀な耐性を持つクチート、クチートとの相性補完が優秀で、散々マークされてるのにそれでも強いマリルリで決まりました。

2.個体紹介

・デオキシス

デオキシス30182

 構築概要でも触れたメインコンセプトのデオキシスです。かくとう+エスパーの攻撃範囲は優秀で、ほとんどの相手に等倍以上をとれます。基本的にはサイコブーストのゲージを2発分貯めてから2連打→交替の流れになります。相手がブロックしてこなかった場合は、相手の体力はほぼ残らないので残数3 VS 2スタートになりますし、2回シールドを使われた場合でも、相手のシールドを剥がした上で後続を出せるので不利にはなりにくいです。デオキシスは耐久力が高く相手のスペシャル技も耐えることが多いため、こちらはなるべくシールドを張らないようにします。そうすることで、残数差もしくはシールド枚数差でアドバンテージが取れるので、それを武器に後続がゴリ押しして不毛なタイプ相性ジャンケンを脱却するのが狙いです。技開放は例によって飴が足りなくてできません。技開放する場合、環境に多いエアームド、マリルリに刺さる10まんボルトをお勧めします。

・クチート

クチート

 攻撃範囲がほのお、はがね、かくとうと、奇しくも本家のエースバーンと似ているクチートです。エース(バーン)みたいでやんした。バトルリーグはマリルリ、ナマズンといったみずタイプが強力で、その対策としてダーテング、ユキノオー等のくさタイプがどんどん増え、その対策にはがねタイプも増えるというメタの回り方をしており、ほのおタイプは参加できていません。これはほのおポケモンがバトルリーグに不利なステータスの種族が多いのが原因で、運用するにしても、シャドウヘルガーのような鋭く脆いハイリスクハイリターンな運用を強いられがちです。つまるところクチートはほのお枠として採用している節があります。似たような境遇であるトリデプス(かえんほうしゃ)との違いとしては、ノーマル技であるためシールドに防がれない、ゲージを貯める必要が無いため打ち損じがない、グロウパンチがあるため直接対決は有利といった点が挙げられます。はがね+くさ+みずという構成のパーティはそれなりにあるため、クチート一匹でパーティを壊滅させる時もあります。ただし、耐性は優秀でも数値的な耐久力は低いため、シールドをなるべくクチートに使う等工夫した立ち回りが必要になります。エース(バーン)みたいでやんした。

・マリルリ

マリルリ

 バトルリーグのトップメタ、マリルリです。こいつを対策するためにくさポケモンがめちゃくちゃ増えてますがそれでも数が減らないのでくさポケモンの増加に歯止めが効かなくなっているような気さえします。理由としては、耐久力の高さと、れいとうビームで苦手タイプに反撃可能な点でしょう。でんきタイプも有効ですがもう一人のトップメタであるナマズンに不利をとるのでくさタイプの方が人気があるようです。ハイドロポンプが無いためはがねポケモンに若干弱いですが、他2匹が有効な攻撃技を持っているのでそこまで支障はないです。むしろマリルリの単体性能としてはこの構成がベストかと思います(早撃ち兼反撃技のれいとうビーム、果てしないミラーマッチ対策のじゃれつく)。クチートが不利な相手にはマリルリが有利である場合も多いため、相性補完としてもピッタリです。

3.余談(構築経緯等)

 前回の記事で「チルタリスを使いたい」って言っていた通り、当初はレジスチル、マリルリ、チルタリスで対戦をしていました。しかし

・レジスチルの技(ラスターカノンときあいだま)が弱体化を受けたこと。

・上記3体はテンプレパとなっており、ランク7以降はほとんどのパーティが崩し方を用意していること。

からランク7帯で戦っていくことは厳しいと判断しパーティ変更しました。この構成は全体的にはがねタイプがやや辛くマリルリにハイドロポンプが必要になると考えていて、マリルリにハイドロポンプを搭載した場合、初手でレジスチルを下げて後出しでマリルリを出すと、それに合わせて蔓延しているくさタイプを出されて対処不可能に陥るパターンが多いと感じました。(れいとうビームを残してじゃれつくを切ると今度はミラーマッチが怪しくなります)チルタリスに関しては、りゅうのいぶき、ゴッドバード、りゅうのはどうでほぼ固定でカスタマイズ性がほとんどないので、相手のチルタリス対策に簡単にハマってしまうことから使いにくいと考えました。そこで一からパーティを作り直しましたが、マリルリのみカスタマイズ性があり、相手の対策ポケモンを強引に返り討ちにすることもできることからマリルリは続投としました。今からバトルリーグを始める方は、シャドウダーテングやチルタリスから育成を始めるよりは、技マシンでカスタマイズを繰り返すことで末永く共に戦える、マリルリから育成することをお勧めします。

 既にGOバトルリーグのシーズン3はハイパーリーグに移っており、次にスーパーリーグで対戦できるのは9月8日からとなっています。少し期間が空きますが、いずれにせよポケモンGOの育成は1日2日でできるものではないので、これを機に9月に向けてスーパーリーグの育成を始めてはいかがでしょうか。自分はハイパーリーグのパーティは完成していませんが、もしやるならせっかくなのでアーマードミュウツーを使ってみたいと思っています。

 最後にまで読んでいただいて、ありがとうございました。投げ銭システム登録しておいたので良かったらお願いします()

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