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ポケモンgo PJCS2024 メガトウキョー予選で準優勝しました 後編

ポケモンgo PJCS2024 メガトウキョー予選で準優勝しました 前編(事前準備編)|かなたブログ (note.com)

前回のブログの後編になります。

1.前泊~本番まで

 実は、大会参加の抽選自体は私は落ちておりキャンセル待ち期待の参加でした。できる範囲で情報を集めたところ、キャンセル待ちが通る可能性はそこそこ期待できる確率であること、開店直後に会場にいることがほぼ必須であることが分かったので、思い切って金曜日有給をとって木曜日に新幹線で前泊しました。そう、メガトウキョーのイベントでしたが、私は福島県から参加でした。予選は1日に計6回開かれており、それぞれの優勝者の計6名がメガトウキョー代表としてヨコハマの全国大会に出場する運びとなります。キャンセル待ちの優先順位は、到着順ではなく開店時点にいたメンツにランダムで優先順位を振り分けられる形でしたが、私は比較的上の順位を当てられたので当選はほぼ確実となりました(結果から言うと、この日のキャンセル待ちは全員参加できたらしい・・・です)。0回戦突破がほぼ確定したところで最初の予選に参加予定の884さんと合流し、パーティシートの書き方等を一緒にやりましたが、この時はまだ自分はどこか他人事で大して緊張していませんでした。それから初回予選が始まり、884さんは残念ながら敗退してしまい、用事もあるとのことで早めに帰られました。一人になった途端に何故か強烈な緊張に襲われ、このまま対戦したら絶対負けると思ってとりあえず近くにいた方たちに話しかけてみました。私の抽選番号を見て「それは通りますよw」と元気づけてくれた方、シンオウイベントのクレセリア交換してくれた方はほんとうにありがとうございます。

2.対戦結果

 以下は当日の対戦結果になりますが、後述の理由で極限状態だったためお互いの選出等は覚えている範囲の記載になります(メモを取れるタイミングもジャッジから指示があり逐一記録することはできなかった)。
↓使用パーティ

〇 R1 

ヤミラミ ベロリンガ(選出) デンジムシ ヤルキモノ カイリュー マリルリ(選出) あと一匹選出不明
こちら プクリン ヤルキモノ ランターン

 相手は爽やな雰囲気の青年で、こちらはポケgo対戦歴1か月で対面対戦も初めてだったので何か粗相をしてしまうと思いその旨正直に話したところ「俺も普段はジムバトルとレイドしかしていなくて、パーティは当選してから揃えました。お互い楽しみましょう!」とめちゃくちゃ良い人でした。相手良い人そうでよかった~と思っていたところに聞いてみたらランクはLegendとのことでレート2100の私はもうどうにでもなれみたいな気分でしたが、そこでジャッジから案内が入ります。

「では、スーパーリーグを選択して、対戦を初めてください」
「・・・・・・・・・?」

パーティの選出いつ決まるの?

いやこれ本当にテンパった。パニック状態でした。
VGCは
バトルボックス作成→対戦申し込み→バトルボックス選択
の流れですが、ポケモンgoの対面対戦は
対戦申し込み→バトルボックス作成(と同時に選択)
だったらしく、もうどのタイミングで対戦が始まるのかわからずジャッジを呼んで尚私が恐慌状態だったので、見かねた対戦相手が私のスマホを操作してバトルボックスの画面まで進めてくれました。本当に申し訳ありませんでした。

内容としては、ベロリンガにガンメタを張ったことが功を成して勝利することができました。お相手は対戦が終わった後も「残りの試合もお互い頑張りましょう!」とのことで本当に優しい人で、このブログをもし読んでいたらこの機を借りてお礼申し上げたいくらいです。だって、もし初戦の相手が「初心者が大会出てくんなカスが」みたいな人だったら心が折れて2連敗ありえましたからね・・・

〇 R2

チルタリス サンドパンA コノヨザル(選出) ファイアロー(選出) ナマズン ベロリンガ(選出)
こちら プクリン ヤルキモノ ランターン
お相手は女性の方でしたが、実は決勝戦の相手の次に負けそうになったのはこの方です。初手でプクリンとファイアローが対面してしまい、ランターンに引いてナマズンを合わせられると終わると思いヤルキモノに引いたところコノヨザルを合わせられてどちらにせよ終わりました。なんとか勝ち筋を探すしかないと思い、ランターンVSベロリンガ(シールド残り1)の対面で強気に10まんボルトを押したところ通って逆転勝利となりました。

〇 R3

フシギバナ(選出) コノヨザル グライガー(選出) ランターン ブラッキー ジュゴン(選出)
こちら プクリン チルタリス ランターン
グライガーをまともに見れるのがチルタリスしかいないのにジュゴンも重いという絶望できなマッチアップです。チルタリスがジュゴンに倒された後フシギバナがどうしようもなくなり瞬殺されました・・・


〇 R4~R6

元々緊張していたところにR3でぼろ負けしたことで頭がいっぱいいっぱいになってほとんど記憶にありません。対戦の合間のインターバルがほぼ無いため一度メンタルがやられると立て直すのが難しく、直後のR4に至ってはメモすらとれずに勘で戦っていました(うっかり取り忘れたとかではなくもうキャパシティ的に不可能だった)。ただR4ではメモを取り忘れた代償に、R3の負けの要因をきっちり整理することでき、GBLのプクリン+ヤルキモノの並びに固執した選出からチルタリス、アチゲータの選出率を上げて柔軟な対応ができるようになりこれはR4含めた後半戦の持ち直しにつながったとは思います。実は、チルタリスは一番好きなポケモンであり、いっぱいいっぱいのR4で「チルタリスなんとかしてくれ~」と思いながら戦っていたところ本当に推しのチルタリスが逆転してくれたのは感動しました。R5はルーザーズトーナメントのセミファイナルに当たり、そこからウィナーズのファイナルまで私のスマホは全て配信されていたのですが、「配信されているということは、そこそこ上位まで残っているのか?」くらいの認識で対戦相手に「今何回戦で、うちらはベストいくつですか?」と聞いてしまい対戦相手は苦笑していました。

〇   R7

 ついに決勝戦であり、相手はR3で負けた相手です。あまりにも圧倒的だったので、ダブルエリミネーショントーナメントの性質上この人が決勝戦の相手なんじゃないかな・・・と薄々思ってはいました。ちなみにそのことを対戦前に本人に言ってみたら相手は「えっ?」てリアクションで素で困惑させてしまい(初対面だから当然ですよね、すいません)、スタッフさんと、司会の鈴木笑里さんが「ダブルエリミネーションなので、既に対戦している2人のようです!」とうまく拾ってくれて事なきを得ました。決勝戦は、2本先取りのBo3でした
1戦目
相手  グライガー ジュゴン ランターン
自分 プクリン チルタリス アチゲータ
3回戦でフシギバナで詰んでしまったのでかなりフシギバナを厚く見たのですが、ジュゴンが重すぎて負けてしまいます。
2戦目
相手 ジュゴン グライガー ランターン
自分 チルタリス プクリン アチゲータ
ジュゴンが重すぎて負け・・・ってジュゴンが重い選出を2回してしまっているんですよね。ジュゴンに強めなヤルキモノとランターンはフシギバナとグライガーが重くて出せず、3回戦でこちらをボコボコにしたフシギバナを相手は選出してこないと完全に手玉に取られていました。実は、勝敗がほぼついた段階で相手は画面から目を離してガッツポーズしたんですがその段階ではこちらのポケモンは体力が少し残っていたので数発こっそり攻撃したんですがそれでも覆らないほどの盤面でした(こっそり攻撃は会場が一瞬ざわついた)。対戦の後聞いてみたところ、こちらの選出はやはり看破されていたようでしたが、パーティの出来を褒めていただいたのと、始めて1か月なのでやはり技術的にいくつか甘いところがあるとご指摘いただきました。試合の後、お連れさんと全国大会出場をとても喜んでいらっしゃいました。

3.最後に

 こうして、私のポケモンgo PJCS2024への挑戦は終わりました。VGC予選敗退から急ピッチで仕上げた割には惜しいところまでいけたのでポケモンgoの方が向いているんじゃない?とVGCの仲間に言われたりもしましたが、多分そう単純な話ではないと思うんですよね。前述したとおり私は本番中いっぱいいっぱいで、ゲージ管理やCCT等の元々習得していたかどうかも怪しい対戦技術は全て頭から吹っ飛んでおり、後半の配信は全て私の試合だったので、お見苦しいものを見せてしまったのではないかと思います。ただ、私にアドバンテージがあったとも思っていて、それはパーティ選出です。ポケモンgo勢がちょっと可哀そうだと思ったのは、PJCSは見せ合い6→3のルールなのに、ポケモンgo内にそのルールが実装されていないことです。見せ合い6→3と、見せ合い無し3→3は全く違うレギュレーションだと思います。その点私は、ダブルバトルなので6→3ではなく6→4ではあるものの、見せ合い有りのルールを公式予選で7年間頑張ってきたので(7ヵ月ではありません、7年です)その点は有利だと思いました。なので、これから私がポケモンgoに専念すると、このアドバンテージが消えてしまうので、ポケモンgoに専念すればあと1回勝って全国大会に行けるようになるという話ではないと思います。ただ、アウェーの池袋でここまで善戦できるなら、ホームグラウンドの仙台(福島在住だけど、仙台は東北ポケモンオフの本拠地だからねぇ)予選もエントリーしてみればよかったという後悔はあります。仙台予選は、VGCの最終予選と同日でした。VGCの予選は、完全にインターネット形式で、例えるなら自宅でできるWebテストで日本代表まで決めているようなものなので、いくつか抜け穴があったり、運営側のシステムエラーも起きたりで近年問題になってきています。就活で自宅Webテストを受けたことがある方はなんとなくイメージできると思います。真面目にやっている人は真面目にやっているという点も含めて。それに引き換えポケモンgoは会場予選で素晴らしい・・・と言いたいところですが、会場予選は確かに敗退した身としても充実したものでしたが、抽選による理不尽な0回戦負けがある等デメリットもあると思います。実際、抽選落ちの連絡が来たときは、「これならVGCの予選形式の方がマシだ」とVGCの仲間に毒づきました。ただ、そのあとキャンセル枠という救済処置の存在と、それがそこそこ信用していい確率で当選する話を聞いて手のひら返ししましたが、これはポケモンgoバトルの現在の競技人口だから成立している話で、VGCでこの予選形式を実装しでも、ポケモンgoほど成功はしないとも思います。そもそも、ポケモンgoの抽選応募システムも、私が新参者だから何も知らないだけで、色々ユーザーの不満もあるのかもしれませんしね(ポケモンgoのアカウントと紐付けてほしいという声は私でも耳に入ります)。何が言いたいかというと、私には、運営の予選形式についてとやかく言うことはできません(1ユーザーとして要望を出したりはできるが流石に経営方針に干渉できない)。でも、私がなんのゲームで遊ぶかは運営含め誰にも文句を言われる筋合いはないと思います。私が今後、どういう風にゲームに取り組んでいくかは、今後の運営の展開も見ながら私自身で決めていきたいと思います。

 若干話題が逸れた気もしましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました!そして、当日私に関わってくれた方々は本当に良い人ばかりでしたので、もしこのブログを読んでいただいているのであれば、最後に改めてお礼申し上げます。

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