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倫理的思考スキル

倫理的思考スキルがなければ、どんなに素晴らしいアイデアを持っていたとしても、ビジネスを成功させることは出来ません。

今回は、【倫理的思考スキル】についてお話ししていこうと思います。

結論: 掛け算の法則で、スキルがあっても倫理思考スキルがなければ無意味。


では、どのようにして『倫理的思考スキル』を身につけることが出来るのかについて詳しく解説していきます。

例えば、あなたがとあるラーメン屋に行ったとします。そのお店の売上がいくらか分かりますか?

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・このラーメン屋の売上と利益を考えてみてください。

A, このラーメン屋の売上や利益は誰にもわからないのです。答えの正解や不正解ではなく、考え方の正解・不正解を見る思考力をフェルミ推定と言い、この思考力が重要です。

売り上げに関する要素を分けていきます。

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このフレームワークを作っておけば、実際に数字を入れるだけで売上が見えてきます。

答えが正解かどうかは、結果論であるのでそこまで重要なことではありません。

論理的思考(ロジカルシンキング)とは、この式が正解か不正解かどうかです。

つまりビジネスにおいて、『顧客視点を論理的に証明、追求すること』が最も重要なことです。


自分の見える視野が必ずしも正しいとは言えません。人は、物事をドラマチック化してしまう習慣がありますが、思い込みを捨てていつでも疑い続けることが必要です。


それと同時に私達は本能的にやってしまっている『分断思考』や『ネガティブ本能』を捨てる必要があります。

・分断思考

『分断思考』とは、物事を2つに分けることです。

例:

金持 ⇄ 貧乏
先進国 ⇄ 途上国
幸せ ⇄ 不幸
サラリーマン ⇄ フリーランス

しかし、実際には2つに分けることはできないのです。『お金持ち』と『貧乏』の間には中間層が存在し、『先進国』と『途上国』の間には途上国が先進国に近付いている国が多くあり、『幸せ』と『不幸』の間は人の価値観によって左右され、『サラリーマン』と『フリーランス』の間にはサラリーマンをしながらフリーランスとして働いている人もいます。このように中間を理解することが必要であり、分断思考を捨てなければビジネスで成功することができません。

分断したものをさらに細分化して考えるようにすることが必要です。


・ネガティブ本能

人というのは、”ネガティブ”な物事に対して共感し、反応する生き物です。

例えば、人身事故のニュースにおいて、多くの割合で遺族のインタビューがセットで放送されます。何故本来不要なことをする必要があるのでしょうか。それは、あえてネガティブものを流し、共感を得て視聴率を獲得するためなのです。 

だからこそ、普段目に見るものや聞くこと全てを一回疑って下調べをすることが重要です。

考えてみる → 事実が分かる → データにできる → 成功する

このようにしてビジネスも作っていかなくてはなりません。

そのために、メディアの裏付けというものがとても重要であり、自分の感情や感覚を定量化して証明することが重要です。


以上です。次回は、【企画設計スキル】についてお話ししていこうと思います。最後まで読んでいただきありがとうございました。















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