ペットネタはテッパン!コマ割りシンプルに、「わかる」共感を呼ぶべし!ウェブのエッセイマンガあるある

――こちらの記事での取材を踏まえて、「売れる」ウェブエッセイマンガの特徴をマンガで再現解説!(ややこしい……)

(マンガ/上杉久代)

■縦スクロールに適応
【1】コマ割りはシンプル

縦スクロールで読まれるものなので、コマ割りはできるだけシンプルに。一般マンガのような複雑なコマ割りは不向き。

■リアリティを加味
【2】オタ用語

オタクあるある系の作品の場合、「推し」「ファンミ」等のオタ用語を入れたり、オタク特有の言い回しや話し方を入れるとリアリティが増す。ただし、使い方が間違っていたりすると、ニワカ認定を受ける可能性もなくはない。

■必然性はなくても……
【3】小ネタ投入
小ネタを入れるのも重要。ここでは、2016年末のコミケに叶姉妹が参加したことをネタにしてみた。

■飼ってるなら出そう
【4】ペットは絶対
ペットネタは紙・デジタル問わず人気。ただし、猫マンガは世に大量に溢れているので、後発で始めるには何かしらのギミックが欲しい。この作品でいえば、「オタクあるある」と「猫」の両方を入れることで、どちらのネタにも振ることができる。

■見やすさ最優先
【5】背景もシンプル
背景はあまり描き込みすぎない。スマホで見ることを考えると、細かく描いても読みづらい。背景を塗る場合は、淡色系が多く使われている。コマに応じて色味を変えることで、心情を表すこともできる。

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