「強さ」から「かっこよさ」へ、実況アナがリングサイドで見た"変化"の潮目

――00年代中盤のプロレス冬の時代から現在に至るまで、実況を務めてきた清野茂樹アナウンサーが、女子のためのプロレスガイド『もえプロ(ハート) 女子のための"萌える"プロレスガイドブック』を刊行した。これほどの女子人気は、いつから起こっていたのか?

僕は2006年からプロレスの実況という仕事を始めたんですが、08年くらいまではつらかったですね。古いファンが一気にいなくなって、新しいファンが入ってくる前だったので、潮が引いて何も残ってない状態だったんです。試合で実況をしてると「今日は会場に清野さんの声が響いてましたね」と言われるような(苦笑)。それが変わってきたのが、2010年くらいからかな?会場に入ると「お客さん入ってるな」と感じる試合がだんだん増えてきました。

よく見たら女性のお客さんが多くて、「そうか、かっこいいレスラーを観にきてるんだ」と気がついたわけです。

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