1000万プレイヤー朝日から風来坊毎日まで 5大紙“ありがち記者”像
――本文でも話を聞いた各紙記者のコメントをもとに、各紙の典型的記者像をご紹介!
■ナベツネ将軍様に絶対服従の一兵卒
よみうり君
座右の書:フーコー『監獄の誕生―監視と処罰』
カノジョ:お茶大卒のフェミ系専業主婦
他社に転職したい度:20%
【読売新聞】
[創刊]1874(明治7)年[販売部数]約960万部(14年上半期の朝刊平均)[売上高]約4300億8700万円(13年3月期の基幹6社)[社員数]4842名(14年4月現在)
朝日と同様、給料はトップクラスだが、上下関係の厳しさが最大の特徴。“ナベツネ将軍”を頂点に政治部を中心としたピラミッド構造になっており、上司には絶対服従。まるで軍隊のようで、若手はいつも走り回って疲労困憊しているという。社会部あたりの出身者は、仕事ができても傘下の関連会社のトップあたりが関の山。「朝日には転職したいが、読売には絶対に行きたくない。読売は同期でも足を引っぱり合うほど競争が激しい。おまけに、社の方針と違うことは絶対に書けません。ウチのほうが自由に取材できる分、よっぽどマシ。いや、給料はうらやましいけど……」(産経記者)
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